上 下
1 / 61

1話

しおりを挟む
私は今、彼のお部屋に居るのですけど、その彼が絶倫で困っているのです。
私はもう何回絶頂を味わったのか、分からないぐらいで、息も絶え絶えです。
でも、彼はまだ満足していないようで、私を求めてきます。
私が体力的に限界だと訴えても、全く聞いてくれません。
私の身体を気遣ってくれるのは嬉しいですけど、限度があります。
もう、許してください!
そんな思いで彼に伝えましたら、彼はとんでもないことを言い出しました。

「じゃあ、今日はこれで最後にするから」
それで終わりならと思い、私は彼の提案を受け入れてしまいましたが、それが間違いだったのです。
彼が取り出したのは淫具でした。
しかも魔法式です。
それを見た瞬間、血の気が引きました。
だって、今まで使ったことのない道具だったからです。
恐怖のあまり逃げ出そうとしたのですが、彼に捕まってしまい、身動きが取れなくなってしまいました。
そして、そのまま淫具を挿入されてしまったのです。
その瞬間に頭が真っ白になりそうでした。

「やっ、やめてっ、お願いだからぁ」
必死に訴えましたが、彼は聞いてくれませんでした。
それどころか、さらに強く押し込んできたのです。
その瞬間、目の前がチカチカとして、一瞬意識が飛びそうになりました。
でも、それも束の間のことでした。
今度は前後に動かし始めたのです。
最初はゆっくりとした動きだったのですが、次第に早くなっていきました。
それに合わせて、私の声も大きくなっていったのです。
そしてついに限界を迎えようとした時でした。
突然淫具の動きが止まったのです。
どうして? と思っていると、彼が耳元で囁いてきました。

「イキたい?」
私は無言で頷きました。
そうすると再び動き始めました。
先程よりも激しく動かされたことで、一気に高みへと押し上げられていきます。

「イクッ、イッちゃうぅぅ!」
私は盛大に達してしまいました。
しかし、それでも彼は許してくれませんでした。
その後も何度も何度もイカされ続けました。
もう、限界です。
これ以上されたら壊れてしまいます。
そんな思いとは裏腹に、彼の責めは続きます。
結局、私が解放されたのは明け方になってからでした。
翌日、目を覚ました時には既に昼を過ぎていました。
隣を見ると、彼が眠っています。
昨日は随分と無理をさせてしまったので、疲れているのでしょう。

「ごめんなさい」
私は小さく呟きました。
そして、彼の頬に口づけをしました。
すると、彼が目を覚まして、私の方を見てきました。

「おはよう」
と声をかけると、彼は微笑んでくれました。
それが嬉しくて、私も微笑み返します。
その後、二人で朝食を食べてから、お出かけすることにしました。
行き先は決めていませんでしたが、とりあえず街に出ることにします。
そこで色々なお店を見て回りました。
雑貨屋さんや洋服屋さんなど色々なお店に行きましたが、どこも楽しかったです。
特にアクセサリーショップでは彼にネックレスを買ってもらいました。
とても嬉しかったです!

その後はカフェに入ってお茶を楽しみながらおしゃべりをして過ごしました。
楽しい時間はあっという間に過ぎていくもので、気がついたら夕方になっていました。
そろそろ帰ろうかという話になり、私たちは帰路につきました。
帰り道の途中で公園を見つけたので立ち寄ってみることにしました。
ベンチに座って休憩をしていると、突然彼がキスをしてきました。

びっくりしてしまいましたが、
「もっとキスしたい」
と言われて、私は嬉しくなってしまいました。
なので、今度は私からキスをしてあげました。
すると、彼はとても喜んでくれました。

それからしばらくの間、私たちは夢中でキスをし続けました。
唇が腫れるくらい何度もキスをした後、ようやく満足しました。
その後、彼と手を繋ぎながら歩いて帰りました。
家に着くまでの間、ずっと手を繋いでいたので、
ドキドキしてしまいましたが、それ以上に幸せな気持ちでいっぱいでした。
これからもずっと一緒に居たいなぁと考えながら眠りにつきました。
朝起きると隣には彼が居て、私は思わず抱きついてしまいます。

彼の温もりを感じるだけで幸せを感じます。
そんな私を見て、彼も嬉しそうに微笑んでくれます。
そして、優しく頭を撫でてくれるのです。
それがまた嬉しくてたまりません!
朝食を食べ終えた後は、二人でお出かけをします。
今日はどこへ行こうかな? と考えているだけでも楽しい気分になりますね!

その後は映画館に行って映画を見ることにしました。
最近話題になっている恋愛映画があったのでそれを見てみることにしました。
「楽しみだね」
と言うと、彼も笑顔で頷いてくれました。
映画が終わった後はカフェに入って休憩をすることにしました。
そこでも色々なお話をします。
お互いの趣味や好きな食べ物など、たくさんお話しました。
その後は公園に行きました。
そこで彼と手を繋ぎながら散歩をして過ごしました。
手を繋いでいるだけでドキドキしてきますが、それ以上に幸せな気持ちになります。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

クソつよ性欲隠して結婚したら草食系旦那が巨根で絶倫だった

山吹花月
恋愛
『穢れを知らぬ清廉な乙女』と『王子系聖人君子』 色欲とは無縁と思われている夫婦は互いに欲望を隠していた。 ◇ムーンライトノベルズ様へも掲載しております。

【完結】お義父様と義弟の溺愛が凄すぎる件

百合蝶
恋愛
お母様の再婚でロバーニ・サクチュアリ伯爵の義娘になったアリサ(8歳)。 そこには2歳年下のアレク(6歳)がいた。 いつもツンツンしていて、愛想が悪いが(実話・・・アリサをーーー。) それに引き替え、ロバーニ義父様はとても、いや異常にアリサに構いたがる! いいんだけど触りすぎ。 お母様も呆れからの憎しみも・・・ 溺愛義父様とツンツンアレクに愛されるアリサ。 デビュタントからアリサを気になる、アイザック殿下が現れーーーーー。 アリサはの気持ちは・・・。

大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました

扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!? *こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。 ―― ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。 そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。 その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。 結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。 が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。 彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。 しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。 どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。 そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。 ――もしかして、これは嫌がらせ? メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。 「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」 どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……? *WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。

悪役令嬢は王太子の妻~毎日溺愛と狂愛の狭間で~

一ノ瀬 彩音
恋愛
悪役令嬢は王太子の妻になると毎日溺愛と狂愛を捧げられ、 快楽漬けの日々を過ごすことになる! そしてその快感が忘れられなくなった彼女は自ら夫を求めるようになり……!? ※この物語はフィクションです。 R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。

ハズレ令嬢の私を腹黒貴公子が毎夜求めて離さない

扇 レンナ
恋愛
旧題:買われた娘は毎晩飛ぶほど愛されています!? セレニアは由緒あるライアンズ侯爵家の次女。 姉アビゲイルは才色兼備と称され、周囲からの期待を一身に受けてきたものの、セレニアは実の両親からも放置気味。将来に期待されることなどなかった。 だが、そんな日々が変わったのは父親が投資詐欺に引っ掛かり多額の借金を作ってきたことがきっかけだった。 ――このままでは、アビゲイルの将来が危うい。 そう思った父はセレニアに「成金男爵家に嫁いで来い」と命じた。曰く、相手の男爵家は爵位が上の貴族とのつながりを求めていると。コネをつなぐ代わりに借金を肩代わりしてもらうと。 その結果、セレニアは新進気鋭の男爵家メイウェザー家の若き当主ジュードと結婚することになる。 ジュードは一代で巨大な富を築き爵位を買った男性。セレニアは彼を仕事人間だとイメージしたものの、実際のジュードはほんわかとした真逆のタイプ。しかし、彼が求めているのは所詮コネ。 そう決めつけ、セレニアはジュードとかかわる際は一線を引こうとしていたのだが、彼はセレニアを強く求め毎日のように抱いてくる。 しかも、彼との行為はいつも一度では済まず、セレニアは毎晩のように意識が飛ぶほど愛されてしまって――……!? おっとりとした絶倫実業家と見放されてきた令嬢の新婚ラブ! ◇hotランキング 3位ありがとうございます! ―― ◇掲載先→アルファポリス(先行公開)、ムーンライトノベルズ

元男爵令嬢ですが、物凄く性欲があってエッチ好きな私は現在、最愛の夫によって毎日可愛がられています

一ノ瀬 彩音
恋愛
元々は男爵家のご令嬢であった私が、幼い頃に父親に連れられて訪れた屋敷で出会ったのは当時まだ8歳だった、 現在の彼であるヴァルディール・フォルティスだった。 当時の私は彼のことを歳の離れた幼馴染のように思っていたのだけれど、 彼が10歳になった時、正式に婚約を結ぶこととなり、 それ以来、ずっと一緒に育ってきた私達はいつしか惹かれ合うようになり、 数年後には誰もが羨むほど仲睦まじい関係となっていた。 そして、やがて大人になった私と彼は結婚することになったのだが、式を挙げた日の夜、 初夜を迎えることになった私は緊張しつつも愛する人と結ばれる喜びに浸っていた。 ※この物語はフィクションです。 R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。

[R18] 18禁ゲームの世界に御招待! 王子とヤらなきゃゲームが進まない。そんなのお断りします。

ピエール
恋愛
R18 がっつりエロです。ご注意下さい えーー!! 転生したら、いきなり推しと リアルセッ○スの真っ最中!!! ここって、もしかしたら??? 18禁PCゲーム ラブキャッスル[愛と欲望の宮廷]の世界 私って悪役令嬢のカトリーヌに転生しちゃってるの??? カトリーヌって•••、あの、淫乱の••• マズイ、非常にマズイ、貞操の危機だ!!! 私、確か、彼氏とドライブ中に事故に遭い•••• 異世界転生って事は、絶対彼氏も転生しているはず! だって[ラノベ]ではそれがお約束! 彼を探して、一緒に こんな世界から逃げ出してやる! カトリーヌの身体に、男達のイヤラシイ魔の手が伸びる。 果たして、主人公は、数々のエロイベントを乗り切る事が出来るのか? ゲームはエンディングを迎える事が出来るのか? そして、彼氏の行方は••• 攻略対象別 オムニバスエロです。 完結しておりますので最後までお楽しみいただけます。 (攻略対象に変態もいます。ご注意下さい)   

王女、騎士と結婚させられイかされまくる

ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。 性描写激しめですが、甘々の溺愛です。 ※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。

処理中です...