悪役令嬢は隣国へ嫁ぐようですよ!?~私は旦那様に愛されてそして生まれるRhapsody~

一ノ瀬 彩音

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「まだいけるか?」
彼は私の耳元で囁きました。
私は恥ずかしながらも小さくうなずくのでした。
そしてまた激しく攻められて私は何度目かもわからない絶頂を迎えさせられて気を失ってしまいました。
「これでもう大丈夫だな」
意識を取り戻した私は裸体のまま抱き抱えられていたのです。
私は彼の顔を見つめたあとそっと目を閉じると優しく抱きしめ返しました。
「ああっ!」
私はビクンと体を震わせながら潮を吹きました。
彼は嬉しそうに笑います。
そして膣内にあったモノが大きくなった気がしました。
ああ、来る、来ちゃいます、彼の濃厚白濁液が注がれます。
そう思った瞬間、熱い白濁液が流れ込みました。
私と彼は同時に達し、お互いを抱き合い、しばらく余韻に浸るのでした。
やがて、彼は起き上がるとそれを引き抜くのです。
大量の精を飲み込んでいた私はぽっかりと開いたそこから、淫靡な音を立てて零れるそれを眺めていました。
すると突然視界が真っ暗になりました。
彼がキスをしてくれたのです。
そして、私たちは互いに舌を差し出して絡み合わせ、唾液を交換しあいました。
「君が好きなんだ」
彼は私をギュッと力強く抱きしめました。
「はい、私も大好きですよ」
私も彼の背中に手を回し、力を込めて抱きしめました。
そして、もう一度深い長い大人のキスを交わしたのです。
しばらくしてから、お互いに身体を名残惜しげに引き剥がすと私は彼をまっすぐに見据えながら告げました。
「あなたのことがずっと好きでした」
すると彼はとても嬉しそうな顔をすると勢い良く私に覆い被さると荒々しく乳房を揉みしだいてきました。
私は快感に耐えきれずに、つい甘い吐息を出してしまいました。
「嬉しいぞ」
彼はさらに私を求めはじめ、乳房だけではなく花弁にも手を伸ばして陰核を刺激するのです。
そして彼は我慢できなくなったのか、とうとう服に手をかけ、私もまた彼を受け入れたいと下着姿になりました。
彼は私の乳房と尻を同時に撫でまわしてきます。
それだけでも私は敏感に反応してしまいました。
「君の乳房、すごく綺麗だし柔らかくて、触っていて心地が良いんだよね。
形も素晴らしい。最高級の絹織物のように美しい肌をしているんだから。
この突起を吸えば母性が刺激されてより一層愛情が高まると思うんだけど試しても?」
彼はいきなり乳房の先端に吸い付いてきたのです。
思わず感じてしまい声を上げてしまいそうになるけれど必死に抑えこみました。
けれど私は耐え切れずに声を漏らしてしまうのでした。
彼は私の両乳房に吸い付きながら私の花弁に指を入れてかき混ぜてきました。
私はあまりの衝撃に声を上げて悶絶してしまうのと同時に、
「ふぅ、いっぱい出たよ。美味しかった。じゃあそろそろいただこうかな?」
と言うと私の中に入ってきて一気に突き上げました。
最初は激痛だったものの徐々に痛みが引いて行って私はいつしか喘ぐようになっていたのでした。
彼が一際強く打ち付けた時、私は達したのか全身が震えて頭からつま先にかけて
痺れたようになって動けなくなってしまったのを今でも覚えております。
その後は彼に促されるままにキスをしたり乳房をしゃぶってもらったりしました。
私の花弁から蜜が溢れるのを手ですくった彼はそのまま、
「すごい、トロけているね。もっと欲しくて疼いているのだろう?
欲しいものはちゃんと口に出さないとだめだよ、ほーれ」
と言いつつ私の乳房の膨らみの蕾に吸い付くのです。
私はすっかり蕩けてしまっており、彼に身を委ねて、されるがままになるのでした。
それから暫くしてから、
「どうしてほしいんだね?  きちんとお願いすればなんでも叶えてあげるからね」
そう意地悪な事を言ってくるので、
「どうか、私のここにバレッド様のをくださいませ、お情けを下さりありがとうございます、幸せですわ」
「君は素直だねぇ、ではいただくとしようか、覚悟したまえよ?  たっぷりと注ぎ込んであげよう、
感謝するといいよっ!」
といって、中にどくんどくんと流し込んでくれたのでした。
「マリアベル、まだまだ終わりじゃないからなっ!」
「んあ、はいっ」
そう答えたものの、もうすでに限界を超えてしまっおり、体力的にも精神的にもつらい状況なのですが……。
「まあ待て、もう少しで出すところだから」
というなりバレッド様は私の両足を持ち上げて挿入を始めた。
もはや抵抗すらできないのか私はそれを受け入れるしかなく、
しかも私は既に数え切れないほどの回数を達してしまっているため半ば放心状態でされるままになっているの。
「はあ、出るっ!」
そう言うと彼は更に奥へと押し進めてきてそこで欲望を爆発させたのでした。
その途端、体内に何か温かいものが広がるのを感じ取った私はついにそのまま意識を失ったのでした。
目が覚めるとバレッド様の顔が目の前にありました。
どうやら膝枕されているようで、私が起き上がろうとすると彼は制止して
そのまま寝ていていいと言ってくださるので
その言葉に甘えてそのままの姿勢を保ちます。
「起きたか、気分はどうだ?  昨日はすまなかった、やりすぎたと思って反省しているよ。
これからは毎日少しずつやっていこう、もちろん俺とお前と二人きりのときは今まで通りにしよう。
だが人目のあるところでは夫らしく振舞おうじゃないか。さしあたって、呼び方を変えてみるというのはどうだ?
そうだな、ダーリンとかはどうだ?」
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