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「これって、どういう事なのか説明して貰えるかな」
私は怒りを堪えながらも尋ねた。
だが相手は平然としておりこちらの話など聞く耳持たずで言い放つのだった。
「これはお近づきの印ですよ。あなたは僕にとっての大切な方なので是非とも仲良くなりたいのです。
それとお気に召してもらえたようで光栄ですよ。サイズに関しては予め測らせてもらっていますから」
「そういう意味じゃないんだけど。勝手に人の物を持っていくなんて犯罪だよね」
そう言ってやったのだが、それでも彼は全く動じず、
「僕はあなたの為に行動を起こしたのですよ。それにこうしてきちんと許可も取りましたよ」
と言って懐から一枚の紙を取り出すと私に見せつけてきた。
そこに書かれていた内容を見て唖然となった。
その署名には皇帝陛下の名前があったからだ。
さらに驚くべきことはその隣にバレッド様のお名前があるのを見つけて私は動揺を隠しきれずにいたのだが、
「どうですか。僕の誠意が伝わってきましたか?」
などと尋ねられた。
どう見ても脅迫文にしか見えない。
私が黙り込んでいると、
「それではそろそろ失礼させていただきますね。それでは」
そう言って立ち去っていきやがった。
私はすぐにバレッド様の元に向かうと事情を説明すると彼は怒ってくれて
どうにかしてあの男を捕まえようとするも
既に行方をくらましていて見つけられなかった。
バレッド様の部屋に帰り、私はベッドに腰掛けて考え事をしていた。
まさか料理長がこんなことを起こすとは思ってもいなかった。
「私のせいなんだから責任を取らないといけないよね」
そんなことを思いながらもこれからどうするべきか考えているとバレッド様が入ってきた。
彼は私の横に座る。
私は彼の方を向くと優しくキスをしてあげた。
最初は軽く触れあう程度であったが次第に深くなっていき舌が絡み合っていくと
互いの唾液を交換し合うかのように貪り合い続けるのだった。
そしてお互いに離れると銀色の糸が引かれていく。
すると私は彼に抱き寄せられて押し倒されるような体勢になった。
私は抵抗することも無く身を委ねることにした。
「マリアベル、君は今何をされているのか分かっているのか?
俺は君の事が好きだ、だからこういうことをしたいと考えているんだよ」
そう言われるだけで私の身体は火照ってしまい興奮が高まってきた。
彼の手が乳房に触れると私はビクッと震えてしまうが彼を受け入れていくのであった。
「ふふっ、マリアベル。可愛い反応をするじゃないか。ここが好きなのか?」
私は彼に突起を弄ばれてしまい恥ずかしくて仕方がなかった。
でも彼の攻めは激しくなっていく一方で、ついには両方の乳房を
同時に揉みしだいたりとしてくるものだから私は喘ぎ声を抑えることができなかった。
すると今度は下半身にまで手を伸ばしてきてスカートを捲り上げると下着の中にまで侵入してくると、
そのまま花弁をなぞるようにして触ってくる。
私は恥ずかしくて抵抗しようとしたものの無駄に終わり、されるがままになっていた。
「こんなに濡らしてしまうほど感じているのかね。本当に淫乱な娘だよ君は」
私は反論することもできず、ただひたすらに快楽を受け入れるしか無かったのだった。
そしてついにその時が訪れてしまったのだ。
バレッド様は私のショーツを脱がすと足を大きく開かせてその間に入ってくる。
それから一気に貫かれてしまい、私は大きな声で叫んでしまった。
その後も何度も突かれて、最後は中に出されてしまい、お腹の中が満たされていく感覚を覚えると、
私は意識を失った。
目が覚めると朝になっており隣にはバレッド様が居て抱きしめられていた。
私は怒りを堪えながらも尋ねた。
だが相手は平然としておりこちらの話など聞く耳持たずで言い放つのだった。
「これはお近づきの印ですよ。あなたは僕にとっての大切な方なので是非とも仲良くなりたいのです。
それとお気に召してもらえたようで光栄ですよ。サイズに関しては予め測らせてもらっていますから」
「そういう意味じゃないんだけど。勝手に人の物を持っていくなんて犯罪だよね」
そう言ってやったのだが、それでも彼は全く動じず、
「僕はあなたの為に行動を起こしたのですよ。それにこうしてきちんと許可も取りましたよ」
と言って懐から一枚の紙を取り出すと私に見せつけてきた。
そこに書かれていた内容を見て唖然となった。
その署名には皇帝陛下の名前があったからだ。
さらに驚くべきことはその隣にバレッド様のお名前があるのを見つけて私は動揺を隠しきれずにいたのだが、
「どうですか。僕の誠意が伝わってきましたか?」
などと尋ねられた。
どう見ても脅迫文にしか見えない。
私が黙り込んでいると、
「それではそろそろ失礼させていただきますね。それでは」
そう言って立ち去っていきやがった。
私はすぐにバレッド様の元に向かうと事情を説明すると彼は怒ってくれて
どうにかしてあの男を捕まえようとするも
既に行方をくらましていて見つけられなかった。
バレッド様の部屋に帰り、私はベッドに腰掛けて考え事をしていた。
まさか料理長がこんなことを起こすとは思ってもいなかった。
「私のせいなんだから責任を取らないといけないよね」
そんなことを思いながらもこれからどうするべきか考えているとバレッド様が入ってきた。
彼は私の横に座る。
私は彼の方を向くと優しくキスをしてあげた。
最初は軽く触れあう程度であったが次第に深くなっていき舌が絡み合っていくと
互いの唾液を交換し合うかのように貪り合い続けるのだった。
そしてお互いに離れると銀色の糸が引かれていく。
すると私は彼に抱き寄せられて押し倒されるような体勢になった。
私は抵抗することも無く身を委ねることにした。
「マリアベル、君は今何をされているのか分かっているのか?
俺は君の事が好きだ、だからこういうことをしたいと考えているんだよ」
そう言われるだけで私の身体は火照ってしまい興奮が高まってきた。
彼の手が乳房に触れると私はビクッと震えてしまうが彼を受け入れていくのであった。
「ふふっ、マリアベル。可愛い反応をするじゃないか。ここが好きなのか?」
私は彼に突起を弄ばれてしまい恥ずかしくて仕方がなかった。
でも彼の攻めは激しくなっていく一方で、ついには両方の乳房を
同時に揉みしだいたりとしてくるものだから私は喘ぎ声を抑えることができなかった。
すると今度は下半身にまで手を伸ばしてきてスカートを捲り上げると下着の中にまで侵入してくると、
そのまま花弁をなぞるようにして触ってくる。
私は恥ずかしくて抵抗しようとしたものの無駄に終わり、されるがままになっていた。
「こんなに濡らしてしまうほど感じているのかね。本当に淫乱な娘だよ君は」
私は反論することもできず、ただひたすらに快楽を受け入れるしか無かったのだった。
そしてついにその時が訪れてしまったのだ。
バレッド様は私のショーツを脱がすと足を大きく開かせてその間に入ってくる。
それから一気に貫かれてしまい、私は大きな声で叫んでしまった。
その後も何度も突かれて、最後は中に出されてしまい、お腹の中が満たされていく感覚を覚えると、
私は意識を失った。
目が覚めると朝になっており隣にはバレッド様が居て抱きしめられていた。
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