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今日もいつものように私の部屋にやって来た婚約者のルヴァス。
そしてベッドの上で二人きりになると早速服を脱ぎ始める。
私も彼とならいつでもどこでもしたいから一緒に脱ぐ事にする。
そうするとルヴァスが突然、私の乳房を揉んできた。
私は恥ずかしくて顔が赤くなってしまう。
でも、そんな事よりもっと恥ずかしい事があるんだからっ!
だって、もうすぐ私の中に彼の子種が注がれてしまうのだものっ!
だから今のうちに彼に伝えておく必要があるのよっ!

「ルヴァス様っ!」

私は声を大きくして彼の名前を呼ぶ。
そうすると彼は手の動きを止めてくれて、どうした?  って顔をしてくれた。
その隙に私は彼に近づき、そして……。
思いっきりキスをした。
唇を重ねていると彼は私を引き剥がし、何なんだ君はいきなりこんな事をして一体どういうつもりだ!?  って怒られてしまった。
まあ当然よね、いきなりだったんだから。

「すみませんルヴァス様、どうしても我慢出来なくてつい……」

私は素直に謝る事にした。
だって仕方ないじゃない、彼が欲しくなってるんだからさっ!
それなのに彼は全然納得してくれなかった。
なんせ私が妊娠してると嘘をついてると思っているみたいだからね。
でも、これは本当だし、

「ルヴァス様、私は本当に妊娠しています」

真剣な表情をして彼に言う。
そうすると今度は驚いたような表情になって私を見てきた。
そりゃそうだよね、普通に考えてあり得ない話なんだから。

「何を言っているんだ君、俺達は夫婦ではないんだぞ?」

呆れたように言われてしまいました。
確かに結婚していない男女が子供を授かるなんて事は有り得ないんだけどさ、

「それは分かってます。でも、私は本気です!」

彼の目を見てはっきり言い切る。
そしたら彼はため息を吐いてから私に向かって言った。

「……分かった。だが、俺は君の夫になる気はない。いいな?」

私はそれに黙ってうなずきました。
それから暫くの間、彼は私の部屋から出て行きませんでした。

「それで、君はどうして俺にあんな事をしたんだ?」

あれから少し経った後、彼は私の部屋のソファーに座っていた。
ちなみに私はまだ服を着ていない状態。
裸体のまま彼の前にいる訳で、正直かなり恥ずかしいです。
けど、これも彼を夫にするために必要な事だから頑張らなくちゃいけないんです。
私は意を決して彼に向かい合うようにして座った。
そしてゆっくりと深呼吸してから口を開く。

「あの……ですねルヴァス様。実は私、妊娠しているんですよ」

「はぁ……またか。君はいつもそうやって俺を騙してくるな」

やっぱり信じてもらえないか……。
予想通りの反応だけどちょっと悲しいかな。
だって何度も言ってるんだもん。
私のお腹の中には赤ちゃんがいるんだよ!
なのにルヴァス様ったらちっとも信じてくれないのよ。
いつもこうやって誤魔化されてばっかり。
たまには本当の事を聞いて欲しいのにな。
んー……じゃあさ、試せば良いじゃん!
もしこれで何も無かったとしたらその時こそちゃんと信じてくれるはずだよきっと。
という事で実行に移しましょう!
まずは彼の手を掴んで自分の下腹部へと誘導します。
そこで一旦動きを止めると彼の方を向いて笑顔を浮かべた後に囁く感じで言う。

「ほぉ~らここにいますよ?  貴方との愛の結晶が」

そして彼の手に力を込めて私のお腹に押し当ててあげると彼は一瞬だけビクッと体を震わせてから慌てて私のお腹から手を引いた。
ふふん、どうやら効果があったようね。
やったわ!  と内心でガッツポーズをしながら彼の反応を待つ。
そうすると彼は顔を真っ赤にして俯いてしまった。
あら可愛い。
もしかして照れてるのかしら。
だとしたら嬉しいかも。
だってそれだけ私の事を意識してくれてるって証拠だもの。

「ルヴァス様、私のお腹に触ってみて下さい」

なのでもう一度お願いしてみる事にしました。
そうすると彼は困り顔になりながら私と視線を合わせてくる。
そして小さく首を横に振ってきた。
えぇ!?  まさか駄目なの!?  ここまでしたのに!?
私はショックを隠しきれずに肩を落としてしまう。
そうすると彼が慌て出した。

「あっ、いやその違うんだ!  別に嫌とかそういうんじゃなくて、ただ恥ずかしいというか何と言うか……」 

そう言う事だったのね。
良かったぁ安心した。

「そうだったのですか。では、宜しければ私の乳房に触れてくれませんでしょうか?」

彼の言葉にホッとしてから私はそんな提案をしてみた。
そうすると彼は更に困惑してしまう。

「い、いやそれは流石に……」

そんな事を言いながらもチラッチラッと私の乳房に目を向けているのが分かる。
だって私の乳房大きいし、形も良いからね。
だから興味があるのも仕方ないと思う。
だから私は彼の手を掴み、そのまま私の乳房へ押しつけた。
そうすると彼は驚いたように手を引っ込めようとする。

「ちょっ、待ってくれ!」

焦ってるような声を出して抵抗してくる。
でも残念、私は離してあげない。

「ルヴァス様、どうか私の乳房を揉み解して頂けませんか?
私、ルヴァス様に揉まれる事を想像しながら毎晩のように自分で慰めていたのです。
ですから是非ともその手で揉んで欲しいです。さあ早くっ!」

私は彼に詰め寄りながら懇願する。
そうすると彼は観念したかのようにため息を吐いてから、優しく揉んできた。
あぁ……気持ちいい。

「んっ……」

思わず声が出てしまう。
だって仕方ないじゃない、凄く上手なんだからさ。
それにしても本当にルヴァス様は乳房が好きなんだね。
だって私がちょっとでも動く度に手が離れちゃうんだもん。
まあでも、それが可愛くてついつい意地悪しちゃうんだから仕方がないよね。
それから暫くの間、私は彼に乳房を弄ばれ続けた。
そして満足した彼が私から離れて行った後、私は彼に抱きつき耳元で囁いた。

「ありがとうございますルヴァス様。とても幸せでございました。ところで、これから一緒にお風呂に入りませんか?
もちろん二人きりですよ?」

私は彼を誘った。
だってもう我慢出来ないんだもの!
だから彼には悪いけど、今からたっぷり愛し合おうねっ!
私は彼に抱きついたまま、彼の唇にキスをした。
そうすると彼もそれに応えてくれて、舌を絡ませ合い濃厚な口付けを交わす。
それから暫くの間、私達はお互いを求め合った。
お湯に浸かり、お互いに背中を流し合ってから二人で浴槽に入る。
勿論、その間もずっと裸体のまま。
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