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王子は考えた。
確かに、自分より地位の高い人に敬語を使われるのは変だと思った。
王子は言った。
「確かに、立場的にはそうなるかも知れぬが、俺は嫌なのだ」
と、王子は言った。
それを聞いたユーリアスは言った。
兄である王子に
「恋愛について聞きたい事がある」
と、言われた。
「何だよ急に?」
「実は俺には好きな人が居る」
と、王子は言った。
「そうか、それで?」
「どうしたら良いのだろうか?」
「俺に聞くか?」
「お前しか居ないだろ」
「そうかもな」
「お前はどうしている?」
「俺の場合は、向こうが俺の事が好きだと言ってくれてるからな」
「そうなのか?」
「ああ、俺も好きだよ」
「そうなのか?」
「ああ、でも、俺もどうしたらいいかわからないんだよな」
「そうなのか?」
「ああ、俺もどうしたらいいかわからない」
「ところでお前の婚約者ってエルガナ王女だって、レーンブルグの」
そう聞かれてユ―リアスが苦笑する。
「王位を得たと言ったのに、戴冠式にはこなかったんだよ」
と、言った。
王子は言った。
「確かに、それは困りものだな」
と、王子は言った。
ユーリアスはこう言う。
「その、とりあえず、アイリスちゃんは兄上が幸せにしてあげないと、その為に、王位を破棄したんだろう」
と、言った。
王子は言った。
「そうかもしれないな」
「俺は応援しているぞ」
「ありがとう」
「それで、どうするつもりなんだ?」
「どうしようか?」
「おい」
「冗談だよ」
「そうか」
「それで、どうした物か?」
「うーん、やっぱり、デートとかじゃないのか?」
「そうか、しかし、俺はあまり女性の扱いに慣れていないからな」
「そうなのか?」
「そうだ」
「そうなのか、兄上らしいな?」
「そうだよ」
「そう言えば母さんたちのお屋敷はどうする気なんだ」
「ああ、アソコは、欲しかったら上げるけど」
ユーリアスは言った。
「いらないよ」
「そうか」
「それにしても、お前は変わった奴だな」
「そうか?」
「お前は女に興味がないのか? いくらなんでも、もうちょっと興味を持ってもいいんじゃないか? お前は一応男だろ」
と、ユーリアスは言った。
「そうかも知れないな」
「そうか」
「それで、その、女性はどんな感じなんだい」
「そうか、じゃあ、教えようか」
と、王子は言った。
「頼むよ」
「任せなさい」
と、王子は言った。
王子は女性の身体の仕組み等を教えてもらった。
そして、最後にこんな質問をした。
「ところで、女性が喜ぶ事とは何だろう?」
と、王子は尋ねた。
すると、ユーリアスは答えた。
「それは、やはり、プレゼントじゃないか?」
「そうか、では何を贈ればよいのだ?」
「それは、自分で考えなきゃ駄目だと思う」
「そうだな」
「頑張れよ!」
「おう!」
と、言って別れた。
王子が部屋に戻ると、アイリスが待っていた。
王子が部屋に入ると、アイリスは王子に飛びついてきた。
王子はそれを受け止めると、アイリスを抱きしめて言った。
「ただいま、アイリス!」
「おかえりなさい!クリス」
と、言ってキスをする。
王子はアイリスを抱き上げてベッドに連れて行った。
2人はお互いの服を脱ぎ捨てると、裸体になって抱き合った。
王子はアイリスに言った。
「なぁ、アイリス」
「はい」
「今日はいいか?」
アイリスは顔を赤らめて言った。
王子はアイリスを押し倒す。
王子はアイリスの首筋に吸い付いた後で、乳房元にも吸い付く。
アイリスはその度に声を上げる。
王子はアイリスの乳房に顔を埋めながら、手を下半身へと伸ばして行く。
そして、指先で触れた瞬間、何故か、王子は動きを止めてしまった。
王子の様子がおかしい事に気づいたアイリスが声を掛ける。
「どうしたんですか?」
「ごめんな、アイリス」
王子はアイリスの乳房から離れて起き上がると、自分の股間を見て言った。
「すまない」
王子は自分の股間に視線を落とすと、そこには小さなふくらみがあった。
「どうして、せっかく夫婦になったのに」
と、王子は呟くと、涙を流し始めた。
アイリスは王子の頭を撫でて言った。
「大丈夫ですよ。
きっと治しますからね」
と、言った。
王子は泣き止むと、言った。
「本当にすまなかった」
「気にしないで下さい。
こうやって、また愛し合えるのですから」
「そうだな」
「でも、どうしましょうかね」
「そうだな」
「今日は止めます?」
「いや、止めない」
「わかりました」
王子は再び、アイリスの乳房を揉んでいく。
アイリスは嬉しそうにするも、王子の表情は浮かない。
王子はアイリスの乳房を触っていると、ふと、ある事を思いついた。
王子はアイリスに言った。
「アイリス」
「はい」
「俺のモノを握ってくれないか?」
「えっ?」
アイリスは王子の突然の申し出に戸惑った。
王子はアイリスに言った。
「俺のモノは小さいだろ」
「そうですね」
「だから、アイリスの口で大きくして欲しいんだ」
と、王子は言った。
「そんな事で良いのですか?」
「ああ、お願いできるか?」
「はいわかりました」
と、言うと、王子のズボンに手を掛けて脱がせる。
王子のアレは小さくなっていた。
王子は恥ずかしさのあまり、両手で隠そうとするが、それをアイリスが止めた。
王子は言った。
「ごめんな、いつもなら何もしなくても大きくなるのに」
恥ずかしさの余り、涙目になっている。
王子のアレは小さすぎて、手で隠しても見えてしまう。
アイリスは優しく微笑んだ。
確かに、自分より地位の高い人に敬語を使われるのは変だと思った。
王子は言った。
「確かに、立場的にはそうなるかも知れぬが、俺は嫌なのだ」
と、王子は言った。
それを聞いたユーリアスは言った。
兄である王子に
「恋愛について聞きたい事がある」
と、言われた。
「何だよ急に?」
「実は俺には好きな人が居る」
と、王子は言った。
「そうか、それで?」
「どうしたら良いのだろうか?」
「俺に聞くか?」
「お前しか居ないだろ」
「そうかもな」
「お前はどうしている?」
「俺の場合は、向こうが俺の事が好きだと言ってくれてるからな」
「そうなのか?」
「ああ、俺も好きだよ」
「そうなのか?」
「ああ、でも、俺もどうしたらいいかわからないんだよな」
「そうなのか?」
「ああ、俺もどうしたらいいかわからない」
「ところでお前の婚約者ってエルガナ王女だって、レーンブルグの」
そう聞かれてユ―リアスが苦笑する。
「王位を得たと言ったのに、戴冠式にはこなかったんだよ」
と、言った。
王子は言った。
「確かに、それは困りものだな」
と、王子は言った。
ユーリアスはこう言う。
「その、とりあえず、アイリスちゃんは兄上が幸せにしてあげないと、その為に、王位を破棄したんだろう」
と、言った。
王子は言った。
「そうかもしれないな」
「俺は応援しているぞ」
「ありがとう」
「それで、どうするつもりなんだ?」
「どうしようか?」
「おい」
「冗談だよ」
「そうか」
「それで、どうした物か?」
「うーん、やっぱり、デートとかじゃないのか?」
「そうか、しかし、俺はあまり女性の扱いに慣れていないからな」
「そうなのか?」
「そうだ」
「そうなのか、兄上らしいな?」
「そうだよ」
「そう言えば母さんたちのお屋敷はどうする気なんだ」
「ああ、アソコは、欲しかったら上げるけど」
ユーリアスは言った。
「いらないよ」
「そうか」
「それにしても、お前は変わった奴だな」
「そうか?」
「お前は女に興味がないのか? いくらなんでも、もうちょっと興味を持ってもいいんじゃないか? お前は一応男だろ」
と、ユーリアスは言った。
「そうかも知れないな」
「そうか」
「それで、その、女性はどんな感じなんだい」
「そうか、じゃあ、教えようか」
と、王子は言った。
「頼むよ」
「任せなさい」
と、王子は言った。
王子は女性の身体の仕組み等を教えてもらった。
そして、最後にこんな質問をした。
「ところで、女性が喜ぶ事とは何だろう?」
と、王子は尋ねた。
すると、ユーリアスは答えた。
「それは、やはり、プレゼントじゃないか?」
「そうか、では何を贈ればよいのだ?」
「それは、自分で考えなきゃ駄目だと思う」
「そうだな」
「頑張れよ!」
「おう!」
と、言って別れた。
王子が部屋に戻ると、アイリスが待っていた。
王子が部屋に入ると、アイリスは王子に飛びついてきた。
王子はそれを受け止めると、アイリスを抱きしめて言った。
「ただいま、アイリス!」
「おかえりなさい!クリス」
と、言ってキスをする。
王子はアイリスを抱き上げてベッドに連れて行った。
2人はお互いの服を脱ぎ捨てると、裸体になって抱き合った。
王子はアイリスに言った。
「なぁ、アイリス」
「はい」
「今日はいいか?」
アイリスは顔を赤らめて言った。
王子はアイリスを押し倒す。
王子はアイリスの首筋に吸い付いた後で、乳房元にも吸い付く。
アイリスはその度に声を上げる。
王子はアイリスの乳房に顔を埋めながら、手を下半身へと伸ばして行く。
そして、指先で触れた瞬間、何故か、王子は動きを止めてしまった。
王子の様子がおかしい事に気づいたアイリスが声を掛ける。
「どうしたんですか?」
「ごめんな、アイリス」
王子はアイリスの乳房から離れて起き上がると、自分の股間を見て言った。
「すまない」
王子は自分の股間に視線を落とすと、そこには小さなふくらみがあった。
「どうして、せっかく夫婦になったのに」
と、王子は呟くと、涙を流し始めた。
アイリスは王子の頭を撫でて言った。
「大丈夫ですよ。
きっと治しますからね」
と、言った。
王子は泣き止むと、言った。
「本当にすまなかった」
「気にしないで下さい。
こうやって、また愛し合えるのですから」
「そうだな」
「でも、どうしましょうかね」
「そうだな」
「今日は止めます?」
「いや、止めない」
「わかりました」
王子は再び、アイリスの乳房を揉んでいく。
アイリスは嬉しそうにするも、王子の表情は浮かない。
王子はアイリスの乳房を触っていると、ふと、ある事を思いついた。
王子はアイリスに言った。
「アイリス」
「はい」
「俺のモノを握ってくれないか?」
「えっ?」
アイリスは王子の突然の申し出に戸惑った。
王子はアイリスに言った。
「俺のモノは小さいだろ」
「そうですね」
「だから、アイリスの口で大きくして欲しいんだ」
と、王子は言った。
「そんな事で良いのですか?」
「ああ、お願いできるか?」
「はいわかりました」
と、言うと、王子のズボンに手を掛けて脱がせる。
王子のアレは小さくなっていた。
王子は恥ずかしさのあまり、両手で隠そうとするが、それをアイリスが止めた。
王子は言った。
「ごめんな、いつもなら何もしなくても大きくなるのに」
恥ずかしさの余り、涙目になっている。
王子のアレは小さすぎて、手で隠しても見えてしまう。
アイリスは優しく微笑んだ。
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