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でも私の事なんて都合の良い玩具にしか見えていなかったんでしょうね。
だからこんなに嬉々として私のことをいじめて楽しんでいるのよね。
そしてある日彼は私にとんでもない提案をしてきたの。
「ルミア。俺がお前をずっと調教をしてやるからな!
それと普段は下着姿でいろ、いいな?」
彼はそう宣言すると部屋を出て行き、一人取り残される私。
呆然としながら考えるのはやはり私が狂った原因。
まさか王太子のアレが原因だとは思えないんだけど他に思い当たる節も無いわけで。
「そうだ! あいつのせいで私はおかしくなったのよ!」
私が記憶を取り戻してなんとか対策を考えようとしていると扉が再び開いた。
入って来るなり私を強く抱きしめると強引にキスを求められた。
流石にここで拒否は出来ないから応じるしかないけど正直恥ずかしいわ。
すると彼は私のスカートの中に手を差し入れて撫ぜまわす。
その行動に私は嫌悪感を抱くも黙っている。そして彼の方はというと随分興奮している様子なのだわ。
そして私は寝室へと連れ込まれる。ベッドに押し倒されると激しく服を脱がされていく。
私は内心焦りを感じていましたの。
このままだと私は本格的に彼と結ばれることになると思うと急に怖くなったのね。しかし逃げ出すことはできない。
そしていつの間にか裸体になっていた彼は私に覆いかぶさるようにのしかかって
こられて私は押し潰されてしまったわ。そして彼は私の上着に手をかけようとした時私は咄嵯に
「待ってください。せ、接吻なら……」
と言ったのですわ。ちょっと照れて目を逸らす。
すると彼に触れられている所が熱くなっていくのを感じたのですの。
それに気づいたのか更に強く触られ始めてしまい結局陥落するのですの。
そうすると私は途端に抵抗する意思を失ってしまい されるがままに愛されていくのです。そう、全ては悪夢なの。
朝目覚めた私の視界には王太子の顔があった。その瞳が開くと私の目線に気づく。
「おいっ、起きろよ、調教の時間だぞ!」
彼の言葉に従って私も目を開けると優しく口づけを交わすことになった。
(まだこれが現実なのか分からず困惑してしまう私)
「あっはい。そのよろしくお願いいたします。私は今どんな体勢なのですか」
混乱しつつ問うてみるものの答えてくれる訳もなく。
王太子は私の腕を引くと自らの体に密着させるようにして私の頭を掻き乱していく。
そのまま床に引き倒された後は濃厚な口付けを交わしてしまう。
「んっんーーーーーー」
私は必死に抵抗を試みるものの力の差は歴然であり、 全く歯が立たない。
そしてようやく解放された時には私は息も絶え絶えだった。
そんな状態の私を尻目に彼は私の体をまさぐり始める。
「んっ……」
私は身をよじらせて抵抗するも虚しく、彼の手が私の乳房に触れる。
「もっと触って♡」
だからこんなに嬉々として私のことをいじめて楽しんでいるのよね。
そしてある日彼は私にとんでもない提案をしてきたの。
「ルミア。俺がお前をずっと調教をしてやるからな!
それと普段は下着姿でいろ、いいな?」
彼はそう宣言すると部屋を出て行き、一人取り残される私。
呆然としながら考えるのはやはり私が狂った原因。
まさか王太子のアレが原因だとは思えないんだけど他に思い当たる節も無いわけで。
「そうだ! あいつのせいで私はおかしくなったのよ!」
私が記憶を取り戻してなんとか対策を考えようとしていると扉が再び開いた。
入って来るなり私を強く抱きしめると強引にキスを求められた。
流石にここで拒否は出来ないから応じるしかないけど正直恥ずかしいわ。
すると彼は私のスカートの中に手を差し入れて撫ぜまわす。
その行動に私は嫌悪感を抱くも黙っている。そして彼の方はというと随分興奮している様子なのだわ。
そして私は寝室へと連れ込まれる。ベッドに押し倒されると激しく服を脱がされていく。
私は内心焦りを感じていましたの。
このままだと私は本格的に彼と結ばれることになると思うと急に怖くなったのね。しかし逃げ出すことはできない。
そしていつの間にか裸体になっていた彼は私に覆いかぶさるようにのしかかって
こられて私は押し潰されてしまったわ。そして彼は私の上着に手をかけようとした時私は咄嵯に
「待ってください。せ、接吻なら……」
と言ったのですわ。ちょっと照れて目を逸らす。
すると彼に触れられている所が熱くなっていくのを感じたのですの。
それに気づいたのか更に強く触られ始めてしまい結局陥落するのですの。
そうすると私は途端に抵抗する意思を失ってしまい されるがままに愛されていくのです。そう、全ては悪夢なの。
朝目覚めた私の視界には王太子の顔があった。その瞳が開くと私の目線に気づく。
「おいっ、起きろよ、調教の時間だぞ!」
彼の言葉に従って私も目を開けると優しく口づけを交わすことになった。
(まだこれが現実なのか分からず困惑してしまう私)
「あっはい。そのよろしくお願いいたします。私は今どんな体勢なのですか」
混乱しつつ問うてみるものの答えてくれる訳もなく。
王太子は私の腕を引くと自らの体に密着させるようにして私の頭を掻き乱していく。
そのまま床に引き倒された後は濃厚な口付けを交わしてしまう。
「んっんーーーーーー」
私は必死に抵抗を試みるものの力の差は歴然であり、 全く歯が立たない。
そしてようやく解放された時には私は息も絶え絶えだった。
そんな状態の私を尻目に彼は私の体をまさぐり始める。
「んっ……」
私は身をよじらせて抵抗するも虚しく、彼の手が私の乳房に触れる。
「もっと触って♡」
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