21 / 236
21.
しおりを挟む
「ここまでだな」
その言葉を聞くと悔しくて涙が出そうになる。
(ちくしょう、こんなところで負けてたまるか!)
そう思いながら立ち上がると再び斬りかかった。
その後も何度も攻撃を仕掛けるがその度に返り討ちにあってしまう。
それでも諦めずに攻撃を繰り返す。
その様子を見ていたアリアが呟く。
「凄いですね、彼、もう、10回は負けているのに、未だに心が折れていない」
その呟きを聞いてルーティアが笑う。
「当たり前だ、あれは、私の自慢の息子だからな」
そう言うとアリアの方を向くと言った。
「それで、どうだった? 息子の力は」
その問いにアリアは答えた。
「そうですね、流石は、ルーティア様のお子様だけあって素晴らしい才能をお持ちだと思います」
その答えを聞いて満足そうに頷くルーティアだったが、ふと思い出したように言った。
「そういえば、あの小娘は、どうした? 姿が見えないようだが」
その質問に対してアリアは答える。
「ああ、あの子でしたら、今頃、お城で掃除でもしていると思いますよ」
それを聞いたルーティアは納得したように頷くと言った。
「そうか、それはいい、あんな女、さっさと追い出してしまえばよかったんだ」
その言葉にアリアは苦笑いするのだった。
~数時間後~
あれからずっと戦い続けていたものの、結局一度も勝つことが出来なかった。
(くそっ、このままじゃあ埒が明かないな)
そう思った俺は思い切って賭けに出ることにした。
(よしっ!)
気合いを入れると正面から突撃した。
それを見たクロード・エルジオル・ヴァンデリアは一瞬驚いたような顔をした後でニヤリと笑うと迎撃してきた。
そしてそのまま鍔迫り合いになった状態で話しかける。
「どうしましたか? もう終わりですか?」
余裕の表情で煽ってくる彼に言う。
「いや、ここからですよ」
その言葉と同時に身体強化の魔法を使うと一気に押し切った。
そのまま連続で斬りつけるも全て防がれてしまった。
それどころかカウンターまで決められてしまい吹き飛ばされる。
地面に叩きつけられるもすぐに立ち上がる。
(まだだ、もっと集中しろ!)
自分にそう言い聞かせて再度向かっていく。
しかし、結果は同じだった。
何度も何度も繰り返し挑んでいくうちに段々と動きが最適化されていく。
「ほう、中々やるじゃないか」
その様子を見たクロード・エルジオル・ヴァンデリアが感心したように言う。
その言葉に気を良くしたのか、更に速度を上げていく。
すると、ついに、彼の動きについていけるようになった。
(行ける、これなら勝てる)
そう確信した俺は、勝負に出た。
今までとは比較にならない速度で接近すると渾身の一撃を放つ。
しかし、それもあっさりと受け止められてしまう。
その直後、凄まじい衝撃が全身を襲った。
気がつくと俺は空を見上げていた。
どうやら、父さんには、勝てないようだ。
「くそーーーっ、バカ親父、少しは息子に華持たせろよ」
そう叫んだ瞬間、意識が途切れた。
目が覚めるとベッドの上に寝かされていた。
(ここは……?)
周囲を見渡すとそこは見慣れた場所だった。
(どうやら、戻ってきたみたいだな)
そう思って起き上がると違和感を感じた。
(あれ? なんで、こんなに目線が低いんだろう)
不思議に思っていると部屋の扉が開いた。
そちらを見るとアリアが立っていた。
彼女は俺を見ると駆け寄ってきて言った。
「大丈夫ですか?」
そう言って心配してくれる彼女にお礼を言うと尋ねた。
「ねぇ、アリア、俺は、どれくらい眠っていたのかな?」
すると彼女は答えた。
「2週間程眠っていましたよ」
2週間と聞いて驚く俺に彼女は続けて言った。
「それにしても驚きました、まさか、お父様に一撃浴びせるだなんて」
その後、本気出されて殺されかけた気がする。
いや気のせいじゃないな、間違いなく殺されるところだった……。
そんなことを考えていると不意に彼女が抱きついてきた。
突然のことに驚いていると耳元で囁かれた。
「愛しています、だから無茶は辞めて下さいね」
その言葉を聞いた時、俺は思った。
俺は俯いた。
婚約者のマリアを心配させるとは、
俺はなんてダメな男なんだ……。
俺は心の中で反省していた。
そんな俺を他所に話は進んでいく。
やがて話が終わると、俺達は部屋を出た。
それから、しばらく歩くと中庭が見えてきたのでそこで休憩することになった。
ベンチに腰掛けると一息つくことにする。
それから少しして、俺は考えていた。
(これからどうするかなぁ)
正直言って不安しかないけど頑張るしか無いよな……。
そんな事を考えていると声をかけられたので顔を上げるとそこには美少女がいた。
よく見るとアリアに似ていたので、もしかしてと思い聞いてみる事にした。
すると予想通り、彼女から返ってきた答えは俺の予想を裏付けるものだった。
それを聞いて嬉しくなる。
なぜなら、目の前の少女は俺の嫁になる人なのだから。
そう思うといてもたってもいられなくなり、思わず抱きしめていた。
最初は驚いていた彼女もすぐに受け入れてくれたようで、優しく抱きしめ返してくれた。
しばらくして離れると俺は言った。
「改めて、よろしく」
それに対してアリアは笑顔で答えてくれる。
こうして、俺とアリアは夫婦になった。
その後、俺達は結婚した。
結婚式は身内だけでひっそりと行った。
しかし、その後、大変な事が起きた。
なんと、アリアの妹を名乗る少女が現れたのだ。
しかも、アリアと同じ顔である。
それを見た俺達は困惑したが、話を聞くと、アリアの双子の妹だと言うことが分かった。
つまり、アリアは双子だったのだ。
そのことを聞いて納得していると、今度はアリアが口を開いた。
「ごめんなさい、実は私、お姉様が二人いるのです」
その言葉に唖然とする俺達。
その言葉を聞くと悔しくて涙が出そうになる。
(ちくしょう、こんなところで負けてたまるか!)
そう思いながら立ち上がると再び斬りかかった。
その後も何度も攻撃を仕掛けるがその度に返り討ちにあってしまう。
それでも諦めずに攻撃を繰り返す。
その様子を見ていたアリアが呟く。
「凄いですね、彼、もう、10回は負けているのに、未だに心が折れていない」
その呟きを聞いてルーティアが笑う。
「当たり前だ、あれは、私の自慢の息子だからな」
そう言うとアリアの方を向くと言った。
「それで、どうだった? 息子の力は」
その問いにアリアは答えた。
「そうですね、流石は、ルーティア様のお子様だけあって素晴らしい才能をお持ちだと思います」
その答えを聞いて満足そうに頷くルーティアだったが、ふと思い出したように言った。
「そういえば、あの小娘は、どうした? 姿が見えないようだが」
その質問に対してアリアは答える。
「ああ、あの子でしたら、今頃、お城で掃除でもしていると思いますよ」
それを聞いたルーティアは納得したように頷くと言った。
「そうか、それはいい、あんな女、さっさと追い出してしまえばよかったんだ」
その言葉にアリアは苦笑いするのだった。
~数時間後~
あれからずっと戦い続けていたものの、結局一度も勝つことが出来なかった。
(くそっ、このままじゃあ埒が明かないな)
そう思った俺は思い切って賭けに出ることにした。
(よしっ!)
気合いを入れると正面から突撃した。
それを見たクロード・エルジオル・ヴァンデリアは一瞬驚いたような顔をした後でニヤリと笑うと迎撃してきた。
そしてそのまま鍔迫り合いになった状態で話しかける。
「どうしましたか? もう終わりですか?」
余裕の表情で煽ってくる彼に言う。
「いや、ここからですよ」
その言葉と同時に身体強化の魔法を使うと一気に押し切った。
そのまま連続で斬りつけるも全て防がれてしまった。
それどころかカウンターまで決められてしまい吹き飛ばされる。
地面に叩きつけられるもすぐに立ち上がる。
(まだだ、もっと集中しろ!)
自分にそう言い聞かせて再度向かっていく。
しかし、結果は同じだった。
何度も何度も繰り返し挑んでいくうちに段々と動きが最適化されていく。
「ほう、中々やるじゃないか」
その様子を見たクロード・エルジオル・ヴァンデリアが感心したように言う。
その言葉に気を良くしたのか、更に速度を上げていく。
すると、ついに、彼の動きについていけるようになった。
(行ける、これなら勝てる)
そう確信した俺は、勝負に出た。
今までとは比較にならない速度で接近すると渾身の一撃を放つ。
しかし、それもあっさりと受け止められてしまう。
その直後、凄まじい衝撃が全身を襲った。
気がつくと俺は空を見上げていた。
どうやら、父さんには、勝てないようだ。
「くそーーーっ、バカ親父、少しは息子に華持たせろよ」
そう叫んだ瞬間、意識が途切れた。
目が覚めるとベッドの上に寝かされていた。
(ここは……?)
周囲を見渡すとそこは見慣れた場所だった。
(どうやら、戻ってきたみたいだな)
そう思って起き上がると違和感を感じた。
(あれ? なんで、こんなに目線が低いんだろう)
不思議に思っていると部屋の扉が開いた。
そちらを見るとアリアが立っていた。
彼女は俺を見ると駆け寄ってきて言った。
「大丈夫ですか?」
そう言って心配してくれる彼女にお礼を言うと尋ねた。
「ねぇ、アリア、俺は、どれくらい眠っていたのかな?」
すると彼女は答えた。
「2週間程眠っていましたよ」
2週間と聞いて驚く俺に彼女は続けて言った。
「それにしても驚きました、まさか、お父様に一撃浴びせるだなんて」
その後、本気出されて殺されかけた気がする。
いや気のせいじゃないな、間違いなく殺されるところだった……。
そんなことを考えていると不意に彼女が抱きついてきた。
突然のことに驚いていると耳元で囁かれた。
「愛しています、だから無茶は辞めて下さいね」
その言葉を聞いた時、俺は思った。
俺は俯いた。
婚約者のマリアを心配させるとは、
俺はなんてダメな男なんだ……。
俺は心の中で反省していた。
そんな俺を他所に話は進んでいく。
やがて話が終わると、俺達は部屋を出た。
それから、しばらく歩くと中庭が見えてきたのでそこで休憩することになった。
ベンチに腰掛けると一息つくことにする。
それから少しして、俺は考えていた。
(これからどうするかなぁ)
正直言って不安しかないけど頑張るしか無いよな……。
そんな事を考えていると声をかけられたので顔を上げるとそこには美少女がいた。
よく見るとアリアに似ていたので、もしかしてと思い聞いてみる事にした。
すると予想通り、彼女から返ってきた答えは俺の予想を裏付けるものだった。
それを聞いて嬉しくなる。
なぜなら、目の前の少女は俺の嫁になる人なのだから。
そう思うといてもたってもいられなくなり、思わず抱きしめていた。
最初は驚いていた彼女もすぐに受け入れてくれたようで、優しく抱きしめ返してくれた。
しばらくして離れると俺は言った。
「改めて、よろしく」
それに対してアリアは笑顔で答えてくれる。
こうして、俺とアリアは夫婦になった。
その後、俺達は結婚した。
結婚式は身内だけでひっそりと行った。
しかし、その後、大変な事が起きた。
なんと、アリアの妹を名乗る少女が現れたのだ。
しかも、アリアと同じ顔である。
それを見た俺達は困惑したが、話を聞くと、アリアの双子の妹だと言うことが分かった。
つまり、アリアは双子だったのだ。
そのことを聞いて納得していると、今度はアリアが口を開いた。
「ごめんなさい、実は私、お姉様が二人いるのです」
その言葉に唖然とする俺達。
0
お気に入りに追加
130
あなたにおすすめの小説

元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!

通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394

捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる