226 / 236
226.
しおりを挟む
すると父は俺にこう言ってくれたのだ。
「勿論だとも、この父に任せておけ!」
そう言って胸を張る父を見て安堵する俺なのだ。
次の瞬間、魔王クロードの身体が光り出し魔力が強いオーラとなり放出されて行く。
「さすがは父さんだ」
そんな俺は、こんな状態でも、父さんへの感謝を忘れない。
何故なら、父さんの力は魔王に相応しいほどの強力なものでもあったからだ。
だが、今の状態では勝ち目がない事は明白である。
「こいつは何者なんだ」
「首に噛まれている息子にそう言う質問をするか?」
「お前には、勇者のホーリーヒールが発動していて、治癒し続けているだろう」
「だから、この娘を倒せと言っているのだ」
そこまで言って、ようやく俺の言いたい事が伝わったらしい。
そして俺は続けざまにこう告げるのだった。
ルミエールが笑顔でこちらに手を振っているのが見えたので俺も手を振り返すことにしたのだが、
それと同時に嫌な予感がしたので周囲を見回してみると案の定、そこに広がる光景は想像を絶するものだった
―地上から地下へと続く洞窟には無数の横穴がありそこに入ると大きな空洞へと繋がっていたのである。
そしてそこから聞こえてくる音を聞いたとき、俺は直感的に嫌な予感を感じ取っていた。
それは、これまで感じたことのないような恐怖心だったと記憶している。
そして目の前には多数のコボルト達の姿があったのだ。
(そうか……こいつらが騒ぎの原因だったのか)
そう思った瞬間、俺の中で何かが弾けたような音がしたような気がした。
だがそれでもまだ理性を保っていることができていたようだ。
だからなのかはわからないが、冷静に対処することができたのだと思う―彼らがこの洞窟に住み着いた理由はわからないものの、
それがどれだけ危険なことなのかはすぐに理解できたため何とかしなければと考えたのだが、
俺の力だけではどうにもできないのも事実だったのだ。
だからこそ仲間の力を借りようと考えたわけだが、
残念なことに、ここには誰も居なかったのだ。
いや、一人だけ居たか?
確かあの小娘が居たはずだと思い当たった俺は、
急いでそちらに向かったんだ。
ところがその時にはもう手遅れだったようだということを、
知ったとき、俺は自分の無力さを痛感させられることになるとは思ってもいなかった。
それにしても困ったことになったものだ。
まさかこんなことが起きるだなんて誰が予測できたであろうか、少なくとも俺にはできっこないことだったぜ。
何せ、あんな可愛い女の子と一緒に旅ができるなんて、
夢みたいな話だからな。
そりゃ嬉しくないわけがないだろ?
それに何よりもあの子が俺のことを慕ってくれているって
ことがわかっただけでも十分嬉しかったしな。
まぁそれはそれとして、これからどうするかを考える必要があるんだが、
まずはここがどこなのかを把握するところから始める。
そう、思うわけだ。
そんなわけで、俺たちは森の中を歩いていたんだけれど、
これがまた結構大変だったんだよな。
何しろ道が分からないわけだしさ、
おまけに地図もないしで散々な目に遭ったんだぜ。
だけどそれでも何とかやってこれたのは、
幸運だったのかもしれないなって思うわけなんだが、
やっぱり現実ってのはそう甘くはないよな。
まぁ仕方ないんだけどさ。
そんなこんなで歩き続けること数時間後、
ついに目的地が見えてきたようでホッとしたのも束の間、
今度は門番らしき奴がいることに気がついたんだ。
そいつは俺たちの姿を見つけるなり声をかけてきたかと
思えばいきなり襲いかかってきたのである!
「くっ!? 何なんだよ一体!?」
突然の事態に動揺しつつも必死に応戦するも相手の方が
一枚上手のようで全く歯が立たない状況に陥ってしまう。
このままではマズいと思ったその時、突然現れた人影が俺達の間に割って入り敵の攻撃を防いでくれたではないか。
その人物とは何と……。
突然の出来事に唖然としていると、その人はこちらを
振り返りこう言った。
「大丈夫かい?」
その言葉に我に返った俺は返事をする代わりに頷くと
彼は安心したような表情を見せた後で再び敵の方に
向き直り剣を構えた。
その姿を見ていた俺は思わず見惚れてしまっていた。
だってしょうがないじゃん!
相手はどう見ても人間じゃないし明らかにヤバい奴だしさ。
「さぁかかってこい! お前なんか怖くないぞ!」
と強がっているけど内心ビビっていたりするわけでして……
情けないとは思うんだけど怖いものは怖いんだから
仕方がないじゃないか! そんなことを考えているうちに
敵は攻撃してきたらしく、鋭い爪を振りかざしてきた。
それをギリギリのところで躱すことが出来たんだけど、
その後も連続で攻撃を仕掛けてくるので避けるだけで
精一杯だった。しかしそれも長くは続かず遂に追い詰めら
れてしまった俺は覚悟を決めて反撃に転じることにしたんだ。
その結果、どうにか倒すことは出来たんだけど、
その直後に意識を失ってしまったようだった。
次に目を覚ました時にはベッドの上だったので
一瞬何が起こったのか分からなかったんだけど、すぐに思い出したので納得がいったんだ。
「勿論だとも、この父に任せておけ!」
そう言って胸を張る父を見て安堵する俺なのだ。
次の瞬間、魔王クロードの身体が光り出し魔力が強いオーラとなり放出されて行く。
「さすがは父さんだ」
そんな俺は、こんな状態でも、父さんへの感謝を忘れない。
何故なら、父さんの力は魔王に相応しいほどの強力なものでもあったからだ。
だが、今の状態では勝ち目がない事は明白である。
「こいつは何者なんだ」
「首に噛まれている息子にそう言う質問をするか?」
「お前には、勇者のホーリーヒールが発動していて、治癒し続けているだろう」
「だから、この娘を倒せと言っているのだ」
そこまで言って、ようやく俺の言いたい事が伝わったらしい。
そして俺は続けざまにこう告げるのだった。
ルミエールが笑顔でこちらに手を振っているのが見えたので俺も手を振り返すことにしたのだが、
それと同時に嫌な予感がしたので周囲を見回してみると案の定、そこに広がる光景は想像を絶するものだった
―地上から地下へと続く洞窟には無数の横穴がありそこに入ると大きな空洞へと繋がっていたのである。
そしてそこから聞こえてくる音を聞いたとき、俺は直感的に嫌な予感を感じ取っていた。
それは、これまで感じたことのないような恐怖心だったと記憶している。
そして目の前には多数のコボルト達の姿があったのだ。
(そうか……こいつらが騒ぎの原因だったのか)
そう思った瞬間、俺の中で何かが弾けたような音がしたような気がした。
だがそれでもまだ理性を保っていることができていたようだ。
だからなのかはわからないが、冷静に対処することができたのだと思う―彼らがこの洞窟に住み着いた理由はわからないものの、
それがどれだけ危険なことなのかはすぐに理解できたため何とかしなければと考えたのだが、
俺の力だけではどうにもできないのも事実だったのだ。
だからこそ仲間の力を借りようと考えたわけだが、
残念なことに、ここには誰も居なかったのだ。
いや、一人だけ居たか?
確かあの小娘が居たはずだと思い当たった俺は、
急いでそちらに向かったんだ。
ところがその時にはもう手遅れだったようだということを、
知ったとき、俺は自分の無力さを痛感させられることになるとは思ってもいなかった。
それにしても困ったことになったものだ。
まさかこんなことが起きるだなんて誰が予測できたであろうか、少なくとも俺にはできっこないことだったぜ。
何せ、あんな可愛い女の子と一緒に旅ができるなんて、
夢みたいな話だからな。
そりゃ嬉しくないわけがないだろ?
それに何よりもあの子が俺のことを慕ってくれているって
ことがわかっただけでも十分嬉しかったしな。
まぁそれはそれとして、これからどうするかを考える必要があるんだが、
まずはここがどこなのかを把握するところから始める。
そう、思うわけだ。
そんなわけで、俺たちは森の中を歩いていたんだけれど、
これがまた結構大変だったんだよな。
何しろ道が分からないわけだしさ、
おまけに地図もないしで散々な目に遭ったんだぜ。
だけどそれでも何とかやってこれたのは、
幸運だったのかもしれないなって思うわけなんだが、
やっぱり現実ってのはそう甘くはないよな。
まぁ仕方ないんだけどさ。
そんなこんなで歩き続けること数時間後、
ついに目的地が見えてきたようでホッとしたのも束の間、
今度は門番らしき奴がいることに気がついたんだ。
そいつは俺たちの姿を見つけるなり声をかけてきたかと
思えばいきなり襲いかかってきたのである!
「くっ!? 何なんだよ一体!?」
突然の事態に動揺しつつも必死に応戦するも相手の方が
一枚上手のようで全く歯が立たない状況に陥ってしまう。
このままではマズいと思ったその時、突然現れた人影が俺達の間に割って入り敵の攻撃を防いでくれたではないか。
その人物とは何と……。
突然の出来事に唖然としていると、その人はこちらを
振り返りこう言った。
「大丈夫かい?」
その言葉に我に返った俺は返事をする代わりに頷くと
彼は安心したような表情を見せた後で再び敵の方に
向き直り剣を構えた。
その姿を見ていた俺は思わず見惚れてしまっていた。
だってしょうがないじゃん!
相手はどう見ても人間じゃないし明らかにヤバい奴だしさ。
「さぁかかってこい! お前なんか怖くないぞ!」
と強がっているけど内心ビビっていたりするわけでして……
情けないとは思うんだけど怖いものは怖いんだから
仕方がないじゃないか! そんなことを考えているうちに
敵は攻撃してきたらしく、鋭い爪を振りかざしてきた。
それをギリギリのところで躱すことが出来たんだけど、
その後も連続で攻撃を仕掛けてくるので避けるだけで
精一杯だった。しかしそれも長くは続かず遂に追い詰めら
れてしまった俺は覚悟を決めて反撃に転じることにしたんだ。
その結果、どうにか倒すことは出来たんだけど、
その直後に意識を失ってしまったようだった。
次に目を覚ました時にはベッドの上だったので
一瞬何が起こったのか分からなかったんだけど、すぐに思い出したので納得がいったんだ。
0
お気に入りに追加
127
あなたにおすすめの小説
俺の召喚獣だけレベルアップする
摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話
主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った
しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった
それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する
そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった
この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉
神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく……
※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!!
内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません?
https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります
まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!
無能スキルと言われ追放されたが実は防御無視の最強スキルだった
さくらはい
ファンタジー
主人公の不動颯太は勇者としてクラスメイト達と共に異世界に召喚された。だが、【アスポート】という使えないスキルを獲得してしまったばかりに、一人だけ城を追放されてしまった。この【アスポート】は対象物を1mだけ瞬間移動させるという単純な効果を持つが、実はどんな物質でも一撃で破壊できる攻撃特化超火力スキルだったのだ――
【不定期更新】
1話あたり2000~3000文字くらいで短めです。
性的な表現はありませんが、ややグロテスクな表現や過激な思想が含まれます。
良ければ感想ください。誤字脱字誤用報告も歓迎です。
勇者パーティー追放された解呪師、お迎えの死神少女とうっかりキスして最強の力に覚醒!? この力で10年前、僕のすべてを奪った犯人へ復讐します。
カズマ・ユキヒロ
ファンタジー
解呪師マモル・フジタニは追放された。
伝説の武器の封印を解いたあとで、勇者パーティーに裏切られて。
深い傷と毒で、死を待つばかりとなったマモル。
しかし。
お迎えにきた死神少女との『うっかりキス』が、マモルを変えた。
伝説の武器の封印を解いたとき、体内に取り込んでいた『いにしえの勇者パーティー』の力。
その無敵の力が異種族異性とのキスで覚醒、最強となったのだ。
一方で。
愚かな勇者たちは、魔王に呪いを受けてしまう。
死へのタイムリミットまでは、あと72時間。
マモル追放をなげいても、もう遅かった。
マモルは、手にした最強の『力』を使い。
人助けや、死神助けをしながら。
10年前、己のすべてを奪った犯人への復讐を目指す。
これは、過去の復讐に燃える男が。
死神少女とともに、失ったはずの幼なじみや妹を取り戻しながら。
結果的に世界を救ってしまう、そんな物語。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
器用さんと頑張り屋さんは異世界へ 〜魔剣の正しい作り方〜
白銀六花
ファンタジー
理科室に描かれた魔法陣。
光を放つ床に目を瞑る器用さんと頑張り屋さん。
目を開いてみればそこは異世界だった!
魔法のある世界で赤ちゃん並みの魔力を持つ二人は武器を作る。
あれ?武器作りって楽しいんじゃない?
武器を作って素手で戦う器用さんと、武器を振るって無双する頑張り屋さんの異世界生活。
なろうでも掲載中です。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる