10 / 30
10.
しおりを挟む
そうしていると彼は腰の動きを止めることなく続けていて、だんだんと激しいものへと変化していく。
なのでその刺激によって私は限界を迎えようとしていたの。
なので私は彼の名前を呼び続けた。
すると彼も応えるようにして、 私の名前を呼んできた。
そのことが嬉しいと思ったと同時に身体が震えだし一気に高みへと昇り詰めたの。
すると私は身体を大きく仰け反らせ、それと同時に彼の精を受け入れました。
そして、その後も彼は腰を動かす事をやめようとはせず、そのまま行為を続ける事になった。
「あぁぁぁあ、ダメっもう無理っ!」
私は何度もイってしまった。
それでも彼の攻めは止まらず、私はただひたすらに悶えるしかできなかったの。
そんな感じで何度もイかされ続けているうちに、私はいつの間に意識を失っていたの。
「うっ、うんっ……。ここは……。
そう言えば私とルヴァスはベッドの上で交わっていてそのまま眠ってしまっていたんだっ」
私は意識を取り戻してから今の現状を理解して辺りを見回す。
そして部屋の中にある時計を確認してみるが、時刻は午前5時30分だった。
ちなみに今はまだ朝の方であるから、あと1時間程は眠ることができるが、ルヴァスの事を考えればそんな事はできるはずがなかった。
なぜなら昨夜はあれだけ激しく求められて愛され尽くされてしまったの。
その結果、私は体力の限界を迎えて気絶するように眠りについたわけであるけど……。
「んんん……。はぁ……。ル、ルヴァス。ちょっと激しすぎです……。
もう少し優しくしてくれないと困っちゃいます……。でも、好きなんですけどね」
ついさっきの出来事を思い出してしまい顔が真っ赤になってしまう。
そう、さっきというのはルヴァスにたっぷり中へ出されたの。
それも一度では終わらずに三度も。
それで私が疲れ果ててしまったんだけど、 最後は意識を失うようにして倒れ込んだの。
しかし、私はそれだけに留まらずルヴァスとの交わりがあまりにも良すぎたのが原因となってしまい、
身体に火が点いてしまい、余計に求めてしまったのよ。
それがいけなかったのでしょう……。
結果として私は失神してしまった。
とはいえ、今はこうして目覚めたので安心してゆっくりと眠れそうですね……。
「……うぐ……こ……ここどこなんですか?」
頭がぼんやりとしている状態で、ようやく瞼を開く事が出来たものの視界はかなり霞んでいる状態ですから、
よく周りを見ることが出来ずにいる。
そうやって周囲をキョロキョロして見渡していくと少しずつ見える範囲が増えて行き、
そしてついに完全に覚醒したので状況を確認することにした。
「……そう、私……気絶しちゃってたのよね。
そういえば私とルヴァスは一緒に寝ていて……その……えっと……そうよ!
確か、あんな風に激しく抱かれたのは初めてだったの。
いつもなら優しくしてくれるんだけど、今日だけは激しくてもう大変というぐらいに。
でも嫌なわけじゃなくてむしろ幸せすぎるほどだったんだけどね?」
私達が結ばれた日の事を鮮明に思い出すと、再び熱くなり始めてどうにか落ち着かせようとすると不意に声をかけられたの。
「ようやっと起きたのか。おはよう、俺の婚約者であるメリシアよ」
そう言うと優しく抱きしめてくれるルヴァスは私を見詰めてきました。
だから思わず顔を背けるとその行動を見た彼がいきなりこんな事を言い出したのよ。
「なあ、メリシアよ。俺はお前を愛している」
唐突過ぎませんか!?
「ル、ルヴァス? 一体どうしちゃったのかしら?」
私は思わず王族らしくない行動を取るルヴァスを不思議に思って聞いてみると、意外な言葉が返ってきたの。
「なに、簡単な事だ。愛している者同士が結ばれる為に行う事をするだけだ。違うか?」
そう言いながら彼は私をベッドに押し倒してくると唇を重ねて来る。
そうされると私の中で何かが目覚めてしまい、彼の事を求めるかのように自ら舌を絡ませて行った。
そしてお互いに口を離してから呼吸を整える。
「ま、待って、ルヴァス。ここ最近はこういう事ばかりしているのだから、
いい加減にデートしたいの。お願いだからデートさせてっ!」
「そうだな、こんな事をするのもいいが、王都にデートでもしにいくか」
突然の提案だったので驚いてしまったわ。
そういえば今までずっとそういう事は無かったなと思っていたのですが……。
でも、これはチャンスかもしれないと思い、早速準備を始める事にした。
とは言ってもほとんど支度を終えていたので、後は服を着替えるだけだったのですが、ここで一つ問題が発生したのです。
それはどういう服装を着ていこうかという事でしたが、いざとなると思い浮かばず、悩んだ末に無難なワンピースにしました。
それから身仕度の最終確認を行い、出発の準備を整えた所で私は部屋の扉を開いた。
そうすると、既に待っていた彼が私の姿を見ると微笑んでくれる。
なのでその刺激によって私は限界を迎えようとしていたの。
なので私は彼の名前を呼び続けた。
すると彼も応えるようにして、 私の名前を呼んできた。
そのことが嬉しいと思ったと同時に身体が震えだし一気に高みへと昇り詰めたの。
すると私は身体を大きく仰け反らせ、それと同時に彼の精を受け入れました。
そして、その後も彼は腰を動かす事をやめようとはせず、そのまま行為を続ける事になった。
「あぁぁぁあ、ダメっもう無理っ!」
私は何度もイってしまった。
それでも彼の攻めは止まらず、私はただひたすらに悶えるしかできなかったの。
そんな感じで何度もイかされ続けているうちに、私はいつの間に意識を失っていたの。
「うっ、うんっ……。ここは……。
そう言えば私とルヴァスはベッドの上で交わっていてそのまま眠ってしまっていたんだっ」
私は意識を取り戻してから今の現状を理解して辺りを見回す。
そして部屋の中にある時計を確認してみるが、時刻は午前5時30分だった。
ちなみに今はまだ朝の方であるから、あと1時間程は眠ることができるが、ルヴァスの事を考えればそんな事はできるはずがなかった。
なぜなら昨夜はあれだけ激しく求められて愛され尽くされてしまったの。
その結果、私は体力の限界を迎えて気絶するように眠りについたわけであるけど……。
「んんん……。はぁ……。ル、ルヴァス。ちょっと激しすぎです……。
もう少し優しくしてくれないと困っちゃいます……。でも、好きなんですけどね」
ついさっきの出来事を思い出してしまい顔が真っ赤になってしまう。
そう、さっきというのはルヴァスにたっぷり中へ出されたの。
それも一度では終わらずに三度も。
それで私が疲れ果ててしまったんだけど、 最後は意識を失うようにして倒れ込んだの。
しかし、私はそれだけに留まらずルヴァスとの交わりがあまりにも良すぎたのが原因となってしまい、
身体に火が点いてしまい、余計に求めてしまったのよ。
それがいけなかったのでしょう……。
結果として私は失神してしまった。
とはいえ、今はこうして目覚めたので安心してゆっくりと眠れそうですね……。
「……うぐ……こ……ここどこなんですか?」
頭がぼんやりとしている状態で、ようやく瞼を開く事が出来たものの視界はかなり霞んでいる状態ですから、
よく周りを見ることが出来ずにいる。
そうやって周囲をキョロキョロして見渡していくと少しずつ見える範囲が増えて行き、
そしてついに完全に覚醒したので状況を確認することにした。
「……そう、私……気絶しちゃってたのよね。
そういえば私とルヴァスは一緒に寝ていて……その……えっと……そうよ!
確か、あんな風に激しく抱かれたのは初めてだったの。
いつもなら優しくしてくれるんだけど、今日だけは激しくてもう大変というぐらいに。
でも嫌なわけじゃなくてむしろ幸せすぎるほどだったんだけどね?」
私達が結ばれた日の事を鮮明に思い出すと、再び熱くなり始めてどうにか落ち着かせようとすると不意に声をかけられたの。
「ようやっと起きたのか。おはよう、俺の婚約者であるメリシアよ」
そう言うと優しく抱きしめてくれるルヴァスは私を見詰めてきました。
だから思わず顔を背けるとその行動を見た彼がいきなりこんな事を言い出したのよ。
「なあ、メリシアよ。俺はお前を愛している」
唐突過ぎませんか!?
「ル、ルヴァス? 一体どうしちゃったのかしら?」
私は思わず王族らしくない行動を取るルヴァスを不思議に思って聞いてみると、意外な言葉が返ってきたの。
「なに、簡単な事だ。愛している者同士が結ばれる為に行う事をするだけだ。違うか?」
そう言いながら彼は私をベッドに押し倒してくると唇を重ねて来る。
そうされると私の中で何かが目覚めてしまい、彼の事を求めるかのように自ら舌を絡ませて行った。
そしてお互いに口を離してから呼吸を整える。
「ま、待って、ルヴァス。ここ最近はこういう事ばかりしているのだから、
いい加減にデートしたいの。お願いだからデートさせてっ!」
「そうだな、こんな事をするのもいいが、王都にデートでもしにいくか」
突然の提案だったので驚いてしまったわ。
そういえば今までずっとそういう事は無かったなと思っていたのですが……。
でも、これはチャンスかもしれないと思い、早速準備を始める事にした。
とは言ってもほとんど支度を終えていたので、後は服を着替えるだけだったのですが、ここで一つ問題が発生したのです。
それはどういう服装を着ていこうかという事でしたが、いざとなると思い浮かばず、悩んだ末に無難なワンピースにしました。
それから身仕度の最終確認を行い、出発の準備を整えた所で私は部屋の扉を開いた。
そうすると、既に待っていた彼が私の姿を見ると微笑んでくれる。
0
お気に入りに追加
287
あなたにおすすめの小説
出戻り公爵令嬢の閨指導
綾瀬 りょう
恋愛
公爵令嬢のキャロルは初恋の心をおさえて十五で大国に嫁ぐこととなる。初恋であり幼馴染の王子オズワルドへの恋心は隠したまま。
数年後大国の王であった旦那様が亡くなり、子も居なかったキャロルは母国に戻ってくることになる。
そこには成人をしてもまだ婚約者の一人もいない初恋の王子がいた。恋心に蓋をしていたはずなのに国の掟「閨指導は同性が行う」という行事でキャロルの双子の弟のマシューが指名されてしまう。
幼馴染だからこそ閨指導なんてしたくない!!と逃げるマシューの代わりにキャロルはオズワルドに抱かれそうになり……!?!?
両片思いのラブストーリー予定です。
※ がタイトルに入っている時はRシーンがあります。
初めてのTL作品です。書きながら直していくところもあるかもしれません。その時は活動報告でお知らせいたします。
散りきらない愛に抱かれて
泉野ジュール
恋愛
傷心の放浪からひと月ぶりに屋敷へ帰ってきたウィンドハースト伯爵ゴードンは一通の手紙を受け取る。
「君は思う存分、奥方を傷つけただろう。これがわたしの叶わぬ愛への復讐だったとも知らずに──」
不貞の疑いをかけ残酷に傷つけ抱きつぶした妻・オフェーリアは無実だった。しかし、心身ともに深く傷を負ったオフェーリアはすでにゴードンの元を去り、行方をくらましていた。
ゴードンは再び彼女を見つけ、愛を取り戻すことができるのか。
伯爵は年下の妻に振り回される 記憶喪失の奥様は今日も元気に旦那様の心を抉る
新高
恋愛
※第15回恋愛小説大賞で奨励賞をいただきました!ありがとうございます!
※※2023/10/16書籍化しますーー!!!!!応援してくださったみなさま、ありがとうございます!!
契約結婚三年目の若き伯爵夫人であるフェリシアはある日記憶喪失となってしまう。失った記憶はちょうどこの三年分。記憶は失ったものの、性格は逆に明るく快活ーーぶっちゃけ大雑把になり、軽率に契約結婚相手の伯爵の心を抉りつつ、流石に申し訳ないとお詫びの品を探し出せばそれがとんだ騒ぎとなり、結果的に契約が取れて仲睦まじい夫婦となるまでの、そんな二人のドタバタ劇。
※本編完結しました。コネタを随時更新していきます。
※R要素の話には「※」マークを付けています。
※勢いとテンション高めのコメディーなのでふわっとした感じで読んでいただけたら嬉しいです。
※他サイト様でも公開しています
絶対、離婚してみせます!! 皇子に利用される日々は終わりなんですからね
迷い人
恋愛
命を助けてもらう事と引き換えに、皇家に嫁ぐ事を約束されたラシーヌ公爵令嬢ラケシスは、10歳を迎えた年に5歳年上の第五皇子サリオンに嫁いだ。
愛されていると疑う事無く8年が過ぎた頃、夫の本心を知ることとなったが、ラケシスから離縁を申し出る事が出来ないのが現実。 悩むラケシスを横目に、サリオンは愛妾を向かえる準備をしていた。
「ダグラス兄様、助けて、助けて助けて助けて」
兄妹のように育った幼馴染であり、命の恩人である第四皇子にラケシスは助けを求めれば、ようやく愛しい子が自分の手の中に戻ってくるのだと、ダグラスは動き出す。
冷酷な王の過剰な純愛
魚谷
恋愛
ハイメイン王国の若き王、ジクムントを想いつつも、
離れた場所で生活をしている貴族の令嬢・マリア。
マリアはかつてジクムントの王子時代に仕えていたのだった。
そこへ王都から使者がやってくる。
使者はマリアに、再びジクムントの傍に仕えて欲しいと告げる。
王であるジクムントの心を癒やすことができるのはマリアしかいないのだと。
マリアは周囲からの薦めもあって、王都へ旅立つ。
・エブリスタでも掲載中です
・18禁シーンについては「※」をつけます
・作家になろう、エブリスタで連載しております
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。この作品の前作が、お気に入り登録をしてくださった方が、ありがたいことに200を超えておりました。感謝を込めて、前作の方に一話、近日中にお届けいたします。よろしかったらお付き合いください。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる