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5話

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その間ずっと乳房の先っぽを弄られていて、ビクビク痙攣しているような感覚があったくらいだ。
ようやく解放された時には息も絶え絶えになっていて、まともに考えることすらできなくなってしまっていた。
それからどれくらい経った頃だろうか、いつの間にか眠ってしまったらしく目が覚めるとベッドの上だった。
隣を見ると裸のまま眠る彼の姿があり、昨夜の出来事を思い出して顔が熱くなるのを感じた。
(そっか、昨日私はこの人と……)
そう思うとなんだか急に恥ずかしくなり布団を被ることにしたが、不意に腕を掴まれて布団の中に引き摺り込まれてしまいました。

驚いて声を上げようとしたが口を塞がれてしまいました。
犯人はもちろん、彼です。
彼はそのまま私の身体に手を伸ばしてきました。
最初は抵抗しようとしていたのですが、彼の手の動きに合わせて声が漏れてしまい、最終的にはされるがままになっていました。
「おはよう」
そう言って微笑んでくれる彼の顔を見ていると、それだけで幸せな気分になれました。
なので、私も笑顔で返すことにしました。

「おはようございます」
と言って微笑むと、彼はもう一度キスをしてくれました。
「お願いがあるんだ、アナルセックスしないか?」
「えっ、それはちょっと……」
突然の申し出に戸惑ってしまった私でしたが、彼は強引に迫ってきました。
「頼むよ、一回だけでいいからさ」
そう言って私のお尻を撫で回してくるのです。

最初は抵抗していたものの、結局押し切られる形で承諾してしまいました。
まず最初にアナルプラグを挿入されました。
それからローションを使って滑りをよくした後、ゆっくりと入れていきます。
最初こそ痛みがありましたが、徐々に慣れてきてからはスムーズに入っていきました。
そして一番太い部分が通過したところで一旦止まりました。
そこで少し休憩してからさらに奥へと進めていきます。

時間をかけて全てを収める頃にはすっかりお腹が膨らんでいました。
苦しいはずなのに何故か快感を感じてしまっていて、無意識のうちに腰を動かしてしまう自分がいることに驚きましたが、
それ以上に興奮しているのも事実でしたようで自然と息が荒くなってしまいます。
「じゃあ、動かすよ」
と言われて、ゆっくりと抜き差しが始まりました。
最初は圧迫感があったものの、次第に慣れてくるとスムーズに動くようになってきました。

そしてある一点を掠めた時でした、今までとは比べ物にならないくらいの快感に襲われたのです。
あまりの衝撃に一瞬意識を失いかけましたが、すぐに引き戻されました。
その後も何度も同じ場所を攻め立てられて、その度に絶頂を迎えてしまいました。
もう何度イッたかわからなくなってきた頃になってようやく終わりを迎えることができました。
「じゃあ、次は俺のモノをアナルに入れるよ」
「はい、お願いします」
私は四つん這いになり、お尻を高く上げました。

彼は私のアナルに挿入すると、ゆっくりと動き始めました。
「あんっ、すごいですっ」
彼のモノが出入りしているところが丸見えになっていて、すごくいやらしい気持ちになります。
それに、彼が動く度に腸内が刺激されてとても気持ちが良いのです。
「そろそろいいか?」
そう聞かれたので頷くと、彼は一気に奥まで突き入れてきました。

その瞬間、目の前が真っ白になり意識を失いかけましたが、すぐに引き戻されました。
そして今度は激しいピストン運動が始まりました。乾いた音が部屋中に響き渡り、
それと同時に私の口からも喘ぎ声が出ていました。
(気持ちいい……)
もう何も考えられませんでした。
ただひたすら快楽に溺れていたかったのです。

それからしばらくして限界が訪れたようです。
一際強く突かれた瞬間、熱いものが注がれていくのを感じました。
同時に私も絶頂を迎えたようでビクビク痙攣してしまいました。
しばらく余韻に浸っていた後、ゆっくりと引き抜かれるとゴポッと音を立てて逆流してきます。
それを見て恥ずかしくなりましたが、それ以上に満足感がありました。

その後も何度か体位を変えて交わり続けましたが、
「もう、無理です」
と私が音を上げるまで行為は続きました。
最後は一緒にお風呂に入り、そこでも一回しました。
その後ベッドに戻ると、彼は優しく抱きしめてくれました。

そして耳元で囁かれた言葉に私は微笑み返し、そっとキスをしました。
「愛していますよ」
そう言って彼の胸に顔を埋めると、幸せな気持ちになりました。
(あぁ、幸せだな)
そんなことを考えているうちに眠りに落ちていったのです。
翌朝目を覚ますと隣には誰もいませんでしたが、テーブルの上に一枚のメモが置かれていました。
そこにはこう書かれていました。

"行ってきます"それを見た瞬間胸がキュンとなるのを感じました。
(早く帰ってこないかな……)
そんなことを思いながら朝食の準備をすることにしました。
今日は何を作ろうか考えながら貯蔵庫を開けると、
食材がほとんど入っていなかったので買い出しに行く必要がありそうです。
でもその前にシャワーを浴びて汗を流したかったので浴室に向かいます。
鏡に映った自分の姿を見ながら昨夜のことを思い出して恥ずかしくなってしまいましたが、
同時に嬉しさが込み上げてきました。
だって、あんなに激しく求められてしまったのですから仕方ありません。
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