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「んっ! んっ!!」
スティラが大きくなっていく。
私はそれが分かる。
スティラが動きを止めて、私の耳に囁く。
「愛しているよ」
「!?」
突然の言葉に私は固まってしまいます。
私は思わず後ろを向いてしまう。
「どうした?」
(どうして今、言うんですか?)
しかし、それを口に出す事ができない。
私は黙ったままだった。
すると、スティラが再び話しかけてきます。
「可愛いな、ミレナ」
「!!!!」
スティラがそう言って笑いかけてきます。私はドキッとしてしまします。
胸も高鳴っている気がする。
スティラはそのまま後ろから私を責め続ける。激しい水音を立てています。
スティラに突き上げられながら私は考える。
そうして、私とスティラは何時までもお互いに溺愛しているのですし、
愛し合っているのですから、本当に末永く幸せに暮らしているのでした。
スティラが大きくなっていく。
私はそれが分かる。
スティラが動きを止めて、私の耳に囁く。
「愛しているよ」
「!?」
突然の言葉に私は固まってしまいます。
私は思わず後ろを向いてしまう。
「どうした?」
(どうして今、言うんですか?)
しかし、それを口に出す事ができない。
私は黙ったままだった。
すると、スティラが再び話しかけてきます。
「可愛いな、ミレナ」
「!!!!」
スティラがそう言って笑いかけてきます。私はドキッとしてしまします。
胸も高鳴っている気がする。
スティラはそのまま後ろから私を責め続ける。激しい水音を立てています。
スティラに突き上げられながら私は考える。
そうして、私とスティラは何時までもお互いに溺愛しているのですし、
愛し合っているのですから、本当に末永く幸せに暮らしているのでした。
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