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「あぁ、もう我慢できない!」
と私は叫ぶ。
そして、自分の服に手をかけると一気に脱ぎ捨てた。
すると私の身体には無数の傷が現れる。
これは私が今まで生きてきた証。
この傷は私にとっての誇りでもある。
そんな傷だらけの身体を見て、皇帝様は言った。
「お前は美しいな」
そう言ってくれるだけで嬉しい。
だって、その言葉は私の努力を認めてくれた言葉だから。
でも、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしくて、つい隠そうとしてしまう。
だけど、それは皇帝の一言によって止められた。
「隠す必要はないぞ? お前の身体はとても魅力的だ」
「ありがとうございます……」
嬉しくて思わず笑みが溢れてしまう。
そして、そのまま私達は愛し合った。
行為が終わったあと、私は皇帝様に聞いた。
「あの……一つお願いがあるのですがよろしいでしょうか?」
「なんだ言ってみろ」
「……私を貴方だけの専属料理人にして頂けませんか?」
「専属料理人か、構わないが……まずは俺の大きなモノを如何にかしてくれ」
「分かりましたわ」
そう言うと私は皇帝様のズボンを脱がして、大きくなったアレを口に含んだ。
そして、舌を使って丁寧に舐めていく。
すると段々と大きくなっていき、やがて完全に勃ったところで口を離した。
「ふふっ、こんなに大きくしちゃって……そんなに良かったですか?」
「ああ、最高だったよ」
「それなら良かったです。またいつでもご奉仕致しますね」
そう言って、今度は乳房で挟んで上下に動かす。
「どうですか? 気持ちいいですか?」
「あ、ああ、すごくいいぞ」
「そうですか、ならもっとサービスしないといけませんね」
さらに激しく動かしていく。
すると、突然口の中に苦い液体が流れ込んできた。
それを飲み込むと、身体が熱くなっていくのが分かる。
どうやら、媚薬効果のある物だったらしい。
そんな私に皇帝様が近づいてくる。
そして、耳元で囁いた。
「続きはベッドでしよう」
その言葉に、私は小さく頷いたのだった。
それから、私と皇帝様は朝まで愛し合った。
何度も身体を重ね、お互いを求めあったの。
その結果、妊娠した事を報告する為に、私は再び宮殿へやって来た。
部屋へ入るなり、皇帝様は言う。
「よく来たな、それで、結果はどうだった?」
その問いに、私はお腹を擦りながら答えた。
「はい、無事に赤ちゃんが出来ました」
そう、実は私、あの時に出来た子供を出産していたのです。
それを聞いた皇帝様は、嬉しそうに言いました。
「そうか、それはめでたい事だな、では、今夜はお祝いパーティーを開くとしよう」
こうして、その夜、盛大なパーティーが開かれたのでした。
次の日、早速、産婦人科へと向かい、検査を受けた結果、やはり、子供は女の子だという事が分かった。
その事を、両親に伝えると、母は喜び、父は少し残念そうな顔をする。
そんな父に向かって、私は言った。
「大丈夫よ、この子は、きっと美人になるから、将来、お父さんよりも、いい男を見つけて、結婚しちゃうかもよ?」
冗談めかして言うと、父が反論してくる。
「なにっ!? それは、本当か!?」
あまりにも、真剣な顔をして聞いてくるので、つい、笑ってしまった。
それを見た母が、笑いながら、言ってくる。
「あら、あなた、もしかして、やきもち焼いてるのかしら?」
それに対して、父は、慌てた様子で答える。
「い、いや、別に、そんな事はないぞ!」
その様子を、見ていた私も、なんだか可笑しくて、笑ってしまう。
そうして、笑い合っている私達を、窓から差し込む光が、優しく照らしていた。
その後、私は皇帝様の皇紀となり、宮殿で共に暮らす事となる。
「おはようございます、陛下、起きてください、もう朝ですよ、ほら、早く起きないと、遅刻しちゃいますよ?」
そう言いながら、布団を引っぺがす。
すると、そこには、パンツ一丁で寝ている皇帝様の姿があった。
それを見て、思わず、ため息が出てしまう。
(全く、この人は、いつもこうなんだから……)
そう思いながら、ベッドに近づくと、そのまま、上に跨り、キスをした。
最初は軽いキスだったが、徐々に深いものになっていく。
そして、暫くしてから、唇を離した。
それから、もう一度、声をかける。
しかし、起きる気配がない。
と私は叫ぶ。
そして、自分の服に手をかけると一気に脱ぎ捨てた。
すると私の身体には無数の傷が現れる。
これは私が今まで生きてきた証。
この傷は私にとっての誇りでもある。
そんな傷だらけの身体を見て、皇帝様は言った。
「お前は美しいな」
そう言ってくれるだけで嬉しい。
だって、その言葉は私の努力を認めてくれた言葉だから。
でも、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしくて、つい隠そうとしてしまう。
だけど、それは皇帝の一言によって止められた。
「隠す必要はないぞ? お前の身体はとても魅力的だ」
「ありがとうございます……」
嬉しくて思わず笑みが溢れてしまう。
そして、そのまま私達は愛し合った。
行為が終わったあと、私は皇帝様に聞いた。
「あの……一つお願いがあるのですがよろしいでしょうか?」
「なんだ言ってみろ」
「……私を貴方だけの専属料理人にして頂けませんか?」
「専属料理人か、構わないが……まずは俺の大きなモノを如何にかしてくれ」
「分かりましたわ」
そう言うと私は皇帝様のズボンを脱がして、大きくなったアレを口に含んだ。
そして、舌を使って丁寧に舐めていく。
すると段々と大きくなっていき、やがて完全に勃ったところで口を離した。
「ふふっ、こんなに大きくしちゃって……そんなに良かったですか?」
「ああ、最高だったよ」
「それなら良かったです。またいつでもご奉仕致しますね」
そう言って、今度は乳房で挟んで上下に動かす。
「どうですか? 気持ちいいですか?」
「あ、ああ、すごくいいぞ」
「そうですか、ならもっとサービスしないといけませんね」
さらに激しく動かしていく。
すると、突然口の中に苦い液体が流れ込んできた。
それを飲み込むと、身体が熱くなっていくのが分かる。
どうやら、媚薬効果のある物だったらしい。
そんな私に皇帝様が近づいてくる。
そして、耳元で囁いた。
「続きはベッドでしよう」
その言葉に、私は小さく頷いたのだった。
それから、私と皇帝様は朝まで愛し合った。
何度も身体を重ね、お互いを求めあったの。
その結果、妊娠した事を報告する為に、私は再び宮殿へやって来た。
部屋へ入るなり、皇帝様は言う。
「よく来たな、それで、結果はどうだった?」
その問いに、私はお腹を擦りながら答えた。
「はい、無事に赤ちゃんが出来ました」
そう、実は私、あの時に出来た子供を出産していたのです。
それを聞いた皇帝様は、嬉しそうに言いました。
「そうか、それはめでたい事だな、では、今夜はお祝いパーティーを開くとしよう」
こうして、その夜、盛大なパーティーが開かれたのでした。
次の日、早速、産婦人科へと向かい、検査を受けた結果、やはり、子供は女の子だという事が分かった。
その事を、両親に伝えると、母は喜び、父は少し残念そうな顔をする。
そんな父に向かって、私は言った。
「大丈夫よ、この子は、きっと美人になるから、将来、お父さんよりも、いい男を見つけて、結婚しちゃうかもよ?」
冗談めかして言うと、父が反論してくる。
「なにっ!? それは、本当か!?」
あまりにも、真剣な顔をして聞いてくるので、つい、笑ってしまった。
それを見た母が、笑いながら、言ってくる。
「あら、あなた、もしかして、やきもち焼いてるのかしら?」
それに対して、父は、慌てた様子で答える。
「い、いや、別に、そんな事はないぞ!」
その様子を、見ていた私も、なんだか可笑しくて、笑ってしまう。
そうして、笑い合っている私達を、窓から差し込む光が、優しく照らしていた。
その後、私は皇帝様の皇紀となり、宮殿で共に暮らす事となる。
「おはようございます、陛下、起きてください、もう朝ですよ、ほら、早く起きないと、遅刻しちゃいますよ?」
そう言いながら、布団を引っぺがす。
すると、そこには、パンツ一丁で寝ている皇帝様の姿があった。
それを見て、思わず、ため息が出てしまう。
(全く、この人は、いつもこうなんだから……)
そう思いながら、ベッドに近づくと、そのまま、上に跨り、キスをした。
最初は軽いキスだったが、徐々に深いものになっていく。
そして、暫くしてから、唇を離した。
それから、もう一度、声をかける。
しかし、起きる気配がない。
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