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もっとも、当の本人である私には、全く覚えがないのだが、それはさておき、問題はここが何処なのかということだ。
周囲を見渡してみたところ、どうやら何処かの部屋の一室らしいことが分かったものの、それ以上は分からなかった。
というのも、窓が無い上に照明も点いていないせいもあって、薄暗い部屋の中では、ほとんど何も見えない状態だったからだ。
そのため、仕方なくベッドから降りて立ち上がろうとしたところで、足に力が入らず、バランスを崩して倒れそうになってしまう。
咄嗟に手をついて転倒を免れたのだが、その際に、何か柔らかいものに触れたような気がした瞬間、突然部屋の明かりが灯ったかと思う。
目の前に現れた人物を見て驚愕した私は、反射的に距離を取ろうとしたものの、すぐに壁際まで追い詰められてしまったため、
逃げ場を失ってしまうのだった。
そんな中、目の前にいる人物が誰なのかを理解した途端、驚きのあまり固まってしまっていた私の耳元で囁いた彼は、そのまま耳を舐め上げてきて、
さらには首筋に吸い付いてくるという行為を繰り返し始めたのだ。
それによって、すっかり力が抜けてしまっていた私は、抵抗することも出来ずにされるがままになっていたが、
やがて彼の手によって服を脱がされていくと、下着姿になったところで、ようやく我に返ることになった。
しかし、時既に遅く、気が付けばベッドの上に押し倒されていた私は、身動きが取れなくなっていただけでなく、いつの間にか両手を縛られていたため、
どうすることも出来なかった。もっとも、だからといって諦めるつもりなど毛頭無かったので、どうにかして脱出しようと試みたものの、
結局は失敗に終わり、それどころか逆に返り討ちに遭ってしまうことになるのだった。
その結果、為す術も無く組み伏せられた挙げ句、あっさりと脱がされて裸体にされてしまった
私は、恥ずかしさのあまりに顔を背けてしまったのだが、それがいけなかったようだ。
というのも、私の反応を見た彼は、気を良くしたのか、ますますエスカレートしてきたからだ。
具体的には、胸を揉まれたり、突起を摘まれたりしただけではなく、首筋や脇腹といった敏感な部分を舐められたりと、
ありとあらゆる場所を責められたのである。
おかげで、すっかり感じさせられてしまった。
私は、もはや立っていることすらままならない状態にまで追い込まれていたこともあり、遂には床に座り込んでしまうのだった。
それで終わりではなかったようで、彼は私の両足を掴むなり左右に大きく開かせてから、その間に身体を割り込ませてきたかと思うと、
そのまま覆い被さるようにして密着してきて、互いの胸が押し潰されるような形になると同時に、下腹部の辺りに硬いものが当たるのを
感じたところで、彼が何をしようとしているのかを悟った私は、必死になって身を捩って逃れようとしたものの、やはり無駄だったらしく、
むしろ逆効果になってしまい、かえって興奮させてしまっただけだった。
いよいよその時が訪れようとしていた時だった。
不意に部屋のドアがノックされる音が聞こえてきたのでそちらに目を向けると、
ドアの向こうから声が聞こえてきた。
それを聞いた彼は、舌打ちしながら渋々といった感じで私から離れていくのだった。
(助かったわ……)
内心でホッと安堵の溜め息を吐いた私は、乱れた服を直しつつ立ち上がると、そのままドアの方に向かって歩き出す。
ところが、ドアノブに手を掛けたところで、不意に背後から声を掛けられたかと思うと、腕を掴まれてしまう。
周囲を見渡してみたところ、どうやら何処かの部屋の一室らしいことが分かったものの、それ以上は分からなかった。
というのも、窓が無い上に照明も点いていないせいもあって、薄暗い部屋の中では、ほとんど何も見えない状態だったからだ。
そのため、仕方なくベッドから降りて立ち上がろうとしたところで、足に力が入らず、バランスを崩して倒れそうになってしまう。
咄嗟に手をついて転倒を免れたのだが、その際に、何か柔らかいものに触れたような気がした瞬間、突然部屋の明かりが灯ったかと思う。
目の前に現れた人物を見て驚愕した私は、反射的に距離を取ろうとしたものの、すぐに壁際まで追い詰められてしまったため、
逃げ場を失ってしまうのだった。
そんな中、目の前にいる人物が誰なのかを理解した途端、驚きのあまり固まってしまっていた私の耳元で囁いた彼は、そのまま耳を舐め上げてきて、
さらには首筋に吸い付いてくるという行為を繰り返し始めたのだ。
それによって、すっかり力が抜けてしまっていた私は、抵抗することも出来ずにされるがままになっていたが、
やがて彼の手によって服を脱がされていくと、下着姿になったところで、ようやく我に返ることになった。
しかし、時既に遅く、気が付けばベッドの上に押し倒されていた私は、身動きが取れなくなっていただけでなく、いつの間にか両手を縛られていたため、
どうすることも出来なかった。もっとも、だからといって諦めるつもりなど毛頭無かったので、どうにかして脱出しようと試みたものの、
結局は失敗に終わり、それどころか逆に返り討ちに遭ってしまうことになるのだった。
その結果、為す術も無く組み伏せられた挙げ句、あっさりと脱がされて裸体にされてしまった
私は、恥ずかしさのあまりに顔を背けてしまったのだが、それがいけなかったようだ。
というのも、私の反応を見た彼は、気を良くしたのか、ますますエスカレートしてきたからだ。
具体的には、胸を揉まれたり、突起を摘まれたりしただけではなく、首筋や脇腹といった敏感な部分を舐められたりと、
ありとあらゆる場所を責められたのである。
おかげで、すっかり感じさせられてしまった。
私は、もはや立っていることすらままならない状態にまで追い込まれていたこともあり、遂には床に座り込んでしまうのだった。
それで終わりではなかったようで、彼は私の両足を掴むなり左右に大きく開かせてから、その間に身体を割り込ませてきたかと思うと、
そのまま覆い被さるようにして密着してきて、互いの胸が押し潰されるような形になると同時に、下腹部の辺りに硬いものが当たるのを
感じたところで、彼が何をしようとしているのかを悟った私は、必死になって身を捩って逃れようとしたものの、やはり無駄だったらしく、
むしろ逆効果になってしまい、かえって興奮させてしまっただけだった。
いよいよその時が訪れようとしていた時だった。
不意に部屋のドアがノックされる音が聞こえてきたのでそちらに目を向けると、
ドアの向こうから声が聞こえてきた。
それを聞いた彼は、舌打ちしながら渋々といった感じで私から離れていくのだった。
(助かったわ……)
内心でホッと安堵の溜め息を吐いた私は、乱れた服を直しつつ立ち上がると、そのままドアの方に向かって歩き出す。
ところが、ドアノブに手を掛けたところで、不意に背後から声を掛けられたかと思うと、腕を掴まれてしまう。
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