元男爵令嬢ですが、物凄く性欲があってエッチ好きな私は現在、最愛の夫によって毎日可愛がられています

一ノ瀬 彩音

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「んっ、やっ、あんっ、んんっ、ふあっ、ああっ、ひゃうんっ!」
突然の強い刺激を受けて、変な声が出てしまいます。
どうやら、突起を摘まれたみたいです。
それも両方いっぺんに!
そのまま指先で転がされたり、押し潰されたりしているうちに、段々気持ち良くなってきて、自然と腰が浮いてしまいました。
そうすると今度は服の中に手が入り込んで来て、下着越しに割れ目をなぞられます。
それだけでもかなり気持ち良いというのに、更に陰核まで弄られてしまうのですから堪りません。
「あひっ!? あうっ、あああぁっ!」
軽く達してしまったらしく、身体が痙攣して震えています。
ですが、まだ終わりではありませんでした。
ヴァルディール様は私の両足を大きく開かせると、その間に体を割り込ませてきて、服の中へと手を伸ばしてきました。
そして、ショーツを脱がせようとしてきたので、慌てて止めようとしたものの間に合わず、脱がされてしまいました。
露わになった花弁からは愛液が流れ出ていて、シーツに大きな染みを作っています。
それを見た彼は嬉しそうに笑うと、そこに顔を近づけていきました。
何をするつもりなのか察した私は、必死に足を閉じようとするも叶わず、逆に押さえつけられてしまった上に、腰を持ち上げられてしまい、
「いやぁっ、やめてっ!」
そう叫ぶのが精一杯で、どうすることもできません。
せめてもの抵抗として、両手で花弁を隠しますが、それすらも簡単に払い除けられ、
あっさりと開かれてしまい、ついにヴァルディール様に見られてしまうことになりました。
あまりの恥ずかしさに、顔から火が出そうなほどに熱くなっているのが分かります。
それでも、どうにか隠そうと試みたものの、やはり駄目でした。
むしろ、余計に興奮してしまっているようで、鼻息を荒くさせながら、こちらを見つめてきます。
その視線に晒されるだけで、ゾクゾクとした感覚が襲ってきて、背筋がゾクッとすると同時に、
「ああ……」
という吐息のような声が漏れてしまいます。
そうすると、それを聞いた彼はニヤリと笑い、ゆっくりと覆い被さって来ました。
そして、首筋に顔を埋めると、舌を這わせ始めます。
生暖かい感触に襲われ、全身に鳥肌が立ち、同時に快感を覚えてしまいました。
さらに、同時に胸への愛撫が始まり、突起を摘まれてしまったのです。
その瞬間、電流が流れたかのような衝撃に襲われ、体が跳ね上がります。
そのせいでバランスを崩した拍子に、ベッドに倒れ込む形になってしまいましたが、
すぐに起き上がることができませんでした。
何故なら、ヴァルディール様が私の体の上に跨ってきたからです。
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