21 / 30
21.
しおりを挟む
「あの! 少し宜しいでしょうか……? 実はルヴァス様にお願いしたいことがあるので御座います……」
ルヴァスへ声を掛けると、ルヴァスは私を解放してくれたので、お礼を伝えてから私はある提案を口にしました。
それは、ルヴァスへ贈り物を渡すと言うものでした。
それを聞いた途端にルヴァスはとても驚いていましたが、私は内緒で準備していた品を取り出す。
私が愛用していた杖でした。
この杖には魔法の効果を高める力が宿っていてとても便利だったのを覚えています。
私は、それを彼に差し出した。
(これで機嫌が直ってくれれば良いんだけど……)
そう願っての行動だったが、彼の様子を見てみるとあまり喜んでいる様子ではなかった。
むしろ悲しそうな顔をしていたの。
何故そのような表情をしていたのか不思議でならないけれど理由は分からないままだった。
(結局受け取って貰えなかったし……)
しかし、諦めずに何度も頼み込んだところ最終的には受け取らせることに成功した。
その後は二人きりの時間を過ごすことになります。
二人で楽しく過ごしていた所までは良かった。
問題はその後に起きた。
突然、私の身体に異変が起きてしまった。
「あれ? 妙に体が重たいし、怠い……どうしよう……」
「なんだろ……凄く嫌なことが起こりそうな予感……何かが起きる前に、止めないと大変なことになるかもしれない……何かしら
対処しておかなくちゃ……取り敢えずルヴァスに相談してみるしか無いよね……こういう時は、素直に従うべきだと思うから……
それでダメだったなら別の方法を考えようかな」
私は、不安を抱えながらもルヴァスの部屋へと赴いて彼に助けを求めることにしたの。
「助けてください! 身体が変な感じがして辛いの。どうにかしてくれないかな」
そう告げると、彼は快く受け入れてくれました。
どうやら私の体調を心配していくれたみたいです。
私は、彼にベッドまで連れられると優しく横たわらされました。
「あ、ありがとうございます。わざわざ私の身体を気にしてくれて」
私は彼にお礼を言う。
そうすると、彼は優しく私の髪を撫でてきたので気持ちが良くて思わず目を細める。
そうしている内に、いつの間にか眠ってしまい、次に目が覚めた時にはすっかり元気になっていたの。
どうやらとっても疲れていたらしくて丸一日もの間、熟睡したらしい……。
しかも、隣にはルヴァスがいてくれるの。
まるで夫婦になったばかりの頃のようで懐かしかった。
それから暫くすると、ルヴァスは仕事の為に出て行ってしまったけれど寂しくは無かった。
だって、すぐに戻って来てくれると信じて待っていたからだもん。
その通りになり、私は彼と幸せなひと時を過ごした。
ルヴァスと一緒にいられることが、とっても嬉しかったの!
「ねぇ、ルヴァスのを舐めてあげるよ」
私は、ルヴァスの股間に顔を埋めるとモノを取り出して舌先で先端を刺激していきました。
そして口に含むと音を立てながらしゃぶっていく。
彼のものが大きくなったのを確認すると私は更に強く吸い上げながら、頭を前後に動かし始めました。
彼の白濁液が欲しかったから頑張って奉仕を続けた結果、無事に射精させることに成功!
ルヴァスの体から出たものを全て受け止めると喉に流し込んでいく。
彼の全てを体内に入れた私は満足げに笑みを浮かべる。
すると、ルヴァスは興奮したような声で囁いた。
「愛しているよ」
ルヴァスへ声を掛けると、ルヴァスは私を解放してくれたので、お礼を伝えてから私はある提案を口にしました。
それは、ルヴァスへ贈り物を渡すと言うものでした。
それを聞いた途端にルヴァスはとても驚いていましたが、私は内緒で準備していた品を取り出す。
私が愛用していた杖でした。
この杖には魔法の効果を高める力が宿っていてとても便利だったのを覚えています。
私は、それを彼に差し出した。
(これで機嫌が直ってくれれば良いんだけど……)
そう願っての行動だったが、彼の様子を見てみるとあまり喜んでいる様子ではなかった。
むしろ悲しそうな顔をしていたの。
何故そのような表情をしていたのか不思議でならないけれど理由は分からないままだった。
(結局受け取って貰えなかったし……)
しかし、諦めずに何度も頼み込んだところ最終的には受け取らせることに成功した。
その後は二人きりの時間を過ごすことになります。
二人で楽しく過ごしていた所までは良かった。
問題はその後に起きた。
突然、私の身体に異変が起きてしまった。
「あれ? 妙に体が重たいし、怠い……どうしよう……」
「なんだろ……凄く嫌なことが起こりそうな予感……何かが起きる前に、止めないと大変なことになるかもしれない……何かしら
対処しておかなくちゃ……取り敢えずルヴァスに相談してみるしか無いよね……こういう時は、素直に従うべきだと思うから……
それでダメだったなら別の方法を考えようかな」
私は、不安を抱えながらもルヴァスの部屋へと赴いて彼に助けを求めることにしたの。
「助けてください! 身体が変な感じがして辛いの。どうにかしてくれないかな」
そう告げると、彼は快く受け入れてくれました。
どうやら私の体調を心配していくれたみたいです。
私は、彼にベッドまで連れられると優しく横たわらされました。
「あ、ありがとうございます。わざわざ私の身体を気にしてくれて」
私は彼にお礼を言う。
そうすると、彼は優しく私の髪を撫でてきたので気持ちが良くて思わず目を細める。
そうしている内に、いつの間にか眠ってしまい、次に目が覚めた時にはすっかり元気になっていたの。
どうやらとっても疲れていたらしくて丸一日もの間、熟睡したらしい……。
しかも、隣にはルヴァスがいてくれるの。
まるで夫婦になったばかりの頃のようで懐かしかった。
それから暫くすると、ルヴァスは仕事の為に出て行ってしまったけれど寂しくは無かった。
だって、すぐに戻って来てくれると信じて待っていたからだもん。
その通りになり、私は彼と幸せなひと時を過ごした。
ルヴァスと一緒にいられることが、とっても嬉しかったの!
「ねぇ、ルヴァスのを舐めてあげるよ」
私は、ルヴァスの股間に顔を埋めるとモノを取り出して舌先で先端を刺激していきました。
そして口に含むと音を立てながらしゃぶっていく。
彼のものが大きくなったのを確認すると私は更に強く吸い上げながら、頭を前後に動かし始めました。
彼の白濁液が欲しかったから頑張って奉仕を続けた結果、無事に射精させることに成功!
ルヴァスの体から出たものを全て受け止めると喉に流し込んでいく。
彼の全てを体内に入れた私は満足げに笑みを浮かべる。
すると、ルヴァスは興奮したような声で囁いた。
「愛しているよ」
0
お気に入りに追加
287
あなたにおすすめの小説
伯爵は年下の妻に振り回される 記憶喪失の奥様は今日も元気に旦那様の心を抉る
新高
恋愛
※第15回恋愛小説大賞で奨励賞をいただきました!ありがとうございます!
※※2023/10/16書籍化しますーー!!!!!応援してくださったみなさま、ありがとうございます!!
契約結婚三年目の若き伯爵夫人であるフェリシアはある日記憶喪失となってしまう。失った記憶はちょうどこの三年分。記憶は失ったものの、性格は逆に明るく快活ーーぶっちゃけ大雑把になり、軽率に契約結婚相手の伯爵の心を抉りつつ、流石に申し訳ないとお詫びの品を探し出せばそれがとんだ騒ぎとなり、結果的に契約が取れて仲睦まじい夫婦となるまでの、そんな二人のドタバタ劇。
※本編完結しました。コネタを随時更新していきます。
※R要素の話には「※」マークを付けています。
※勢いとテンション高めのコメディーなのでふわっとした感じで読んでいただけたら嬉しいです。
※他サイト様でも公開しています
【完結】婚約者が好きなのです
maruko
恋愛
リリーベルの婚約者は誰にでも優しいオーラン・ドートル侯爵令息様。
でもそんな優しい婚約者がたった一人に対してだけ何故か冷たい。
冷たくされてるのはアリー・メーキリー侯爵令嬢。
彼の幼馴染だ。
そんなある日。偶然アリー様がこらえきれない涙を流すのを見てしまった。見つめる先には婚約者の姿。
私はどうすればいいのだろうか。
全34話(番外編含む)
※他サイトにも投稿しております
※1話〜4話までは文字数多めです
注)感想欄は全話読んでから閲覧ください(汗)
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
拝啓 お顔もお名前も存じ上げない婚約者様
オケラ
恋愛
15歳のユアは上流貴族のお嬢様。自然とたわむれるのが大好きな女の子で、毎日山で植物を愛でている。しかし、こうして自由に過ごせるのもあと半年だけ。16歳になると正式に結婚することが決まっている。彼女には生まれた時から婚約者がいるが、まだ一度も会ったことがない。名前も知らないのは幼き日の彼女のわがままが原因で……。半年後に結婚を控える中、彼女は山の中でとある殿方と出会い……。
国王陛下は愛する幼馴染との距離をつめられない
迷い人
恋愛
20歳になっても未だ婚約者どころか恋人すらいない国王ダリオ。
「陛下は、同性しか愛せないのでは?」
そんな噂が世間に広がるが、王宮にいる全ての人間、貴族と呼ばれる人間達は真実を知っていた。
ダリオが、幼馴染で、学友で、秘書で、護衛どころか暗殺までしちゃう、自称お姉ちゃんな公爵令嬢ヨナのことが幼い頃から好きだと言うことを。
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。この作品の前作が、お気に入り登録をしてくださった方が、ありがたいことに200を超えておりました。感謝を込めて、前作の方に一話、近日中にお届けいたします。よろしかったらお付き合いください。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。
悪役皇女は二度目の人生死にたくない〜義弟と婚約者にはもう放っておいて欲しい〜
abang
恋愛
皇女シエラ・ヒペリュアンと皇太子ジェレミア・ヒペリュアンは血が繋がっていない。
シエラは前皇后の不貞によって出来た庶子であったが皇族の醜聞を隠すためにその事実は伏せられた。
元々身体が弱かった前皇后は、名目上の療養中に亡くなる。
現皇后と皇帝の間に生まれたのがジェレミアであった。
"容姿しか取り柄の無い頭の悪い皇女"だと言われ、皇后からは邪険にされる。
皇帝である父に頼んで婚約者となった初恋のリヒト・マッケンゼン公爵には相手にもされない日々。
そして日々違和感を感じるデジャブのような感覚…するとある時……
「私…知っているわ。これが前世というものかしら…、」
突然思い出した自らの未来の展開。
このままではジェレミアに利用され、彼が皇帝となった後、汚れた部分の全ての罪を着せられ処刑される。
「それまでに…家出資金を貯めるのよ!」
全てを思い出したシエラは死亡フラグを回避できるのか!?
「リヒト、婚約を解消しましょう。」
「姉様は僕から逃げられない。」
(お願いだから皆もう放っておいて!)
外では氷の騎士なんて呼ばれてる旦那様に今日も溺愛されてます
刻芦葉
恋愛
王国に仕える近衛騎士ユリウスは一切笑顔を見せないことから氷の騎士と呼ばれていた。ただそんな氷の騎士様だけど私の前だけは優しい笑顔を見せてくれる。今日も私は不器用だけど格好いい旦那様に溺愛されています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる