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「ねえリリアナ。一つ聞いてもいい?」
ある日、義兄様が私にそう切り出して来た。
その日は私と義兄様は一緒に寝ていた。
私と義兄様は裸体のままベッドの上で向き合って話をしている。
ちなみに今はお風呂にも入りお互いに裸なのです。
私は義兄様の質問に緊張しながらも答える。
「なんでしょうか。義兄様」
「君に好きな人はいるかい?」
突然の義兄様の問いに私は戸惑いました。
そもそも義兄様は私の事を好いているのは間違いないと思っていたから。
けれど今の私には愛してくれる人がいます。
「はい。私が好きなのは義兄様です」
私は真っ直ぐ義兄様の目を見てハッキリとそう言うと義兄様は苦笑する。
「そういう意味じゃないんだよ。俺の事が異性として好きかどうか聞きたかったんだけど」
その言葉に私は唖然とした。つまり義兄様は私の愛を疑っているのだろうか?
もしそうであるならば私は義兄様にとって邪魔者になってしまう。私は義兄様のために何かしたいと思った。
それに義兄様が私を必要としてくれるのは嬉しいですし。
「私は義兄様をお慕いしております」
私は真剣にそう伝えた。
「じゃあさ……こういう事されても嫌いにならないって誓えるか」
義兄様が私の唇を奪う。私は最初驚いたがすぐに受け入れました。
それから何度もディープキスを繰り返している内に私はおかしくなっていきます。
そして段々頭がボーっとしていきます。
そんな状態で私がぼんやりしながら義兄様の体に抱きつくと義兄様は私を
押し倒してきて私はそのまま義兄様を受け入れるのでした。
「ん……あっ……」
義兄様の舌使いに翻弄された私は何度も絶頂を迎えさせられてしまう。
義兄様は私の顔や乳房を優しく触ったり舐めてきたりして私の反応を楽しんでいるらしい。
それが妙に悔しくて私は義兄様の顔に手を伸ばして彼の顔を引き寄せるとキスをした。
そして舌を絡ませあい、お互いの唾液を交換しあって飲み干していく。
私は義兄様の首に腕を回すと彼を抱きしめた。
そうする事によって少しでも自分の気持ちを分かって欲しいと思っての行動なのだが……逆効果でした。
義兄様は興奮したらしく、
「ごめんリリアナ我慢できない」
そう言うと義兄様は私を四つん這いにさせる。
私の方はまだ心の準備が出来ておらず狼憑きの状態でした。
そんな私を気にせず義兄様は私の腰を掴むと一気に突き上げてきます。
そのせいで私は声を上げてしまいます。
「あんっ! あぁ!」
その勢いで義兄様はさらに奥まで入ってくると激しく動かしてきました。
その激しさに私は耐えられずに思わず逃げ出してしまいます。
しかし義兄様はそれを許してくれず私をベッドに押し倒すと上から覆いかぶさるようにしてくる。
「悪い子だねリリアナ。勝手に逃げようとするなんてさ」
「うぅ……」
私は義兄様に叱られます。確かに私の行為は無礼でした。
反省をしていると義兄様は私にキスをしてきます。そして舌を絡ませながら私の体をまさぐり始めます。
義兄様の手が私の敏感な部分を責めたてていき私は何度も喘ぎ声を上げる。
義兄様はそこで動きを止めます。その意図を察した私は義兄様におねだりする事にしました。
「お願いします……続きを……もっとして下さい」
「ちゃんと出来たね。偉いよリリアナ。それじゃあ褒美をあげよう」
義兄様はそう言って私を抱き起こすと対面座位になります。
その際に私は義兄様に抱きついて離さないようにします。
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