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「んぅ……ちゅっ……ふっ……んっ……ぷぁっ!」
「ルミア……好きだ。お前だけが好きなんだよ」
王太子は再び私の乳房に吸い付いてくる。乳輪をなぞるように舐め回した後で先端を軽く噛んできた。
「ああっ! いけません! そこは弱いのです! ああっ! ああっ!」
私は堪らず喘ぎ声を上げてしまう。すると王太子は片方の乳房を手で
愛撫しつつもう片方の乳房を口に含んで舐め回してきた。
同時に二つの刺激を与えられて体がビクビクと震えてしまう。
「ああっ! いけませんっ! こんなの耐えられません!」
私は必死に抵抗するけれど、王太子は構わず攻め続けてくる。
乳房への快感と花弁を掻き回される感覚で頭の中が真っ白になる。
やがて絶頂に達しそうになったその時、彼は不意に手を止めて私の体から離れてしまった。
「あっ……」
「大丈夫だよルミア。ちゃんとしてあげるから」
彼は私の脚を掴んで開かせる。
「あ……」
私は羞恥のあまり顔を背けた。だけど彼は容赦なく私の花弁を見つめている。
そしてゆっくりと手を近づけて来る。
「やめて下さい! そんなところを見られるなんて恥ずかしくて死んでしまいます!」
私は泣きそうな声で訴えた。だけど彼は止めるどころかさらに奥へと指を入れてきた。
「ひゃうっ!?」
「凄いな。こんなに濡れてるじゃないか」
彼はそう言いながら中の具合を確かめるように指を動かしている。
「ひゃうぅ……」
私は声にならない声を上げて身を捩らせた。
「どうした? 気持ち良くないのか?」
彼は意地悪く尋ねてくる。
「いえ……そういうわけでは……。ただその……初めてなので緊張しているだけですわ」
私は何とか取り繕う。だけど本当は気持ち良すぎてどうにかなってしまいそうだった。
だけどこんなところで負けるわけにはいかない。
私は必死に平静を装った。
「そうか。なら安心だな」
彼はニヤリと笑うと指を更に動かし始めた。
最初は探るように動いていたのが徐々に大胆になっていく。
「んっ! くっ! あんっ! あぁっ! あああぁっ! そこダメです! あぁっ! あぁっ!」
「ここが良いのか?」
彼は執拗に同じ箇所を攻め続ける。私は必死に首を横に振った。
「そっ、そんなことありませんわ! 私はそんな淫らな女ではありません!
んっ! くっ! くうっ! んくぅっ!」
「強情だねルミア。素直になればもっと良くしてやるのに」
彼はそう言いながら指を引き抜いた。そして代わりに彼自身をあてがってくる。
私は反射的に体を硬直させた。
(いよいよだわ。ついにこの時が来たのね)
私は覚悟を決めて目を閉じた。
次の瞬間、彼のものが一気に挿入された。
「ああああああ!!!」
私は絶叫しながら背中を大きく仰け反らせる。
凄まじい痛みが襲ってきて呼吸ができない。
私は思わず彼に抱きついて助けを求めた。
「助けてください! お願いします! このままじゃ死んじゃいます!」
私は涙を流しながら懇願する。
だけど彼はそんな私を見てもなお腰を動かすのをやめようとしなかった。
むしろますます激しく打ち付けてくる。
「やめて下さい! やめて下さい!」
私は何度も叫んだ。
だけど彼は聞いてくれない。
それどころかより一層激しく突いてきた。
私はもう何も考えられなくなる。
頭の中で火花が散っているような錯覚に陥った。
「あぁ……もう……無理ですわ……壊れてしまいそう……あぁ……あぁ……もう……もう……許して……」
私は掠れた声で言う。すると彼は動きを止めると私の耳元に口を寄せて囁いた。
「可愛いよルミア。俺だけのものだ」
そして再び唇を重ねてきた。
(もう……どうなってもいい……)
私はそう思い始めていた。
(だって私はもう彼のものなんだから)
「はぁ、はぁ、はぁ」
私は荒い息を吐きながら床の上にへたり込んでいた。
全身汗まみれで髪も乱れている。
とても人前に出られる状態じゃない。
それでも私はなんとか立ち上がって部屋を出ようとした。
すると背後から王太子の声が聞こえてくる。
「どこに行くんだい?」
私はビクッと肩を震わせて振り返った。
「あの……その……お手洗いに行こうかと」
私は引きつった笑みを浮かべながら答える。
すると彼はベッドに横になりながら言った。
「行かなくていいさ。ここですれば良い」
私は顔を赤らめた。
いくらなんでもそれは恥ずかしすぎる。
私は首を左右に振りながら拒絶した。
「嫌です! そんなの恥ずかしすぎます!」
すると王太子は起き上がると私を引き寄せて抱きしめてきた。
そして私の頬に手を当てて言う。
「恥ずかしがることは無いさ。君は今、身も心も俺のものになったのだから」
「でも……」
「それに俺は君を愛してるんだ。君の全てを愛してあげたいし、君の全てを知りたいんだ」
そう言って王太子は私を抱き上げるとベッドの上に寝かせた。
そして私の上に覆い被さってくる。
「やめて下さい! 私は貴方の妻になった覚えはありません!」
私は抵抗しようとするけど、あっさり押さえ込まれてしまう。
そして服を脱がされてしまった。
「綺麗だよルミア」
王太子はそう言って私の乳房に吸い付いてきた。
突起を強く吸われる度に快感が押し寄せてくる。
「あぁっ! やめて下さい! やめて下さい!」
私は必死に抵抗するけど、
「そんなに照れなくても良いだろう?」
と言って今度は私の股間に手を伸ばしてきた。
「あぁっ! そこは駄目ですっ! 触らないでください!」
私の言葉を無視して彼は指で花弁を掻き回すようにして責め立ててくる。
同時にもう片方の手で乳房を揉んできたり突起を引っ張ったりしてきた。
同時に複数の場所を責められて頭がおかしくなりそうです。
私は必死に身を捩って逃れようとするけれど、びくりともしない。
やがて絶頂に達しそうになったその時、不意に彼が手を止めた。
(え……どうして……?)
私が困惑していると、王太子は再び私の体から離れてしまった。
「ルミア……好きだ。お前だけが好きなんだよ」
王太子は再び私の乳房に吸い付いてくる。乳輪をなぞるように舐め回した後で先端を軽く噛んできた。
「ああっ! いけません! そこは弱いのです! ああっ! ああっ!」
私は堪らず喘ぎ声を上げてしまう。すると王太子は片方の乳房を手で
愛撫しつつもう片方の乳房を口に含んで舐め回してきた。
同時に二つの刺激を与えられて体がビクビクと震えてしまう。
「ああっ! いけませんっ! こんなの耐えられません!」
私は必死に抵抗するけれど、王太子は構わず攻め続けてくる。
乳房への快感と花弁を掻き回される感覚で頭の中が真っ白になる。
やがて絶頂に達しそうになったその時、彼は不意に手を止めて私の体から離れてしまった。
「あっ……」
「大丈夫だよルミア。ちゃんとしてあげるから」
彼は私の脚を掴んで開かせる。
「あ……」
私は羞恥のあまり顔を背けた。だけど彼は容赦なく私の花弁を見つめている。
そしてゆっくりと手を近づけて来る。
「やめて下さい! そんなところを見られるなんて恥ずかしくて死んでしまいます!」
私は泣きそうな声で訴えた。だけど彼は止めるどころかさらに奥へと指を入れてきた。
「ひゃうっ!?」
「凄いな。こんなに濡れてるじゃないか」
彼はそう言いながら中の具合を確かめるように指を動かしている。
「ひゃうぅ……」
私は声にならない声を上げて身を捩らせた。
「どうした? 気持ち良くないのか?」
彼は意地悪く尋ねてくる。
「いえ……そういうわけでは……。ただその……初めてなので緊張しているだけですわ」
私は何とか取り繕う。だけど本当は気持ち良すぎてどうにかなってしまいそうだった。
だけどこんなところで負けるわけにはいかない。
私は必死に平静を装った。
「そうか。なら安心だな」
彼はニヤリと笑うと指を更に動かし始めた。
最初は探るように動いていたのが徐々に大胆になっていく。
「んっ! くっ! あんっ! あぁっ! あああぁっ! そこダメです! あぁっ! あぁっ!」
「ここが良いのか?」
彼は執拗に同じ箇所を攻め続ける。私は必死に首を横に振った。
「そっ、そんなことありませんわ! 私はそんな淫らな女ではありません!
んっ! くっ! くうっ! んくぅっ!」
「強情だねルミア。素直になればもっと良くしてやるのに」
彼はそう言いながら指を引き抜いた。そして代わりに彼自身をあてがってくる。
私は反射的に体を硬直させた。
(いよいよだわ。ついにこの時が来たのね)
私は覚悟を決めて目を閉じた。
次の瞬間、彼のものが一気に挿入された。
「ああああああ!!!」
私は絶叫しながら背中を大きく仰け反らせる。
凄まじい痛みが襲ってきて呼吸ができない。
私は思わず彼に抱きついて助けを求めた。
「助けてください! お願いします! このままじゃ死んじゃいます!」
私は涙を流しながら懇願する。
だけど彼はそんな私を見てもなお腰を動かすのをやめようとしなかった。
むしろますます激しく打ち付けてくる。
「やめて下さい! やめて下さい!」
私は何度も叫んだ。
だけど彼は聞いてくれない。
それどころかより一層激しく突いてきた。
私はもう何も考えられなくなる。
頭の中で火花が散っているような錯覚に陥った。
「あぁ……もう……無理ですわ……壊れてしまいそう……あぁ……あぁ……もう……もう……許して……」
私は掠れた声で言う。すると彼は動きを止めると私の耳元に口を寄せて囁いた。
「可愛いよルミア。俺だけのものだ」
そして再び唇を重ねてきた。
(もう……どうなってもいい……)
私はそう思い始めていた。
(だって私はもう彼のものなんだから)
「はぁ、はぁ、はぁ」
私は荒い息を吐きながら床の上にへたり込んでいた。
全身汗まみれで髪も乱れている。
とても人前に出られる状態じゃない。
それでも私はなんとか立ち上がって部屋を出ようとした。
すると背後から王太子の声が聞こえてくる。
「どこに行くんだい?」
私はビクッと肩を震わせて振り返った。
「あの……その……お手洗いに行こうかと」
私は引きつった笑みを浮かべながら答える。
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「行かなくていいさ。ここですれば良い」
私は顔を赤らめた。
いくらなんでもそれは恥ずかしすぎる。
私は首を左右に振りながら拒絶した。
「嫌です! そんなの恥ずかしすぎます!」
すると王太子は起き上がると私を引き寄せて抱きしめてきた。
そして私の頬に手を当てて言う。
「恥ずかしがることは無いさ。君は今、身も心も俺のものになったのだから」
「でも……」
「それに俺は君を愛してるんだ。君の全てを愛してあげたいし、君の全てを知りたいんだ」
そう言って王太子は私を抱き上げるとベッドの上に寝かせた。
そして私の上に覆い被さってくる。
「やめて下さい! 私は貴方の妻になった覚えはありません!」
私は抵抗しようとするけど、あっさり押さえ込まれてしまう。
そして服を脱がされてしまった。
「綺麗だよルミア」
王太子はそう言って私の乳房に吸い付いてきた。
突起を強く吸われる度に快感が押し寄せてくる。
「あぁっ! やめて下さい! やめて下さい!」
私は必死に抵抗するけど、
「そんなに照れなくても良いだろう?」
と言って今度は私の股間に手を伸ばしてきた。
「あぁっ! そこは駄目ですっ! 触らないでください!」
私の言葉を無視して彼は指で花弁を掻き回すようにして責め立ててくる。
同時にもう片方の手で乳房を揉んできたり突起を引っ張ったりしてきた。
同時に複数の場所を責められて頭がおかしくなりそうです。
私は必死に身を捩って逃れようとするけれど、びくりともしない。
やがて絶頂に達しそうになったその時、不意に彼が手を止めた。
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