悪役令嬢は俺様王子に溺愛されて困ってます!

一ノ瀬 彩音

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そこで私はビックリしたついでにシュバリアに抱きついて、そのまま厭らしい行為をする事となる。
シュバリアの赤ちゃんを産んだ直後にシュバリアとエメアリアは激しく求め合っています。
しかし、シュバリアはエメアリアが疲れているのではないかと思い、行為を止めようとします。
エメアリアの方はシュバリアが止めようとしたことに怒りを覚えてしまいました。
エメアリアはシュバリアの身体を抱き寄せて耳元に顔を寄せて囁き始めました。
「シュバリア……お願いだから、やめないで欲しいな。
今日はあなたと私の子供が生まれたばかりなんだから、もう少しだけあなたの愛情が欲しいな」
「エメアリア、君は体力がもう限界のはずだ。
これ以上続けたら君の身体が壊れてしまう」
「そんな事無いよ。まだ私、あなたとしたいの。
あなたとの愛がもっと欲しくて堪らないのよ」
「そう言ってくれるのは俺様としても嬉しいが、無理はしないでくれ」
シュバリアはそう言いながらも私の事を優しく抱きしめて頭を撫でてくれました。
私はシュバリアに抱かれていると幸せな気分になってきました。
本当は彼ともっとしたいと思っていました。
でも、彼の言う通り私の身体は思った以上に疲弊しているみたいでした。
行為の途中で私の意識が遠くなっていくのを感じました。
シュバリアが私のことを気遣ってくれて行為を止めるように言ってくれたおかげで、
何とか理性を保つことが出来ました。このままでは危なかったかもしれません。
シュバリアは優しい人で私のことを大切に想っていてくれているのがよくわかります。
それなのに、私がこんなにも弱々しくなってしまっているから気を使ってくれたんだと思います。
シュバリアの子供を産んでからというもの私自身の体調がおかしいです。
最初は薬の影響かと思いましたが、どうもそれとは少し違うような気がしてなりませんでした。
シュバリアが私のことを心配していたので、 私はまだ足りないと言い張って彼を求めていきます。
彼は私のことが大切なのか止めるどころか更に深く抱き締めてくれました。
彼は私をベッドの上で仰向けに寝かせてくれました。
そしてシュバリアは私を上にして跨る体勢を取るとゆっくりと腰を下ろしていきます。
「エメアリア、今度こそ君が満足するまで付き合うつもりだ」
「シュバリア、ありがとうございます。
貴方が大好きです」
シュバリアは私の返事を聞くと嬉しかったのか微笑むと、ゆっくりと腰を動かしていきます。
私はシュバリアに抱きつきながら彼の動きに合わせて腰を上下に動かしていきます。
「んんっ!  ああっ!  シュバリアぁぁぁ!  しゅばりぁぁぁ!  はぁぁぁぁんんっ!!」
「エメアリア!  エメリアぁぁぁぁぁ!!」
お互いに名前を叫びながら何度もキスをして舌を絡め合わせます。
それだけのことでも気持ちよくなってしまいます。
「シュバリア……しゅば……り……あん……ぁぁぁ!!
私もう……イキそう……イッちゃい……そう……ううぅ……ああぁぁぁぁ!!!」
シュバリアは私の絶頂が近い事が分かると、私の首筋に強く噛み付いてきた。
その痛みが気持ち良く感じてしまい、私の中の何かが弾け飛んでしまう。
「ああぁぁぁぁぁーーーーーーッ!」
私はそのまま果ててしまい、シュバリアの男性自身を強く締め付けてしまい、
シュバリアもそのまま私の中に大量の白い液を流し込んできた。
私はそのまま力尽きてしまい、シュバリアの身体に倒れ込んでしまいました。
そのまま私のことを抱き留めて優しく抱きしめてくれた。
「シュバリァア……」
私は彼の名前を呼びながら彼の乳房板に頬を擦り寄せると、
彼は私のことを見て笑みを浮かべながら頭を撫でてくれる。
「エメアリア、大丈夫か?」
私はシュバリアに抱きついたまま首を縦に振ると、
シュバリアも安心したのか笑顔になる。
「そうか、よかった。それと、これからもよろしく頼むな」
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
私はシュバリアの腕の中で眠りにつくのであった。
翌朝目を覚ました私が見たのは私の乳房に頭を乗せてスヤスヤ眠っているシュバリアの姿でした。
何時の間にこんな状況になってしまったのでしょうね。
昨日は私達が結ばれるのが遅かったから朝までぐったりとしてましたけど、
その後は二人でシャワーを浴びてから服を着替えた覚えはあります。
その後の記憶がありませんが、シュバリアがこうして私の乳房枕をしていたということは、
私が彼にしてあげていたということでしょうか。
(ふあ~眠いわね……そういえばこの前買ったアレを使う機会が無かったわね。
確か、ここにあったはずなんだけど……あら?)
……ありました! これは……そう、これを使えば…………あは、楽しみが増えたわね。
早速使ってみることにする。私はシュバリアに気付かれない様にこっそりと本を開いて呪文を唱えていく。
シュバリアが私の乳房に吸い付いている間に終わるといいんですが。
さて、シュバリアは起きないようにしておきますか。
シュバリアの目が覚めたようですね。
私の方に近寄ってきて私の隣に座り込むと私のことを見つめてきます。
シュバリアの視線に気づいた私は彼のことを抱き上げて膝の上に乗せてあげた。
するとシュバリアが私の乳房に顔を押し付けてくるので、 私は彼を抱きしめてゆっくりと頭を撫でていきます。
彼の髪はとても柔らかく触り心地が良いのでよく私はこうやって髪を手入れをしています。
彼の方も私の乳房に夢中になっているようでした。そんな彼にそっと声を掛けると乳房から離れていったのですが、どうやらはなれたくないようですね。なので、今度は私を抱きしめるような形で乳房に顔を埋めています。
その様子を見ていて、私の息子はすっかりと元気になってしまいました。
どうしたものかしらと悩んでいる内に、息子がシュバリアを押し退けてしまいました。
シュバリアは驚いて離れるのですが、シュバリアは気にせずそのまま私と口づけを交わし始める。
私達はお互いを貪るように唇を離さずに堪能し続けていった。
やがて、長い接吻を終えた私と彼女は互いに名残惜しげに見つめ合い それからは彼女が私の後ろに回り込んだことで、再び彼女を受け入れる形となっていますから受け入れやすくなり、
彼女の熱い吐息が耳に吹きかかってきてとてもゾクゾクリしてしまい、
また彼女に溺れたいと思ってしまいます。
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