悪役令嬢は隣国へ嫁ぐようですよ！？～私は旦那様に愛されてそして生まれるRhapsody～

67.

「ふむ、やはりこの体は見慣れないわね」
と呟くと私は鏡を見てみる。
そこには金髪碧眼の女性が映っていたのだが、それは紛れもなく私自身だった。
ただ、髪の長さが違っておりロングヘアーになっている。
さらに胸のサイズも大きくなっており、ウエストはくびれていた。
それに肌の色艶が良くなっている気がする。
とりあえず着替えを済ませると扉を開けて外に出ることにしたのだが、
そこで私はとんでもない光景を目にしてしまうことになるとは思わなかった。
部屋を出ると廊下があり、目の前には階段があったのだが、そこから降りてくる人物がいたの。
「あら？  貴女誰ですか？」
と相手がそう尋ねてくるので私は何も答えずにその場に立ち尽くしていた。
すると相手は私に対して敵意を向けてくる。
「まさか泥棒さんでしょうか？  だとすると捕まえないといけませんよね」
そう言って彼女は近づいてくると私の手を掴んできた。
「ちょ、ちょっと待ってください。私は泥棒なんかじゃありません」
そう伝えると彼女も納得してくれたのか私を解放する。
「ごめんなさいね。私はバレッド様の妻でして、貴方の旦那様の愛人でもあるんですよ」
そう私は彼女に告げる。
「へぇ、そうなんですか。バレッド様の愛人の方でしたか。私はマリアベル=レアードといいます。
よろしくお願いします」
と彼女が自己紹介をしてきたので私も名乗ることにした。
「私はマリアベルと申します。こちらこそよろしくお願い致します」
そう挨拶をしておく。
そうして私達はお互いに握手を交わす。
それからマリアベル様が私に質問をしてきた。
「ところで、どうして私と同じ名前なのでしょうか？」
そう言われると彼女は笑顔でこう言います。
「ふふっ、貴方は私であって、私は貴方でもあるのよ。覚えておいて頂戴」
「どういう意味なんでしょう？」
そう私が尋ねると彼女は笑いながら答える。
「いずれ分かるようになるわ。それより、私とお茶でもしない？」
そう言われると私は悩みますがどうやって断ろうか考えておりますけれど、
致し方がないのでこう言います。
「マリアベル……貴方とはお茶は致しませんし、もし、するにしても私は愛する夫のバレッド様しかしないし、
誰が見ず知らずの人とそんな事をしないといけないのかしらっ！？」
そう息を荒げながら、彼女の頬に何度も平手打ちし、脛を蹴って、
最後には氷結魔法で凍らせて高笑いしているのです。
私はそのままバレッド様がいるお部屋へと向かっているの。
「バレッド様、私です。マリアベルですよ」
そう伝えてから部屋の中に入るとバレッド様は私の姿を見て嬉しそうな表情を浮かべている。
バレッド様は私に近寄ると私を抱きしめてくれた。
私はバレッド様に抱かれると幸せな気分になっています。
そうしているとバレッド様は私の耳元で囁いてきた。
「なあ、マリアベル。今すぐ君を抱きたいんだ。良いかな？」
「はい、もちろんです」
と私は言うとバレッド様とキスをする。
それから私はバレッド様によって裸体にさせられるとベッドに押し倒された。
「バレッド様、早くして下さい」
そう私が言うとバレッド様は私の中に挿入してくる。
そして、私はバレッド様との情事に夢中になっていた。
しばらくしてバレッド様が私の膣内に射精をすると私は絶頂を迎える。
そうしてバレッド様は私の中からモノを引き抜くと今度は後ろから挿入して私の子宮を突いてくる。
私は快楽に耐えられず、獣のような声で喘いでいた。
そして、再びバレッド様は私の膣内からモノを抜いたかと思うと次は私の口の中に入れてきた。