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「バレッド様、バレッド様。私だけを見ていて下さると約束して下さいますよね」
そう言ったら、バレッドは笑顔になり私の頭を撫でてくれてとても優しい口調になってこう囁いて来ました。
「大丈夫。君は俺の女だ。君のことを大切にしてあげるから安心してくれ」
私はバレッド様のこの言葉で本当に幸せになれたのです。
「俺から離れることは許さん」
そう言って私を軟禁したバレッド様。
最初こそ戸惑ってしまったけど次第に私もバレッド様の事を信じるようになっていったの。
私達の日常は幸せなものだった。
朝はバレッド様が朝食を作ってくれたりして一緒に食べ、
昼になればお散歩をしたり買い物に出かけたりと楽しい毎日を過ごしていた。
そんなある日の事、バレッド様が突然、私の乳房を鷲掴みにして服越しに突起を吸い出す。
「やんっ!   バレッド様、お戯れが過ぎますわよ、私達夫婦なんですから。それにいきなりなんて……
でも、バレッド様の行為はとても情熱的で嬉しい気持ちになってしまいますわ、
だからもっともっとして、私を満たして」
私達は互いに肌を重ねるほどにまで仲を深め合っていたのだけどもバレッド様は一向に私を求めてはくれない。
それが寂しく思えてつい催促するように口にしてしまった。
それなのにバレッド様は私のことを放置し始めた。
どうやら私に興味を示さなくなったようで、私との接吻すらしてこなくなり話しかけても適当に返事をするだけで、
挙句の果てに部屋から出て行く始末。
どうしたと言うのでしょうか?
まさか他の女の所へ行くの?
それとも新しい奴隷を買って来たの?
分からないわ。
ただひとつ言えるのはこのままだとバレッド様の心は完全に私から離れて行くということだった。
だから私は行動を起こすことにしたの。
まずはバレッド様の愛妾たちに私の部屋に来てもらい話し合いの場を設ける。
勿論この場で何を話し合うのかは決まっているわ。
私はバレッド様の愛妾たちを徹底的に潰すことにしているの。
今までの恨みもある。
「貴女たちはどうして私が貴方たちと関わると迷惑するのかしら。
私はバレッド様の妻で夫の所有物。バレッド様の寵愛を受けたのだから、もう私のものでしょ?
私の言うことに素直に従うなら可愛がってあげますわ」
私は彼女達に命令をしてみる。
すると皆嬉しそうな表情を見せて従順になっていく様子を見せるので、思わず笑みがこぼれてしまいますわ。
そう、私がやったのはバレッド様を籠絡するためと愛人たちを排除することですの。
「マリアベル様は相変わらずお綺麗で羨ましいですね」
と、一人が私を見上げながら呟くので私は満面の作り笑いを見せつつ彼女に手を伸ばす。
彼女の髪を軽く撫で回した後、顎を優しく持ちあげた後にキスを交わす。
私の舌が相手の口内に滑り込み蹂躙するようなディープキスを行い続ければ相手も
それに答えて積極的に絡め返してくる。
そうしてからたっぷりと時間をかけてから私は口を離すと名残惜しそうに見上げて来るので、
最後にもう一言添えてから別れを告げる。
「ふふっ♪ 可愛い子猫ちゃんだこと。また遊んで欲しいときは私の所に遊びにきても良いのですよ。
その時にはきっとバレッド様と一緒に愛し合って頂けるでしょうから ふふっ楽しみに待っていますね。
じゃあお元気で」
そう言って私は自分の館へ戻るのでしたが、バレッド様の部屋でバレッド様が自慰をしていたの。
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