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やがて、着いた先は、大きな水族館。
早速、入場して、魚達を見る。

「凄いなぁ、まるで海の中にいるみたい」

感動して、声をあげると、それにつられてか、彼が私の頭にポンと手を乗せてきた。
どうやら、褒めて欲しいみたいだったので私は笑顔で感謝の言葉を述べると嬉しそうな顔を見せてくれる。

その後は、館内を回りながら色々と話をしていくと、やがて夕方になったので帰ろうとすると急に眠気が襲ってきたので倒れそうに
なったところを彼が支えてくれた。そして、気がつけば寝室にいて朝を迎えていたのだが
何故か彼の姿はなく代わりにベッドの上には手紙が置かれておりそこには一言だけ書かれていたのだった。

「愛してるよ、また飲もう」

とだけ書いてあったのだった。
私が気を失ったあとの事はよくわからないがどうやら、そのまま、屋敷に帰る事無く、
泊まる事にしたらしいが、何故か彼はベッドに入って来なかったので不思議がっていると彼は、
そのまま、ベッドから離れると服を脱ぎ捨てて、こちらにやって来た。

そして、強引に唇を奪われるとそのまま、押し倒されてしまう。
そのまま、彼は私を犯し始めると何度も、私を求め続け、私は、それを受け入れると快楽を感じてしまう。
しばらくして行為が終わると、疲れたのか私の隣で静かに眠ると私は、彼が起きるまで待つ事にする。
皇帝である夫の髪は金色で瞳の色はエメラルドグリーンであり整った顔立ちをしているので女性に
モテるが本人は結婚にあまり乗り気ではなく、仕事一筋の人生を送ろうとしていたが、ある日を境に私の事を意識するようになり、
私の夫は見違える様に労わる様に成った。

「今日は妻の誕生日だ、何か物を送りたい」

と言うので、一緒にプレゼントを選ぶことになった。
最初は宝石店に行った。
しかし、値段が高いのと、どれを選べば良いのか分からないので、結局、買うのをやめることになった。

次に服屋に行き、私の服を選んでくれた。
それから、家具や雑貨類を見回った後、最後にアクセサリーショップへ行き、ネックレスを贈ってくれたので、
その場で身に着ける事にした。
すると、突然、首元に手を当てられて、少し顔をしかめる。すると、 心配そうに見つめられた。

それから数日後、夫と私は、旅行へ行く事になったので準備をする。

「これを着てみてくれ」

と渡された衣装は、かなり露出度が高くて私は躊躇してしまうが夫の為にと思い着替える事にしたのだが、
その姿を見た彼は、突然、抱きついて来るなり、そのまま唇を奪ってきた。
その瞬間に私はスイッチが入ってしまい積極的に受け入れてしまいそうになるも彼は唇を離してはくれないし舌を入れられて
しまったせいで力が抜けて動けなくなってしまうがそんなのお構いなしに貪るようにして口内を攻め立ててきたので抵抗出来ずに
受け入れてしまう。

「ちゅぱ、くぷ、れろ、ぢゅるるっ、ぐっ、うぅ、ふっ、んぅぅ、む、うぅっ、ちゅっ、れる、むぅ、ぢゅるるるるっ、んぅぅっ」

キスされている最中、舌を吸われたり、歯茎の裏や上顎を擦られて私は、快感に耐え切れず、思わず身体が痙攣させてしまうと、
彼は一旦、キスを止めてくれた。
私を強く抱きしめながらキスを再開して、しばらくの間、ディープキスを楽しんだ後、彼は私を解放すると、

「可愛いな、やっぱり君は俺の妻にするしかないようだ」

と言い出したので、私達は、お互いに笑い合うと、一緒に風呂に入り体を洗い合い、湯船に浸かると、
そこでも、お互いを求め合って体を重ねるのだった。
それから、しばらくしてから、私と夫は、旅先で結婚式を挙げた。
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