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王子はアイリスの背中に手を回し、ドレスを脱がしていく。
アイリスはされるがままになっている。
アイリスの上半身が露わになる。
王子はアイリスの乳房を転がすように舐めて、口に含んで吸った。
アイリスの口から甘い吐息が漏れ始める。
王子はアイリスの乳房から口を離すと、スカートの中に手を滑り込ませた。
そして、下着の上から花弁に指を当ててなぞっていく。
「どうされたいのかな?」
王子はわざとらしく聞いてみた。
アイリスは真っ赤になって俯いている。
王子はアイリスの耳元に唇を寄せた。
「教えて欲しい」
アイリスは蚊の鳴くような小さな声で言う。
「ひ、酷いわ、何で今日はこんなに攻めるんですか、クリスのイジワル」
「だってさ、お前朝から逃げたじゃん、ここを触るだけでいいの? アイリス」
王子は執拗に攻めたてる。
王子の執拗な責めにアイリスはついに観念して言葉を漏らした。
アイリスは王子の背中に腕を回して、ぎゅっとして囁いた。
「ごめんなさい」
そう聞いた途端溜息を尽くと王子は理解した。
(確かに以前の自分なら、首輪に繋いで嬲っていたかも)
アイリスの良心を苛みながら酷く抱いただろう。
でも、あの占い師に逢って正解だったと思う。
「許してあげよう、俺はお前が大好きだからね」
王子はそう言って、アイリスの頬にキスをする。
アイリスは王子の首筋にキスを返した。
王子はアイリスのスカートを捲り上げると、パンティを下ろした。
アイリスは王子のモノを見て、ごくりと唾を飲み込んだ。
そして、自分の花弁にあてがうと、腰を少しずつ落としてはめ込んでいく。
やがて、根元まで飲み込むと、王子に抱きついて、唇を重ねて舌を絡めた。
暫くの間、お互いを求め合うと、王子が腰を動かし始めた。
アイリスの腰も次第に動き始めた。
やがて、絶頂に達すると、アイリスはぐったりとしていた。
そんなアイリスを優しく抱きしめながら、優しく頭を撫でていると、アイリスは眠ってしまった。
そんなアイリスを見ながら、王子は思う。
(この幸せがいつまでも続けばいいのにな)
翌朝、朝食を食べていると、アイリスが訪ねてきた。
王子が扉を開けると、アイリスは照れ臭そうにしながら、お礼を言いに来たと言った。
王子は部屋に招き入れると、椅子に座ってもらい、飲み物を出した。
アイリスは出されたジュースを美味しそうに飲んでいる。
王子はアイリスの前に立つと、改めて感謝の言葉を述べた。
アイリスは少し戸惑いながら、お役に立てて良かったですと答える。
しばらく他愛のない話をしていると、不意にアイリスが尋ねて来た。
「クリスはどうして、私の事好きになったんですか?」
いきなりの質問に戸惑ったが、王子は素直な気持ちを話す事にした。
「一目惚れだな、最初に見た時から綺麗な子だなと思っていたよ」
アイリスはそれを聞いて顔を赤くした。
そして、今度はアイリスが尋ねた。
「クリスは何故私を選んでくれたの?」
「そうだな、お前が俺を好きだと言ってくれるからだな」
「それだけ?」
「それもあるけど、お前が一生懸命に頑張っている姿を見てきたからな」
「そうですか」
アイリスは嬉しそうにしている。
「ありがとう」
「こちらこそ」
そう言うと2人は見つめ合ってキスをした。
しばらくして、アイリスは帰って行った。
数日後、王子はアイリスの部屋を訪ねた。
アイリスは快く迎えてくれた。
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