7 / 73
7.
しおりを挟む
優しく接してくれて、私の事を愛してくれた。
でも、今の彼は私の知っているユリウスではない。
「やぁ、そこダメぇ」
私の言葉を聞かず、ユリウスはそのまま指を中に突っ込んでくる。
そして、中でバラバラと動かしたりかき混ぜたりする。
嫌なのに、私の体は反応してしまい、絶頂を迎えてしまった。
すると、ユリウスは私の頬を叩くと、 そのまま強引に唇を重ねて来て、
舌を入れてきた。
そして、口内を犯してくる。
しばらくして唇を離すと、今度は胸にしゃぶりついてきた。
突起を甘噛みしたり吸ったりしながら舐めまわす。
もう片方の手で陰核を摘まんできて、同時に責められる。
「ああ、イク、だめぇ」
「駄目じゃないだろ、もっとして欲しいんだろう?」
「ちがうぅ」
否定してもユリウスには通じない。
「そうか、なら辞めるか」
そう言うとあっさりと指を引き抜いてしまう。
「あぁ」
思わず名残惜しそうな声が出てしまった。
ユリウスはそれを聞いてクスリと笑うと、 私の花弁に顔を近づけて、花弁をなぞるように
舌を動かし始めた。
そして、そのまま膣内に侵入してきた。
音を立てながら出し入れを繰り返す。
時々陰核に吸い付き、歯を立てて甘噛みしてくる。
その度に私の身体は跳ね上がり、絶頂を迎える。
しかし、ユリウスは決して休ませてはくれず、更に激しく攻め立てる。
やがて限界が訪れた時、一気に引き抜かれたと思うと顔に射精されてしまった。
「あ、熱い……」
ユリウスは私の顔についた白濁液を手に取ると、それを舐めた。
その姿に思わず見惚れていると、今度は花弁に指を入れてきた。
中を掻き回すように動かされると、また声が出てしまい、ユリウスはそれを面白がっているのか、
執拗に同じ場所ばかり責めてきた。
「ここが良いのかい? カルネ」
「はい……」
「じゃあもっと気持ち良くさせてあげよう」
ユリウスはそういうと、今度は2本の指を入れてきた。
2本になった事で先程よりも圧迫感が増したが、
ユリウスの指使いによって段々快感に変わっていった。
「あっ……んっ」
「気持ち良いのかい?」
「はいぃ」
「そうかそうか、可愛いね」
そう言うと、ユリウスはさらに指を増やしてきた。
3本の指で中を掻き回されると、また絶頂を迎えてしまいそうになった。
しかし、ユリウスは寸前の所で指を引き抜くと今度は蜜壺の中に挿入してきた。
そして、激しく出し入れを始める。
その動きに合わせて腰を動かしていると、今度は親指で秘豆を擦り始めた。
あまりの強い快感に私は我慢できずに潮を吹いてしまう。
それでも彼は手を止めずに動かし続けた。
しばらくそうされていると、限界を迎えてしまった。
しかし、それでも許して貰えず、何度も絶頂を迎えさせられた。
そして、ようやく許してもらえた時には既に夜が明けようとしていたのだった。
翌朝、私は目を覚ますと、自分の置かれている状況に戸惑っていた。
何故かユリウス様が私を抱きしめていて、しかもお互い裸体だった。
どうやら、いつの間にか眠ってしまったようだ。
ユリウス様は私が起きると、
「おはよう、カルネ」
そう言ってキスをしてくる。
私は恥ずかしくなって俯いていると、
「朝から照れちゃって、可愛いなぁ」
そう言って頭を撫でてくる。
「ユリウス様、どうしてここに?」
「君に会いに来たんだよ」
「私に?」
ユリウスはカルネの顎を持ち上げ目を合わせると、 優しい口調で話し始める。
それはカルネにとって嬉しい言葉だった。
しかし、ユリウスの瞳の奥には狂気にも似た何かを感じた。
でも、今の彼は私の知っているユリウスではない。
「やぁ、そこダメぇ」
私の言葉を聞かず、ユリウスはそのまま指を中に突っ込んでくる。
そして、中でバラバラと動かしたりかき混ぜたりする。
嫌なのに、私の体は反応してしまい、絶頂を迎えてしまった。
すると、ユリウスは私の頬を叩くと、 そのまま強引に唇を重ねて来て、
舌を入れてきた。
そして、口内を犯してくる。
しばらくして唇を離すと、今度は胸にしゃぶりついてきた。
突起を甘噛みしたり吸ったりしながら舐めまわす。
もう片方の手で陰核を摘まんできて、同時に責められる。
「ああ、イク、だめぇ」
「駄目じゃないだろ、もっとして欲しいんだろう?」
「ちがうぅ」
否定してもユリウスには通じない。
「そうか、なら辞めるか」
そう言うとあっさりと指を引き抜いてしまう。
「あぁ」
思わず名残惜しそうな声が出てしまった。
ユリウスはそれを聞いてクスリと笑うと、 私の花弁に顔を近づけて、花弁をなぞるように
舌を動かし始めた。
そして、そのまま膣内に侵入してきた。
音を立てながら出し入れを繰り返す。
時々陰核に吸い付き、歯を立てて甘噛みしてくる。
その度に私の身体は跳ね上がり、絶頂を迎える。
しかし、ユリウスは決して休ませてはくれず、更に激しく攻め立てる。
やがて限界が訪れた時、一気に引き抜かれたと思うと顔に射精されてしまった。
「あ、熱い……」
ユリウスは私の顔についた白濁液を手に取ると、それを舐めた。
その姿に思わず見惚れていると、今度は花弁に指を入れてきた。
中を掻き回すように動かされると、また声が出てしまい、ユリウスはそれを面白がっているのか、
執拗に同じ場所ばかり責めてきた。
「ここが良いのかい? カルネ」
「はい……」
「じゃあもっと気持ち良くさせてあげよう」
ユリウスはそういうと、今度は2本の指を入れてきた。
2本になった事で先程よりも圧迫感が増したが、
ユリウスの指使いによって段々快感に変わっていった。
「あっ……んっ」
「気持ち良いのかい?」
「はいぃ」
「そうかそうか、可愛いね」
そう言うと、ユリウスはさらに指を増やしてきた。
3本の指で中を掻き回されると、また絶頂を迎えてしまいそうになった。
しかし、ユリウスは寸前の所で指を引き抜くと今度は蜜壺の中に挿入してきた。
そして、激しく出し入れを始める。
その動きに合わせて腰を動かしていると、今度は親指で秘豆を擦り始めた。
あまりの強い快感に私は我慢できずに潮を吹いてしまう。
それでも彼は手を止めずに動かし続けた。
しばらくそうされていると、限界を迎えてしまった。
しかし、それでも許して貰えず、何度も絶頂を迎えさせられた。
そして、ようやく許してもらえた時には既に夜が明けようとしていたのだった。
翌朝、私は目を覚ますと、自分の置かれている状況に戸惑っていた。
何故かユリウス様が私を抱きしめていて、しかもお互い裸体だった。
どうやら、いつの間にか眠ってしまったようだ。
ユリウス様は私が起きると、
「おはよう、カルネ」
そう言ってキスをしてくる。
私は恥ずかしくなって俯いていると、
「朝から照れちゃって、可愛いなぁ」
そう言って頭を撫でてくる。
「ユリウス様、どうしてここに?」
「君に会いに来たんだよ」
「私に?」
ユリウスはカルネの顎を持ち上げ目を合わせると、 優しい口調で話し始める。
それはカルネにとって嬉しい言葉だった。
しかし、ユリウスの瞳の奥には狂気にも似た何かを感じた。
0
お気に入りに追加
330
あなたにおすすめの小説
大きくなったら結婚しようと誓った幼馴染が幸せな家庭を築いていた
黒うさぎ
恋愛
「おおきくなったら、ぼくとけっこんしよう!」
幼い頃にした彼との約束。私は彼に相応しい強く、優しい女性になるために己を鍛え磨きぬいた。そして十六年たったある日。私は約束を果たそうと彼の家を訪れた。だが家の中から姿を現したのは、幼女とその母親らしき女性、そして優しく微笑む彼だった。
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。
大人の隠れんぼ=妻編=
明智 颯茄
恋愛
あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。
ある日、夫の提案で、夫婦だけで隠れんぼをすることになるのだが、何だかおかしなルールが追加され、大騒ぎの隠れんぼとなってしまう。
しかも、誰か手引きしている人がいるようで……。
*この作品は『明智さんちの旦那さんたちR』から抜粋したものです。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
ついうっかり王子様を誉めたら、溺愛されまして
夕立悠理
恋愛
キャロルは八歳を迎えたばかりのおしゃべりな侯爵令嬢。父親からは何もしゃべるなと言われていたのに、はじめてのガーデンパーティで、ついうっかり男の子相手にしゃべってしまう。すると、その男の子は王子様で、なぜか、キャロルを婚約者にしたいと言い出して──。
おしゃべりな侯爵令嬢×心が読める第4王子
設定ゆるゆるのラブコメディです。
よくある父親の再婚で意地悪な義母と義妹が来たけどヒロインが○○○だったら………
naturalsoft
恋愛
なろうの方で日間異世界恋愛ランキング1位!ありがとうございます!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
最近よくある、父親が再婚して出来た義母と義妹が、前妻の娘であるヒロインをイジメて追い出してしまう話………
でも、【権力】って婿養子の父親より前妻の娘である私が持ってのは知ってます?家を継ぐのも、死んだお母様の直系の血筋である【私】なのですよ?
まったく、どうして多くの小説ではバカ正直にイジメられるのかしら?
少女はパタンッと本を閉じる。
そして悪巧みしていそうな笑みを浮かべて──
アタイはそんな無様な事にはならねぇけどな!
くははははっ!!!
静かな部屋の中で、少女の笑い声がこだまするのだった。
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
【完結】誰にも相手にされない壁の華、イケメン騎士にお持ち帰りされる。
三園 七詩
恋愛
独身の貴族が集められる、今で言う婚活パーティーそこに地味で地位も下のソフィアも参加することに…しかし誰にも話しかけらない壁の華とかしたソフィア。
それなのに気がつけば裸でベッドに寝ていた…隣にはイケメン騎士でパーティーの花形の男性が隣にいる。
頭を抱えるソフィアはその前の出来事を思い出した。
短編恋愛になってます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる