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そして、ユリウス様は私をベッドから引きずり出すと、 そのまま浴室に連れていかれました。
私は裸のまま、ユリウス様は服を着たまま浴室に入りました。
そして私は後ろから抱きしめられました。
そのままそっと耳元で囁かれて背筋がゾクッとして思わず甘い吐息が漏れてしまいました。
ユリウス様は私の胸を優しく揉むと突起を摘まんできたのです。
それだけで私の体はビクビクと反応してしまいました。
それからユリウス様は私の胸を触り続け、ついに下腹部へと手を伸ばしてきたのです。
そこは既にトロトロになっていてユリウス様の指が触れると私はさらに濡れてしまいました。
そしてユリウス様は私の中に指を入れ動かし始めたのです。
最初は痛かったけど段々と気持ちよくなっていき、
「んっ……ふぅ……あっ」
私は甘い声で鳴いてしまいました。
しばらくするとユリウス様は私の中から指を抜きました。
そしてユリウス様は服を脱ぐと私を壁に手をつかせてお尻を突き出した格好をさせるように促してきたのです。
私は恥ずかしくて嫌だと拒みましたが無理矢理押さえつけられてしまいました。
ユリウス様は私の後ろに立つと一気に挿入してきたのです。
私はあまりの激しさに耐えきれず、すぐに絶頂を迎えてしまいました。
ユリウス様は腰の動きを止めずそのまま抽挿を続けました。
「待って! イったばっかりなのにぃ!」
私は泣きながら訴えましたが、ユリウス様は無視して激しいピストン運動を続けると、またすぐに私は
絶頂を迎えて達してしまいました。
ユリウス様は休む間もなく、私の花弁に指を入れてかき混ぜてきました。
指が動く度に卑猥な水音が響き渡り、それが余計に興奮を高めていきます。
やがてユリウス様は指を引き抜くと、次は自らの剛直を私の膣内へ押し込んできました。
太くて大きいそれに貫かれた瞬間、私の頭は真っ白になりました。
「あぁっ、んっ……はうっ……ユリウス様の、凄いっ……あんっ」
ユリウス様は私の言葉に満足したのか、ゆっくりとした動きで抽挿を始めました。
やがて私の中で何かが弾け飛ぶような感覚に襲われ、私は全身を痙攣させてしまいました。
その締め付けに耐えられなかったのでしょう、ユリウス様は小さく声を漏らすと、熱い欲望を吐き出したのです。
ユリウス様は荒く息をすると、私を抱き寄せてキスをしてきました。
「カルネ、愛してるよ」
私は嬉しくなってユリウス様に抱きつきました。
すると、ユリウス様は突然腰を動かし始めたのです。
「え? あの、まだするんですか?」
戸惑っていると、ユリウス様はそのまま抽挿を始めました。
先程出されたばかりのユリウス様のものは、もう大きくなっていて、それでいて熱を持っていました。
ユリウス様はそのまま私を抱きしめるとキスをしてきました。
私もそれに応えるようにしてユリウス様の首に腕を回すと、そのままユリウス様は私に覆い被さるように
して密着すると、腰を打ち付けてきました。
そのまま、ユリウス様は何度も何度も私を犯していきました。
ユリウス様は私の中へ射精すると、そのまま私に寄り添ってきて、お互いに抱きしめあいました。
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