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私は彼女の好意を受け止めることにすると、彼女と一緒に部屋へ向かう。
彼女が案内してくれた部屋にたどり着いた後、 私と彼女は同じ布団の中に潜り込みました。
そのまま私は彼女を優しく抱いてやり、そしてそのまま就寝します。
私はルヴァス様が愛おしすぎて、たまらなく彼の傍にいたいと思っています。
でも……ルヴァス様は私に優しくしてくれていてもどこか遠慮をしているように見えていたんですよね。
それというのも、私の身体に興味津々だったルヴァスは毎日私を抱きまくっていて、くれたんだけどある日を境に、
私はルヴァスに呼び出されて彼の私室を訪れることになるのですがその日にいきなり押し倒されてしまってしまい、
その日一日ルヴァスにたっぷりと可愛がられたのよね。

それがきっかけで私は彼の性欲の強さと体力の凄さに驚愕する事になった。
そして翌朝になってから私は目覚めて身体を起こしてみると、 自分の下半身に違和感を覚える。
すると股間に手を伸ばして確かめて見ると私の割れ目は濡れていました。
それも尋常ではなくて……私自身もどうしていいか分からない状況に陥ってしまう。
とりあえず落ち着こうとした私だったが、そのタイミングでルヴァスがやって来たのだ。
すると私は彼に抱きつくとキスをして甘え始めた。

「んむっ……ちゅぷ、れろ、んっ……」

しばらく舌を入れて唾液を交換しながら絡ませた後に私は彼を誘った。
すると彼は服を脱ぎ捨て私も生まれたままの姿になっていく。
そして裸体のままベッドインしてから抱き締めあって互いに求めあう。
そして交わり始めてからのルヴァスはとても情熱的で力強く私を求めていた。私も彼のものを受け入れていた。
だが彼は次第に動きを止めてしまう。
彼の身体を見ると私の中に出している途中だったので彼のモノがビクビクとしている。

「うぅ……うぅうぅう!」

まだ、彼のものは大きく膨らんだままな上に、中に入っているものは未だに熱を帯びていた。
私の中から抜くつもりはなく彼は私の腰を掴み直しながら腰を突き動かす。

「ふぅん、はあぅうぅぅうん!」

私の中へ入ったまま彼のモノが激しく動いたせいもあって、私は身体を大きく仰け反らせていた。
すると、

「はあぁっ!?ああぁっ!」

私はまたイッてしまったらしい。
それでもルヴァスの動きが止まることはなく私は彼を受け入れるのだった。
そしてそれから私は彼と激しく絡み合ったまま快楽を分かち合い。
何度も中へ出されてしまい。
最後はルヴァスの体液を大量に注がれていった。
そしてそれからしばらくして私は目を覚ますのだった。
目覚めた私は横になりルヴァスの顔を見ながら考えていた。
私は今、ルヴァスと離れたくないと思っていた。

すると私は自然とお腹に手を当てていた。
その行動が意味する事に気が付くまでにそれほど
時間は掛らなかった。

「あっ……」

私としたことが、無意識の内に下腹部へ触れた。
理由は分かり切っている。
妊娠したから……。
だけど、私とルヴァスとの子供が産まれたとしても私達の関係が変わる訳がない!
それはそうと私はベッドから降り、浴室へ向かった。
そして体を洗おうとしたその時、誰かが私の元へと訪れたのだ。
その人物はルヴァスで、彼がここに訪れる理由といえば、恐らく私に会う為……。
案の定そうで、彼は入浴中に邪魔をしに来たらしく私を眺め回していた。

「……っ」
恥ずかしくなって顔を逸らすものの、 ルヴァスに見られ続ける。
「ん……ルヴァス……あの、あまりジロジロと見られるのは嫌なのですけど」
ルヴァスは、私の言葉を無視して凝視し続けた。
しかも私の方へと近づいてきて……。
「ちょっ……! 待っ、きゃあっ!」
ルヴァスに押し倒された瞬間、浴槽のお湯が溢れ出した。
更に、胸元にある双丘があらわとなり……。
「うぅ……見ちゃ駄目っ!お願いだからぁ、もう止めてくださいルヴァス!」
何とかしようと抵抗するが、彼に押さえ付けられてしまい私は彼に成すがままにされてしまった。
そして遂には彼に身を任せてしまいそうになるが
ここで彼に唇を奪われてしまいそうになったのだけれども
それを察知した直後に身を離してしまう事に。
その後は特にこれといったことは無く時間が過ぎるだけと
なる筈でした。
食事の時間に、今日もまたお酒を飲むと聞いていましたから私は彼にアルコールを与えてはならないと思い彼に近づかないようにと気を配っていた。
どうにか気をつけようとしていた私の努力は全て水泡に帰してしまった。
私達が席に着くと直ぐに私達は飲み始める。
私は気を張り詰めていたため疲労を感じてしまいテーブルの上に置いてあるワインを手に取ると飲むのでした。
そして、その後に幸せになるのでした。
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