悪役令嬢は俺様王子に溺愛されて困ってます!

一ノ瀬 彩音

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エメアリアにしてもシュバリアにしても警戒しつつ、森の奥まで行くとそこには綺麗な湖があるのですが
その湖で水浴びが出来そうなのでエメアリアはシュバリアと共に水浴びする事とする。
もちろん、エメアリアは自分の裸体を隠すこともないのでそのままで、
シュバリアも隠そうとしません。
2人は湖畔に横になると、シュバリアは裸体のエメアリアを後ろから抱きしめる。
2人はお互いに裸体のまま寄り添って体温を感じあう。
そして、2人は何も言葉を発することもなくそのまま眠りにつくのでした。
2人が起きてから昼食を取って2人は街中へ戻ることにします。
道中ではやはりというかナンパされる事となり、エメアリアはその都度撃退するのだが、
あまりのしつこさにシュバリアはついに我慢できなくなってしまったようです。
そうしてたどり着いた先はバルクス商会でした。
店の中では従業員がせわしなく働いている最中のようで、
「何かあったのでしょうか?」
エメアリアは不思議そうな表情を浮かべる。すると店の奥から一人の男性が現れた。
エメアリアはその男性に見覚えがあった。そう、バルクスだった。
バルクスはエメアリアに気付くと駆け寄ってきた。
「お久しぶりです、エメアリア」
「ええ、そうね」
エメアリアの言葉を聞いてシュバリアは困惑していた。
(知り合いだったんですね)
「ところで、何かあったのかしら?」
「はい、実は……」
「まさか、あなた……」
「申し訳ありません。私の力不足で……
「そう……」
「おや、その方は……もしやエメアリアの」
「ええ、シュバリアよ」
「それはご結婚されたということですか」
そう祝福されると二人は店から出てくるとそのまま
住処まで戻ると寝室へ行ってまた愛し合うことにしていて、
エメアリアは一糸纏わずな姿で四つん這いになっているのです。
「シュバリア、お尻の穴を犯して頂戴!?」
「はい!」
そう答えるシュバリアはエメアリアのお尻に自分のモノを入れると腰を動かしていく。
そうしながらもシュバリアは後ろを振り返っていた。
そこには同じく裸体なまま四つん這いとなっているエメアリアがいるのです。
「どうぞ、もっと奥まで犯してください」
「分かりました!」
シュバリアはさらに強く激しく動くことで快感を味わいながら、
2人の痴態をじっと見続ける。
そうしていくうちに、2人の体は限界を迎えて絶頂を迎えた。
「エメアリア!!」
「ああっ!」
シュバリアは勢いよく自分のものをエメアリアの中に出すと同時に、
エメアリアの潮が吹き出した。
そのままエメアリアとシュバリアは重なり合いながら倒れていく。
「まだよ、もっとお尻を犯して下さい、シュバリア」
エメアリアが息を整えて、シュバリアにお願いするがシュバリアの方ももう限界だった。
「すいません。僕はここまでみたいです。少し休憩を……」
シュバリアはそれだけ言うと眠りに落ちてしまう。
エメアリアのほうはまだ体力が残っているのでシュバリアのを抜くと、
再びシュバリアをうつ伏せにして、今度は口で愛し始める。
そうしてシュバリアも3度ほど精を吐き出すと満足してベッドへ横になっていく。
シュバリアが目覚めた時、部屋の中にはエメアリアの姿はなかった。
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