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「お久しぶりです」
私は軽く会釈をしながら挨拶をします。
以前義兄様と一緒にここに来たときに私の事を馬鹿にした人だったので印象に残っていたのです。
もちろんその時にも今回と同じように義兄様に連れられてきたの。
するとその女性は私の後ろにいた義兄様に気がついて驚いた表情を浮かべます。
きっと彼女は私の主人が義兄様だったとは知らなかったのでしょう。
「もしかして彼がリリアナちゃんの? 随分若いのね。もしかして義理の妹って……」
彼女の疑問に私は首を縦に振りました。
「まあいいわ。それよりも約束のお金は用意してあるのよね?」
「はい。こちらでございます」
私は鞄の中からお金が入った小箱を取り出して彼女に渡します。すると彼女は嬉しそうに受け取りました。
「じゃあまた用があったら連絡するわね。リリアナちゃん」
私はその言葉に頭を下げます。しかし今日はもう一つ仕事が残っているので彼女について行かない事にしました。
私は再び義兄様の元へと戻ってきます。
「これからどうされるのですか?」
「俺達は王都に行くんだよ」
その言葉に私は驚きました。
「まさかこんなに早く王都に戻られるのですか?」
私のその言葉に義兄様は笑って返します。
「今回は特別だよ。それに早くリリアナに報告したい事があるから」
その言葉に私は驚きました。まさか義兄様からその言葉を聞けるなんて思いもしませんでしたから。
「おめでとうございます。お兄様」
私は心から祝福の言葉を送ります。
私は嬉しいのです。お兄様がこうして私を頼って下さった事が。
私は本当に義兄様の妹になれたような気分で一杯でした。
「ありがとう。そう言って貰えると嬉しいよ」
私と義兄様は馬車に乗り込むと、急いでお城に戻りました。
お城に戻ると私は義兄様によって愛されるのですが、その愛は嬉しいのですけど、
私が今いる所は地下室なのでして、そこで溺愛され過ぎて幽閉されているのです。
今は義兄様のモノを奉仕している最中なのです。
「どう? 美味しい?」
義兄様はそう尋ねながらも腰を打ち付けてくるので私は口の中で脈動する義兄様のモノを必死にしゃぶる。
私は義兄様の気持ち良くなって欲しい。その為ならどんな事だってするつもりです。
私は自分の口で義兄様の欲望を受け止めると満足したのか口の中から出て行きました。
しかしまだこれで終わりではない。私と義兄様の夜は始まったばかりなのですから。
私は義兄様の上に跨がりそのままゆっくりと挿入していく。
そしてそのまま義兄様の胸板に抱きつく形で行為に及んだ。
「ああぁ……良い……お義兄様のアレ……凄く気持ちいい……」
私が激しく動くたびに義兄様は快楽に耐えきれずに声を出してくれます。
その事がとても嬉しい。私はもっと義兄様を喜ばせたい。
だから私は一生懸命に頑張ります。
義兄様はそんな私を愛してくれる。その事がとても嬉しい。
私は幸せだ。愛する人と結ばれて愛を育んでいけているのが幸せなのだ。
やがて限界に達した義兄様は大量の白濁液を吐き出して私の中に注いでくれる。
その温もりを感じながら私は絶頂を迎えた。
「義兄様。今日はどんな事を教えてくれるんですか」
「そうだな……今日は奴隷の使い方を教えるとするか」
義兄様が私に奴隷の事を教え始めました。私もそれを聞くのが楽しいので義兄様の側に寄り添います。
この方こそ私の本当のご主人様なんです。私は幸せな溺愛生活を送れています。
「リリアナ! まずはこの俺を満足させてみろ、そうしたらご褒美を差し上げるよ」
「はいお義兄様♡ 私の全てを差し上げます。お好きなように召し上がって下さいませ♡」
私は義兄様の命令通りに奉仕を続けていく。義兄様はとても喜んでくれていた。
私が義兄様の傍にいるのが当たり前になるまでもう少しなのだ。
そしてそれから数ヶ月が経ったある日、私のお腹に宿っていた新たな生命が産まれた。
「元気な男の子ですよ」
出産を終えた後、私は生まれたばかりの我が子を見つめていた。
顔も知らない他人が抱いている赤ちゃんだけど不思議と私の子供のように思えた。
それは私が今の母と同じ母性溢れる目をしていたからだろう。
私はしばらくその赤子を抱きしめた。そんな私の元に義兄様が訪れる。
彼は優しく微笑むと、私に声をかけてくる。
私は軽く会釈をしながら挨拶をします。
以前義兄様と一緒にここに来たときに私の事を馬鹿にした人だったので印象に残っていたのです。
もちろんその時にも今回と同じように義兄様に連れられてきたの。
するとその女性は私の後ろにいた義兄様に気がついて驚いた表情を浮かべます。
きっと彼女は私の主人が義兄様だったとは知らなかったのでしょう。
「もしかして彼がリリアナちゃんの? 随分若いのね。もしかして義理の妹って……」
彼女の疑問に私は首を縦に振りました。
「まあいいわ。それよりも約束のお金は用意してあるのよね?」
「はい。こちらでございます」
私は鞄の中からお金が入った小箱を取り出して彼女に渡します。すると彼女は嬉しそうに受け取りました。
「じゃあまた用があったら連絡するわね。リリアナちゃん」
私はその言葉に頭を下げます。しかし今日はもう一つ仕事が残っているので彼女について行かない事にしました。
私は再び義兄様の元へと戻ってきます。
「これからどうされるのですか?」
「俺達は王都に行くんだよ」
その言葉に私は驚きました。
「まさかこんなに早く王都に戻られるのですか?」
私のその言葉に義兄様は笑って返します。
「今回は特別だよ。それに早くリリアナに報告したい事があるから」
その言葉に私は驚きました。まさか義兄様からその言葉を聞けるなんて思いもしませんでしたから。
「おめでとうございます。お兄様」
私は心から祝福の言葉を送ります。
私は嬉しいのです。お兄様がこうして私を頼って下さった事が。
私は本当に義兄様の妹になれたような気分で一杯でした。
「ありがとう。そう言って貰えると嬉しいよ」
私と義兄様は馬車に乗り込むと、急いでお城に戻りました。
お城に戻ると私は義兄様によって愛されるのですが、その愛は嬉しいのですけど、
私が今いる所は地下室なのでして、そこで溺愛され過ぎて幽閉されているのです。
今は義兄様のモノを奉仕している最中なのです。
「どう? 美味しい?」
義兄様はそう尋ねながらも腰を打ち付けてくるので私は口の中で脈動する義兄様のモノを必死にしゃぶる。
私は義兄様の気持ち良くなって欲しい。その為ならどんな事だってするつもりです。
私は自分の口で義兄様の欲望を受け止めると満足したのか口の中から出て行きました。
しかしまだこれで終わりではない。私と義兄様の夜は始まったばかりなのですから。
私は義兄様の上に跨がりそのままゆっくりと挿入していく。
そしてそのまま義兄様の胸板に抱きつく形で行為に及んだ。
「ああぁ……良い……お義兄様のアレ……凄く気持ちいい……」
私が激しく動くたびに義兄様は快楽に耐えきれずに声を出してくれます。
その事がとても嬉しい。私はもっと義兄様を喜ばせたい。
だから私は一生懸命に頑張ります。
義兄様はそんな私を愛してくれる。その事がとても嬉しい。
私は幸せだ。愛する人と結ばれて愛を育んでいけているのが幸せなのだ。
やがて限界に達した義兄様は大量の白濁液を吐き出して私の中に注いでくれる。
その温もりを感じながら私は絶頂を迎えた。
「義兄様。今日はどんな事を教えてくれるんですか」
「そうだな……今日は奴隷の使い方を教えるとするか」
義兄様が私に奴隷の事を教え始めました。私もそれを聞くのが楽しいので義兄様の側に寄り添います。
この方こそ私の本当のご主人様なんです。私は幸せな溺愛生活を送れています。
「リリアナ! まずはこの俺を満足させてみろ、そうしたらご褒美を差し上げるよ」
「はいお義兄様♡ 私の全てを差し上げます。お好きなように召し上がって下さいませ♡」
私は義兄様の命令通りに奉仕を続けていく。義兄様はとても喜んでくれていた。
私が義兄様の傍にいるのが当たり前になるまでもう少しなのだ。
そしてそれから数ヶ月が経ったある日、私のお腹に宿っていた新たな生命が産まれた。
「元気な男の子ですよ」
出産を終えた後、私は生まれたばかりの我が子を見つめていた。
顔も知らない他人が抱いている赤ちゃんだけど不思議と私の子供のように思えた。
それは私が今の母と同じ母性溢れる目をしていたからだろう。
私はしばらくその赤子を抱きしめた。そんな私の元に義兄様が訪れる。
彼は優しく微笑むと、私に声をかけてくる。
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