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舌を絡ませながら、お互いに貪り合うようにキスをします。
やがて、彼が離れると、今度は私の服を脱がせにかかりました。
抵抗するも、あっさりと脱がされてしまい、裸体にされてしまいます。
それから、今度は全身に舌を這わせてきたのです。
まるで味わうように舐められ、全身を隈なく犯されていきます。

特に、胸を重点的に舐められ、突起に吸い付かれてしまいました。
そのせいで、さらに感度が増してしまい、何度もイかされては潮を吹かされてしまいました。

「んっ、はぁ、はぁ、んん、はぅ……」

何度も絶頂を迎えるうちに、いつの間にか意識を失ってしまっていたようで、気がつくと朝になていました。
まだ体が熱いのは、おそらく昨日の情事の名残でしょう。
隣を見ると、既に彼の姿はなく、私は一人取り残されてしまいました。

「はぁ、やっぱり忘れられないよぉ、もっと、いっぱいシて欲しいのに……」

私はこの日、何度目になるかも分からない自慰をしました。
今日もまた、彼に呼び出されました。今度は何をされるのか、期待半分、不安半分で部屋へ向かいます。
ドアを開けると、ベッドの上にいる彼が視界に入ってきました。

相変わらず全裸で、すでに臨戦態勢となっています。
私が入ってきたことに気づくと、早速襲ってきました。
そのままベッドに押し倒され、強引に服を脱がされてしまいます。
抵抗しようとしましたが、力で敵わず、結局裸に剥かれてしまいました。

今度は四つん這いになるように言われ、その通りにすると、後ろから挿入されてしまいました。
さらに両手で乳房を鷲掴みにされると、激しく揉まれてしまいました。
さらには耳を舐められたりとあらゆる方法で責め立てられ、あっという間に果ててしまいました。
そこで、私は泣きながら懇願すると、やっと解放してくれました。

次は正面から向き合って、抱き合いながらお互いの体温を感じていました。
すると、不意に彼が私の首筋に顔を埋め、クンクンと匂いを嗅いでくるではありませんか。

突然のことに驚き、固まっていると、今度は鎖骨や腋の辺りにも鼻を押し当ててきます。
さらに、そのまま突起をペロリと舐められたり、甘噛みされたりしてしまいました。
最初は戸惑っていたものの、次第に気持ち良くなってしまい、つい声を出してしまいます。

やがて、下腹部の方に手が伸びてきて、そのまま花弁へと触れてきました。
最初は優しく撫でるような感じでしたが、徐々に力を込めてきます。
そのまま押し潰すようにしてグリグリとされ、同時に親指で陰核も刺激されてしまいました。たまらず、

「ああんっ!」

と喘ぎ声が出て、腰を引いてしまうと、今度は中へと侵入してきます。
一気に最奥まで突かれると、子宮口をゴツンゴツンとノックされ、激しい快感に襲われました。
その後も激しく抽挿を繰り返し、最後は中に出されてしまいました。

(ああ、また赤ちゃんできちゃう……)
と思いながらも、快楽に逆らえず、絶頂を迎えてしまいました。
そのまま彼の胸に倒れ込むような形で気絶してしまったのです。

次に目が覚めると、そこはベッドの上で、服は着ていました。
どうやら、気を失った後に、着替えさせてくれたようです。
それから、朝食をご馳走になると、また呼び止められ、寝室へと向かうように言われました。
嫌な予感がしたものの、従わないわけにはいかず、大人しく従っておきます。

すると、予想通り襲われてしまいました。
今度は前よりも激しかったので、私はすぐに限界を迎えて気絶してしまいました。
次に目覚めた時、私の体は清潔になっていて、衣服もしっとりとしていました。
それから服を着ると、仕事に戻ることにします。
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