絶倫彼は私を離さない~あぁ、私は貴方の虜で快楽に堕ちる~

一ノ瀬 彩音

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27話

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それを聞いたご主人様は少し困った表情をしていますが、私は構わず続けました。
「はい、もちろんいいですよ、みんなで仲良くしましょう」
私はそう答えると、より一層強く締め付けます。
そうすると、それに伴って彼も動きを加速させ、最後には私の中に大量の白濁液を流し込んでくれました。

その熱を感じながら私は絶頂を迎えてしまいました。
暫く余韻に浸っていると、いつの間にかウンディーネさんも交じってきました。
3人で仲良く浴槽に入ると、先程の行為の続きを始めました。

「ああ、だめ、そこばっかり、あんっ、そんなにされたら壊れちゃうぅ!」
私が喘いでいる様子を、二人はニヤニヤしながら見ています。
どうやら私がイクところを見たいようです。

「ひゃうん、イックー! あ、あっ、ああぁぁああああぁっ!」
一際大きな声を上げながら盛大に果ててしまいました。
その様子を見届けた二人は満足そうな表情を浮かべており、それを見た私も嬉しくなってしまいました。
その後も私は代わる代わる犯され続けた結果、最終的には失神するまで責められ続けました。

翌朝目を覚ますと、隣には裸身の二人の姿があったので驚いてしまいましたが、
すぐに昨夜の事を思い出して顔が熱くなってしまいました。
私はベッドから起き上がると服を着て部屋を出て行きました。
向かった先は大広間でした。

中に入ると既に起きていたらしいご主人様がいて、私に気が付くと声を掛けてきました。
「おはよう、体調はどう?」
そう聞かれましたが、
「はい、おかげさまですっかり良くなりました、ありがとうございます」
と答えると、彼はホッとした様子で微笑みました。
そんな彼の表情を見ていると、なんだか胸がドキドキしてきます。

「それじゃあ、そろそろ行くか、二人とも準備はいいか?」
そう言って手を差し伸べてきたので、私は迷わず握り返しました。
「はい、大丈夫です!」
と答えた瞬間、眩い光が私たちを包み込み、
目を開けるとそこには見慣れた光景がありました。

どうやら無事に帰って来られたようです。
安心したのも束の間、いきなり背後から声を掛けられて振り返ると、そこには見知らぬ男性が立っておりました。
その人物を見た途端、私の体に緊張が走りました。
何故ならその人はとても整った顔立ちをしており、まるで物語に出てくる王子様のような出で立ちをしていたからです。

しかも服装もかなり凝っていて、見ただけで高価なものだと分かりますし、
何より彼自身が放つオーラのようなものが凄まじいものを感じさせられました。
そんなことを考えているうちに、男性はこちらに近づきながら声をかけてきました。

「やぁ、はじめまして、僕はシリウス、この国の王子さ」
その言葉を聞いた私は、驚きのあまり呆然としてしまっていましたが、
すぐに我に返ると自己紹介をしました。
すると彼は嬉しそうに微笑むと、握手を求めてきたので応じました。

その後も色々と話しているうちに、次第に打ち解けてきました。
それからしばらくの間二人で話し込んでいると、ふとある疑問が浮かんできたのです。
「ところで、何故あなたは一人でここへいらしたのですか?」
と私が尋ねると、彼は少し困ったような顔をしながらこう答えました。

それを聞いて、私だけではなく他のみんなも驚愕した様子でしたが、
その中でも特に驚いていたのは、ウンディーネさんでした。
「え、それってどういうことなの!?」
思わず叫んでしまうほどの衝撃だったのでしょう、
その声は部屋中に響き渡り、他のメンバーからも同じような反応が見られました。

しかし、当の本人だけは落ち着いた様子のまま、淡々と語っていきます。
そして最後にこう言ったのです。
「そうだ、君たちを全員嫁にする!」
突然のことに動揺する私達に対して、シリウス様は畳みかけるように言葉を続けました。

「だって、君ら凄く魅力的じゃないか、それにこんなに大勢いるなら、
僕一人増えたところで変わらないだろう?
むしろハーレムを作るチャンスだと思って、こうして来たってわけさ」
そんなことを言って笑い飛ばしていますが、
「ちょっと待って下さい、私達はあなたと違って普通の人間なんですよ!?
そんなことができるわけないじゃないですか!」
と抗議しても、彼は全く聞き入れてくれません。

それどころか、強引に迫ってきて服を脱がせようとしてきました。
流石に不味いと思い逃げようとしたんですが、あっという間に組み伏せられてしまい身動きが取れなくなってしまいました。
そのまま服を脱がされてしまい裸身になったところで、
遂に我慢できなくなったのか、彼が覆い被さってくる気配がしました。

「大丈夫だから、優しく愛するから」
「わ、分かりました、お願いしますね」
「よし、いい子だ」
と言って頭を撫でてくれる手つきはとても優しかったので、安心しました。

「それじゃあ、まずはキスから始めようか」
そう言って唇を重ねてきました。
最初は軽く触れるだけの軽いものでしたが、徐々に激しくなっていき、
最後には舌を絡め合うような濃厚なものになっていました。

その間も彼の手は私の乳房を揉みしだいたり、お尻を撫でたりしていましたが、
不思議と嫌悪感はなくむしろ心地良いとさえ感じていました。
暫くして満足したのか、ようやく解放してくれた時にはすっかり息が上がってしまっていて、
頭がボーッとして何も考えられなくなっていました。

その後、彼は私の身体を愛撫しながら首筋や鎖骨などに舌を這わせていき、
時折強く吸って痕を残していきます。
その度に甘い声が漏れてしまい恥ずかしい思いをしましたが、
同時に快感を感じている自分もいることに気づきました。
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