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さらには太腿を撫でられたり、首筋にキスをされたりと、次々と責められていき、そのたびに甘い声が漏れてしまう。
なんとか耐えようとするものの、それも長くは続かず、やがて絶頂を迎えてしまうのであった。
その後、しばらくの間余韻に浸っていたのだが、まだ終わりではなかったようだ。
皇帝陛下の手が下の方へ伸びてくる。
そのまま割れ目に沿って指を動かし始めたのだ。
しばらく続けているうちに愛液が溢れ出してくるようになり、クチュクチュといった水音が聞こえ始めてきたところで、
中に指が入ってくるのを感じた。
最初は一本だけだったが、徐々に本数が増えていき、最終的には三本の指が挿入された状態で出し入れされていた。
あまりの気持ち良さに意識が飛んでしまいそうになるが、かろうじて耐えることに成功する。
しかし、休む暇など与えてもらえるはずもなく、ひたすら責め立てられる結果となってしまった。
もうダメだと思った次の瞬間、膣内の一番深いところに指が到達したらしく、今まで以上の強烈な快感に襲われると共に、絶頂に達してしまった。
ドクドクと脈打つ感覚が伝わり、それと同時に全身が痙攣するように震えたのが分かったが、これで終わりではなかった。
それどころか更に激しくなったことで、頭の中が真っ白になってしまった私は、ただひたすら喘ぐことしか出来なくなっていった。
それからどれくらいの時間が経過しただろうか、不意に、身体の中に温かいものが流れ込んでくるのを感じたのだが、
それが何なのかを考える間もなく、意識を失ってしまったのだった。翌朝、目を覚ますとそこはベッドの上だった。
昨夜の出来事を思い出して、顔が熱くなってくるのを感じながら、身支度を済ませた私は部屋を後にした。
廊下を歩いている最中も、昨晩のことを思い浮かべて悶々としていたのだが、
それを振り払うように首を振って気持ちを切り替えることにした。そんな私の視界に飛び込んできたのは、こちらに向かって歩いてくる一人の女性の姿だった。
その姿を目にした瞬間、思わず固まってしまう――何故なら、目の前にいたのはルミアさんだったからだ。
どうして彼女がここにいるのだろう?
そんなことを考えている間に、目の前までやってきた彼女に話しかけられる。
その口調はとても丁寧で、まるで貴族を相手にしているかのような振る舞いだ。
そして、一通りの話を終えた後で、こんなことを言われた。
曰く、朝食の準備が出来ているので、よろしければご一緒にお食事をしませんか?ということらしい。
正直なところ、あまり気乗りはしなかったが、せっかくの誘いを断るわけにもいかないと思い、仕方なく了承することにした。
案内されたのは、屋敷の食堂にあるテーブル席の一つだった。
既に何人かの先客が席に座っていて、何やら話をしている様子だったが、
気にせず空いている席に座ることにした。
すると、それを確認したメイドさんが、全員分の食事を運んできてくれたので、早速いただくことにしたのだった。
(それにしても、朝からステーキだなんて……相変わらずよく食べる方ね)
彼女の様子を見て、そう思う。
その視線の先には、美味しそうに肉を頬張る皇帝の姿があったのだ。
ちなみに彼はかなりの大食いであり、この屋敷にいる誰よりも多く食べていると言っても過言ではないほどだ。
現に今も、次から次へと口に運んでいっては、ガツガツといった擬音が聞こえてきそうな勢いで食べ進めているのだった。
そんな光景を見ながらも、黙々と料理を口に運んでいると、ふいに彼が話しかけてきた。
なんとか耐えようとするものの、それも長くは続かず、やがて絶頂を迎えてしまうのであった。
その後、しばらくの間余韻に浸っていたのだが、まだ終わりではなかったようだ。
皇帝陛下の手が下の方へ伸びてくる。
そのまま割れ目に沿って指を動かし始めたのだ。
しばらく続けているうちに愛液が溢れ出してくるようになり、クチュクチュといった水音が聞こえ始めてきたところで、
中に指が入ってくるのを感じた。
最初は一本だけだったが、徐々に本数が増えていき、最終的には三本の指が挿入された状態で出し入れされていた。
あまりの気持ち良さに意識が飛んでしまいそうになるが、かろうじて耐えることに成功する。
しかし、休む暇など与えてもらえるはずもなく、ひたすら責め立てられる結果となってしまった。
もうダメだと思った次の瞬間、膣内の一番深いところに指が到達したらしく、今まで以上の強烈な快感に襲われると共に、絶頂に達してしまった。
ドクドクと脈打つ感覚が伝わり、それと同時に全身が痙攣するように震えたのが分かったが、これで終わりではなかった。
それどころか更に激しくなったことで、頭の中が真っ白になってしまった私は、ただひたすら喘ぐことしか出来なくなっていった。
それからどれくらいの時間が経過しただろうか、不意に、身体の中に温かいものが流れ込んでくるのを感じたのだが、
それが何なのかを考える間もなく、意識を失ってしまったのだった。翌朝、目を覚ますとそこはベッドの上だった。
昨夜の出来事を思い出して、顔が熱くなってくるのを感じながら、身支度を済ませた私は部屋を後にした。
廊下を歩いている最中も、昨晩のことを思い浮かべて悶々としていたのだが、
それを振り払うように首を振って気持ちを切り替えることにした。そんな私の視界に飛び込んできたのは、こちらに向かって歩いてくる一人の女性の姿だった。
その姿を目にした瞬間、思わず固まってしまう――何故なら、目の前にいたのはルミアさんだったからだ。
どうして彼女がここにいるのだろう?
そんなことを考えている間に、目の前までやってきた彼女に話しかけられる。
その口調はとても丁寧で、まるで貴族を相手にしているかのような振る舞いだ。
そして、一通りの話を終えた後で、こんなことを言われた。
曰く、朝食の準備が出来ているので、よろしければご一緒にお食事をしませんか?ということらしい。
正直なところ、あまり気乗りはしなかったが、せっかくの誘いを断るわけにもいかないと思い、仕方なく了承することにした。
案内されたのは、屋敷の食堂にあるテーブル席の一つだった。
既に何人かの先客が席に座っていて、何やら話をしている様子だったが、
気にせず空いている席に座ることにした。
すると、それを確認したメイドさんが、全員分の食事を運んできてくれたので、早速いただくことにしたのだった。
(それにしても、朝からステーキだなんて……相変わらずよく食べる方ね)
彼女の様子を見て、そう思う。
その視線の先には、美味しそうに肉を頬張る皇帝の姿があったのだ。
ちなみに彼はかなりの大食いであり、この屋敷にいる誰よりも多く食べていると言っても過言ではないほどだ。
現に今も、次から次へと口に運んでいっては、ガツガツといった擬音が聞こえてきそうな勢いで食べ進めているのだった。
そんな光景を見ながらも、黙々と料理を口に運んでいると、ふいに彼が話しかけてきた。
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