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「あらありがとうございます。あなたが選んだものだもの当然ですわ。
それにしても今日はお早いお目覚めですわね」
「たまにはこういうこともあるさ。ところでマリアベル、今朝は何を食べようか」
「パンと卵焼きがあれば大丈夫ですよ、それとサラダもあると嬉しいですね、
では朝食を取りに行きましょうか。あっ、お弁当は用意してありますので
持っていくのは水筒で十分でございます、
お酒を飲む場合はグラスをお持ち下さいまし」
こうして二人で手を繋いで食堂まで向かったのでした。
ちなみに私は今現在妊娠中で、お腹の中には新しい命が宿っている。
それというのも私達の間に子供ができたからだ。
あの後妊娠が発覚して私達二人は正式に結婚することになり今に至る。
「バレッド様、本日はどうなさるのですか?」
「ああ今日は、特に予定は無いな、城内でゆっくりしようと思っているよ。
お前と二人きりで過ごしたいしな、お前さえよければだが?」
「まあそんな風に言われまして、嫌と言えるわけがありませんのに。
分かりました、一緒に過ごさせていただきます。
ただくれぐれもこの子のことを考えて無理はさせないでくださいませ。まだ安定期ではありませんので。
さあ行きますよ、早く支度をして下さらないと困ってしまいますよ、バレッド様」
と、
「ああ待ってくれ、急かすと危ないから。よしこれで完璧だろう。では行こうか」
バレッド様と二人きりの休日を楽しむことにしました。
まずは城下町へ出掛けることにしたのです。
街中を歩いていると様々な人がいて賑わっています。
バレッド様と一緒に歩いておりますと多くの女性が振り返って見つめてきます。
そのせいかバレッド様はあまりいい気がしないようでしたが、私は構わず歩き続けて行くと、
いつの頃からか周りが静かになり始めていくのです――一体どうしてでしょう?
「マリアベル、君はどうしてこう人目を引くのかね。俺は不安で仕方がないのだ」
そんなことを言われると少し戸惑ってしまうのですが、
そんなことを言いながらも彼の目は私を愛していると物語っているようで、
私としては嬉しかったりするからつい笑ってしまったりした。
そんなこんなで、買い物を終えてからお城に戻ると昼食を取ることになりました。
私が作ることになっていたので厨房で準備をしていると、
「おい、俺が手伝ってやるから」
と横から現れて料理を手伝ってくれた。
そうして出来上がったものが、鶏の唐揚げと野菜スープと、デザートにはフルーツゼリーを作ってみた。
バレッド様は美味しいと言って食べており、私としても作り甲斐があるというものである。
午後は、読書したり、お茶を飲み合ったりとまったりと過ごしたが夕方頃になると外は真っ暗になっていて、
私は彼に夜ご飯を作るため調理を始めた――はずだった。
ところがどういう訳か私はベッドの上で服を剥ぎ取られてしまっていた。
バレッド様の目の前には裸体になった状態でいるのだ。
恥ずかしくて仕方がない。
でも不思議と抵抗できなかった。
「君が悪いんだよ。そんなに可愛い顔をするからいけないんだ。もう我慢できない」
彼は私を押し倒してくると激しくキスをしてきた。
それだけで頭がぼうっとしてしまい何も考えられなくなってしまうのである。
それから彼は私の乳房や花弁を弄り回していくので、私も彼のものを優しく扱いた。
やがて彼が果てそうになった時に私は彼のモノを口に含んで奉仕を始める。
するとすぐに反応があり彼の欲望を吐き出された。
「うふっ、凄くたくさん出ていますわね。満足していただけましたか?
次は私の中に出してくださいね」
そう言うと彼のモノにしゃぶりつき綺麗にする。
すると彼が興奮してきたのか大きくなったので私は彼を喜ばせるべく頑張った。
やがて口の中で出すと言うので、私は出されたものを全部飲み込んだ。
その後彼の白濁液で汚された身体を清めている最中に再び盛り上がってきたのか
今度は私の中へと挿入し激しいピストン運動を行いながら奥を突いていく。
そして彼が限界を迎えたところで、私は彼に抱き着いた状態で絶頂を迎えた。
それにしても今日はお早いお目覚めですわね」
「たまにはこういうこともあるさ。ところでマリアベル、今朝は何を食べようか」
「パンと卵焼きがあれば大丈夫ですよ、それとサラダもあると嬉しいですね、
では朝食を取りに行きましょうか。あっ、お弁当は用意してありますので
持っていくのは水筒で十分でございます、
お酒を飲む場合はグラスをお持ち下さいまし」
こうして二人で手を繋いで食堂まで向かったのでした。
ちなみに私は今現在妊娠中で、お腹の中には新しい命が宿っている。
それというのも私達の間に子供ができたからだ。
あの後妊娠が発覚して私達二人は正式に結婚することになり今に至る。
「バレッド様、本日はどうなさるのですか?」
「ああ今日は、特に予定は無いな、城内でゆっくりしようと思っているよ。
お前と二人きりで過ごしたいしな、お前さえよければだが?」
「まあそんな風に言われまして、嫌と言えるわけがありませんのに。
分かりました、一緒に過ごさせていただきます。
ただくれぐれもこの子のことを考えて無理はさせないでくださいませ。まだ安定期ではありませんので。
さあ行きますよ、早く支度をして下さらないと困ってしまいますよ、バレッド様」
と、
「ああ待ってくれ、急かすと危ないから。よしこれで完璧だろう。では行こうか」
バレッド様と二人きりの休日を楽しむことにしました。
まずは城下町へ出掛けることにしたのです。
街中を歩いていると様々な人がいて賑わっています。
バレッド様と一緒に歩いておりますと多くの女性が振り返って見つめてきます。
そのせいかバレッド様はあまりいい気がしないようでしたが、私は構わず歩き続けて行くと、
いつの頃からか周りが静かになり始めていくのです――一体どうしてでしょう?
「マリアベル、君はどうしてこう人目を引くのかね。俺は不安で仕方がないのだ」
そんなことを言われると少し戸惑ってしまうのですが、
そんなことを言いながらも彼の目は私を愛していると物語っているようで、
私としては嬉しかったりするからつい笑ってしまったりした。
そんなこんなで、買い物を終えてからお城に戻ると昼食を取ることになりました。
私が作ることになっていたので厨房で準備をしていると、
「おい、俺が手伝ってやるから」
と横から現れて料理を手伝ってくれた。
そうして出来上がったものが、鶏の唐揚げと野菜スープと、デザートにはフルーツゼリーを作ってみた。
バレッド様は美味しいと言って食べており、私としても作り甲斐があるというものである。
午後は、読書したり、お茶を飲み合ったりとまったりと過ごしたが夕方頃になると外は真っ暗になっていて、
私は彼に夜ご飯を作るため調理を始めた――はずだった。
ところがどういう訳か私はベッドの上で服を剥ぎ取られてしまっていた。
バレッド様の目の前には裸体になった状態でいるのだ。
恥ずかしくて仕方がない。
でも不思議と抵抗できなかった。
「君が悪いんだよ。そんなに可愛い顔をするからいけないんだ。もう我慢できない」
彼は私を押し倒してくると激しくキスをしてきた。
それだけで頭がぼうっとしてしまい何も考えられなくなってしまうのである。
それから彼は私の乳房や花弁を弄り回していくので、私も彼のものを優しく扱いた。
やがて彼が果てそうになった時に私は彼のモノを口に含んで奉仕を始める。
するとすぐに反応があり彼の欲望を吐き出された。
「うふっ、凄くたくさん出ていますわね。満足していただけましたか?
次は私の中に出してくださいね」
そう言うと彼のモノにしゃぶりつき綺麗にする。
すると彼が興奮してきたのか大きくなったので私は彼を喜ばせるべく頑張った。
やがて口の中で出すと言うので、私は出されたものを全部飲み込んだ。
その後彼の白濁液で汚された身体を清めている最中に再び盛り上がってきたのか
今度は私の中へと挿入し激しいピストン運動を行いながら奥を突いていく。
そして彼が限界を迎えたところで、私は彼に抱き着いた状態で絶頂を迎えた。
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