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その結果、何度も連続で達し続けた私の体力は既に限界を超えており、意識を保つことさえ難しくなっていたの。
そこで遂に意識を手放そうとした私であったが、しかし、そんな私に対し、奴はとんでもない事を命じて来た。
というのも、それは、四つん這いになって尻を突き出しながら自分で自慰行為をするというものであったの。
もちろん最初は拒んだ。
当然だ、こんな恥ずかしい格好をするだなんて有り得ないし、そもそもそんな事をした時点で羞恥心だけで死んでしまうだろうと思っていたからだ。
しかし、それでも奴が許す気配は無く、それどころか、早くやれと言わんばかりに睨み付けられてしまった私は、渋々従うしかありませんでした。
仕方なく、言われた通り、うつ伏せになってから腰を上げ、両膝を床に着けると、ゆっくりと手を伸ばして自分の花弁に触れてみます。
「あっ!」
それだけで声が出てしまい、体がビクッ! となった事で軽くイってしまいました。
そうすると、その拍子に手が離れ、その場に崩れ落ちるように倒れ込んだ私を見下ろしながら、奴が言いました。
「おや、どうかしましたか?」
そう言ってきた相手に、私は涙目になりながらも答えます。
「……ごめんなさい。何でも無いわ」
と答える私に、奴はまだ納得していないようでしたが、とりあえず追及することは止めてくれたらしく、
代わりに別の提案をしてきました。
それは、私の目の前に鏡を差し出して来たので、思わず覗き込んでみると、
そこには、一糸纏わぬ姿になっている自分が映り込んでおり、同時に、全身傷だらけの状態になっていたのを知った途端、
悲鳴を上げてしまいました。
それもそのはず、何故なら今の私は、全身を血で赤く染めている上に所々切り傷があって、
そこから流れ出た血が、体中のあちこちにへばり付いている状態なのだから当然でしょう、
(いったい何が起こっているのよ? これは本当に現実なのかしら……? だとしたらどうしてこんなことになったのだろう……?)
と疑問を抱く間に、不意に背後の方から何か音が聞こえてきたので、気になって振り返ると、何とそこにいたのはヴァルディール様だったのです。
「今から君の事を可愛がって物凄く調教してあげるなっ! 覚悟してくれ」
「ちょ、ちょっと待ってくださいっ!? 貴方は一体何をする気なんですか?」
と問い掛けてみたところ、返ってきた返事は予想通りの内容でした。
その内容は、私を奴隷として購入した上で、 様々なことをして辱めると言うものだったのです。
そして、それを聞いた私は、すぐにでもその場から逃げ出したい気持ちでいっぱいになり、
どうにかして逃げ出そうとしたものの、結局捕らえられてしまうとその場で組み伏せられてしまい、
身動きが取れなくなってしまった。
だけど、諦めきれずにもがいていると、不意に唇を重ねられ、舌まで入れられたせいで頭の中まで蕩けてしまいそうなくらい気持ちよくなってしまった。
それから暫くして、ようやく解放された私は荒い呼吸を繰り返していたのだけど、休む暇もなく、今度は胸を責められて感じてしまい、
さらに、花弁に指を突っ込まれ、掻き回されるようにして攻め立てられていると、段々気持ち良くなってきて、
気づけば、もっとして欲しいと思うようになっていたんだけど、どうやら向こうもそのつもりだったようで、
一旦中断してから、いきなり挿入されて激しく揺さぶられた後、中へと出されてしまったことで絶頂を迎えた。
その後のことはよく覚えていないが、気がつくとベッドの上で横になっており、
起き上がると同時に体の至る所にある痛みのせいで起き上がれずにいると、そこへヴァルディール様が現れた。
だが、その表情を見て、
(ああ、また始まるんだな……)
と悟ってしまった私は、そのままベッドの上に押し倒されるような形で押し倒され、服を脱がされた直後、
「やっ! あああっ!?」
突然襲ってきた刺激に耐え切れず、悲鳴のような声を上げてしまうが、そんな事などお構いなしに、
ヴァルディール様は何度も何度も私の膣奥へと精を解き放つと、最後に子宮へと注ぎ込まれた事で満足したのか、ようやく離れてくれました。
その後も、今度は後ろの穴にまで指を入れられる羽目になったのですが、それが終わって解放されると思いきや、
今度は口に咥えさせられることになり、
(どうして、こんな事になったんだろう……)
と思ったその時、頭の中に浮かんだ記憶の中に、ある事実が浮かび上がって来たのをはっきりと自覚し、
それを思い返し始めた瞬間、唐突に涙が溢れ出して来てしまい、それを見たヴァルディール様が心配して声をかけてきたので、
「大丈夫ですか? どこか具合が悪いのですか?」
と聞いてきてくれたけど、それでも尚、泣いていると、 優しく抱き締められた後でキスをされ、
舌を入れられてしまったことで余計に感じてしまってしまい、気が付けば、
自分から舌を絡めていたのに気付いた時、ふと我に返り慌てて離れると、
改めて謝罪をした私だったけど、直後に告げられた言葉に愕然としてしまい、
それと同時に、恐怖で身体が震え出したかと思うと、急に目の前が暗くなっていったところで、
目を覚ましたのだが、いつの間にかベッドに寝かされていたようだ。
そこで遂に意識を手放そうとした私であったが、しかし、そんな私に対し、奴はとんでもない事を命じて来た。
というのも、それは、四つん這いになって尻を突き出しながら自分で自慰行為をするというものであったの。
もちろん最初は拒んだ。
当然だ、こんな恥ずかしい格好をするだなんて有り得ないし、そもそもそんな事をした時点で羞恥心だけで死んでしまうだろうと思っていたからだ。
しかし、それでも奴が許す気配は無く、それどころか、早くやれと言わんばかりに睨み付けられてしまった私は、渋々従うしかありませんでした。
仕方なく、言われた通り、うつ伏せになってから腰を上げ、両膝を床に着けると、ゆっくりと手を伸ばして自分の花弁に触れてみます。
「あっ!」
それだけで声が出てしまい、体がビクッ! となった事で軽くイってしまいました。
そうすると、その拍子に手が離れ、その場に崩れ落ちるように倒れ込んだ私を見下ろしながら、奴が言いました。
「おや、どうかしましたか?」
そう言ってきた相手に、私は涙目になりながらも答えます。
「……ごめんなさい。何でも無いわ」
と答える私に、奴はまだ納得していないようでしたが、とりあえず追及することは止めてくれたらしく、
代わりに別の提案をしてきました。
それは、私の目の前に鏡を差し出して来たので、思わず覗き込んでみると、
そこには、一糸纏わぬ姿になっている自分が映り込んでおり、同時に、全身傷だらけの状態になっていたのを知った途端、
悲鳴を上げてしまいました。
それもそのはず、何故なら今の私は、全身を血で赤く染めている上に所々切り傷があって、
そこから流れ出た血が、体中のあちこちにへばり付いている状態なのだから当然でしょう、
(いったい何が起こっているのよ? これは本当に現実なのかしら……? だとしたらどうしてこんなことになったのだろう……?)
と疑問を抱く間に、不意に背後の方から何か音が聞こえてきたので、気になって振り返ると、何とそこにいたのはヴァルディール様だったのです。
「今から君の事を可愛がって物凄く調教してあげるなっ! 覚悟してくれ」
「ちょ、ちょっと待ってくださいっ!? 貴方は一体何をする気なんですか?」
と問い掛けてみたところ、返ってきた返事は予想通りの内容でした。
その内容は、私を奴隷として購入した上で、 様々なことをして辱めると言うものだったのです。
そして、それを聞いた私は、すぐにでもその場から逃げ出したい気持ちでいっぱいになり、
どうにかして逃げ出そうとしたものの、結局捕らえられてしまうとその場で組み伏せられてしまい、
身動きが取れなくなってしまった。
だけど、諦めきれずにもがいていると、不意に唇を重ねられ、舌まで入れられたせいで頭の中まで蕩けてしまいそうなくらい気持ちよくなってしまった。
それから暫くして、ようやく解放された私は荒い呼吸を繰り返していたのだけど、休む暇もなく、今度は胸を責められて感じてしまい、
さらに、花弁に指を突っ込まれ、掻き回されるようにして攻め立てられていると、段々気持ち良くなってきて、
気づけば、もっとして欲しいと思うようになっていたんだけど、どうやら向こうもそのつもりだったようで、
一旦中断してから、いきなり挿入されて激しく揺さぶられた後、中へと出されてしまったことで絶頂を迎えた。
その後のことはよく覚えていないが、気がつくとベッドの上で横になっており、
起き上がると同時に体の至る所にある痛みのせいで起き上がれずにいると、そこへヴァルディール様が現れた。
だが、その表情を見て、
(ああ、また始まるんだな……)
と悟ってしまった私は、そのままベッドの上に押し倒されるような形で押し倒され、服を脱がされた直後、
「やっ! あああっ!?」
突然襲ってきた刺激に耐え切れず、悲鳴のような声を上げてしまうが、そんな事などお構いなしに、
ヴァルディール様は何度も何度も私の膣奥へと精を解き放つと、最後に子宮へと注ぎ込まれた事で満足したのか、ようやく離れてくれました。
その後も、今度は後ろの穴にまで指を入れられる羽目になったのですが、それが終わって解放されると思いきや、
今度は口に咥えさせられることになり、
(どうして、こんな事になったんだろう……)
と思ったその時、頭の中に浮かんだ記憶の中に、ある事実が浮かび上がって来たのをはっきりと自覚し、
それを思い返し始めた瞬間、唐突に涙が溢れ出して来てしまい、それを見たヴァルディール様が心配して声をかけてきたので、
「大丈夫ですか? どこか具合が悪いのですか?」
と聞いてきてくれたけど、それでも尚、泣いていると、 優しく抱き締められた後でキスをされ、
舌を入れられてしまったことで余計に感じてしまってしまい、気が付けば、
自分から舌を絡めていたのに気付いた時、ふと我に返り慌てて離れると、
改めて謝罪をした私だったけど、直後に告げられた言葉に愕然としてしまい、
それと同時に、恐怖で身体が震え出したかと思うと、急に目の前が暗くなっていったところで、
目を覚ましたのだが、いつの間にかベッドに寝かされていたようだ。
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