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だが、それは出来ずにいた。彼の身体からは異性にしかない魅力が溢れており、それでいて均整が取れていたからだ。
さらに 彼が着痩せすることを知っていた。
その為なのか 想像していた以上に大きなものが見えた。
それに気づいたアシェリアは 両手で顔を覆ってしまい、何も見えていないから許してほしいとばかりに懇願したが、もちろん聞き入れて貰えず、そのまま浴室で事に及ばれてしまう。
最初はアシェリアへの奉仕であったが、すぐにアシェリアの方から行為を求めた。
「んっ…… もう我慢できなくて…… 早く下さい……」
「わかった、いくぞ」
ズブっという音と共にバッデスドのモノがアシェリアの肉壁に押し入った。
そしてバッデスドはピストン運動を開始した。
何度も肌を重ねるうちにバッデスドはアシェリアが処女ではないと知り少しショックをうけたが それでも愛する気持ちは変わらなかった。
それから数日が経過していったある日のこと、アシェリアはバッデスドと結ばれてから初めて外出することを許された。
その際はアシェリアとバッデスドの二人だけだった。周りには従者やメイドもいるが、屋敷から離れた森の中で休憩をとることになり、
「アシェリアはこういう経験は殆どないのだろう? 疲れたりしないか心配でね……」と、言われアシェリアはドキドキしてしまう。
初めてのデートというものなのだ。
そんな中でアシェリアは自分が元いた世界の知識を使い料理を振る舞ったりと楽しく過ごしていた。その最中で、アシェリアが誤って皿を落とし割ってしまった時に、執事が取り繕おうとして謝罪の言葉を述べてくるが アシェリアは気にせず その破片で怪我をしそうになった際に咄嵯に身を挺して庇うと バツが悪そうな表情をしていた。
「ごめんなさい ちょっと慌てん坊な所があって」
そう言うとアシェリアが砕けた欠片を手に取ろうとした時に、不意打ちのように口にクリームが入り込んでしまい、思わず咳き込む。
そんな様子を見たバッデスドは、アシェリーの顎に手をかけさせると上向かせる。
「アシェリアはいけない子ですね、あのような場所ではしゃぐなんて」
そう言うと 口内に侵入してきた相手の舌が自分のものを絡めとり、自分の方へ引き寄せ、吸っていく。
そうしながらバッデスドの手はアシェリアの胸元のリボンを外すと、首筋をなぞりながら、ゆっくり下におろしていく。そうされたせいもあって、アシェリアは敏感に反応してしまい びくりと身を震わせる。
それから手が下降していくと、鎖骨の間を通り抜け 豊乳に触れる。
「ふむ……柔らかいな 何度触っても飽きないものです」
そう言いつつ、今度は優しく揉んでくる。柔らかすぎるくらい弾力があるのに手に収まるこのサイズ、本当に素晴らしいものだと。そうこうしている間にアシェリアのブラジャーは既に外れていて、生の乳房を直接味わっている状態になっていた。
それに合わせて片方の手で下腹部にある花芽の周辺を刺激し、もう片方では既に潤っていた花弁の入り口辺りを刺激する。
更にそこから先はあえて焦らすように手を動かさないでいると、堪らずアシェリアの方が動き出す。
腰を持ち上げて前後に動かし、刺激を求めているのだが
「どうしたのですか? いつもより感じているようですが? もっと欲しいのでしょう? ほーらここがいいの?」
意地悪く言うと指で押し込んだ。するとアシェリアは身体を反らせて絶頂を迎えた。
すっかり息が上がっていたアシェリアに対して
「私以外の男では満足できないようにしてあげましょう」
「ああ……はやくあなたをくださいまし……♡ 私にあなたのモノを刻み付けてくださいまし…… お願いします……。ああん い、挿れてぇ!」
アシェリアは普段とはまるで違う蕩け切った甘い声で叫んだ。しかし、彼女の花弁に突き刺さった楔はそれ以上侵入してくることはない。その前に 前戯を受けていたため 蜜壺はすでに濡れに濡れ切っており、いつ貫かれてもいい状態だった。しかし、王子は一向に挿入しようとしなかった。それだけでもアシェリアにとっては辛い事だった。
切なげな表情のアシェリアを見て王子は彼女に問う。
「ねぇ…… アシェリア どうして僕と君の大事なところは繋がっていないんだろう」
そう聞かれてもアシェリアは何も答える事ができなかった。しかし王子はその理由を知っているはずだ。王子はアシェリアの唇を奪い、貪るように舌を入れて絡み合う。
その後ようやく離れる唇、二人の舌からは透明な糸が出来ていたが、それが切れると同時に王子は再びアシェリアの唇を奪った。
そして二人は舌を絡ませ合ったまま暫くの間見つめ合う。
唇が離れた直後、王子はアシェリアの耳に唇を寄せた。
「今すぐ繋がりたいが、時間が無いんだよ」と一言告げる。それだけ言うと王子はアシェリアの下腹部に触れて花弁の周りを擦る。
さらに 彼が着痩せすることを知っていた。
その為なのか 想像していた以上に大きなものが見えた。
それに気づいたアシェリアは 両手で顔を覆ってしまい、何も見えていないから許してほしいとばかりに懇願したが、もちろん聞き入れて貰えず、そのまま浴室で事に及ばれてしまう。
最初はアシェリアへの奉仕であったが、すぐにアシェリアの方から行為を求めた。
「んっ…… もう我慢できなくて…… 早く下さい……」
「わかった、いくぞ」
ズブっという音と共にバッデスドのモノがアシェリアの肉壁に押し入った。
そしてバッデスドはピストン運動を開始した。
何度も肌を重ねるうちにバッデスドはアシェリアが処女ではないと知り少しショックをうけたが それでも愛する気持ちは変わらなかった。
それから数日が経過していったある日のこと、アシェリアはバッデスドと結ばれてから初めて外出することを許された。
その際はアシェリアとバッデスドの二人だけだった。周りには従者やメイドもいるが、屋敷から離れた森の中で休憩をとることになり、
「アシェリアはこういう経験は殆どないのだろう? 疲れたりしないか心配でね……」と、言われアシェリアはドキドキしてしまう。
初めてのデートというものなのだ。
そんな中でアシェリアは自分が元いた世界の知識を使い料理を振る舞ったりと楽しく過ごしていた。その最中で、アシェリアが誤って皿を落とし割ってしまった時に、執事が取り繕おうとして謝罪の言葉を述べてくるが アシェリアは気にせず その破片で怪我をしそうになった際に咄嵯に身を挺して庇うと バツが悪そうな表情をしていた。
「ごめんなさい ちょっと慌てん坊な所があって」
そう言うとアシェリアが砕けた欠片を手に取ろうとした時に、不意打ちのように口にクリームが入り込んでしまい、思わず咳き込む。
そんな様子を見たバッデスドは、アシェリーの顎に手をかけさせると上向かせる。
「アシェリアはいけない子ですね、あのような場所ではしゃぐなんて」
そう言うと 口内に侵入してきた相手の舌が自分のものを絡めとり、自分の方へ引き寄せ、吸っていく。
そうしながらバッデスドの手はアシェリアの胸元のリボンを外すと、首筋をなぞりながら、ゆっくり下におろしていく。そうされたせいもあって、アシェリアは敏感に反応してしまい びくりと身を震わせる。
それから手が下降していくと、鎖骨の間を通り抜け 豊乳に触れる。
「ふむ……柔らかいな 何度触っても飽きないものです」
そう言いつつ、今度は優しく揉んでくる。柔らかすぎるくらい弾力があるのに手に収まるこのサイズ、本当に素晴らしいものだと。そうこうしている間にアシェリアのブラジャーは既に外れていて、生の乳房を直接味わっている状態になっていた。
それに合わせて片方の手で下腹部にある花芽の周辺を刺激し、もう片方では既に潤っていた花弁の入り口辺りを刺激する。
更にそこから先はあえて焦らすように手を動かさないでいると、堪らずアシェリアの方が動き出す。
腰を持ち上げて前後に動かし、刺激を求めているのだが
「どうしたのですか? いつもより感じているようですが? もっと欲しいのでしょう? ほーらここがいいの?」
意地悪く言うと指で押し込んだ。するとアシェリアは身体を反らせて絶頂を迎えた。
すっかり息が上がっていたアシェリアに対して
「私以外の男では満足できないようにしてあげましょう」
「ああ……はやくあなたをくださいまし……♡ 私にあなたのモノを刻み付けてくださいまし…… お願いします……。ああん い、挿れてぇ!」
アシェリアは普段とはまるで違う蕩け切った甘い声で叫んだ。しかし、彼女の花弁に突き刺さった楔はそれ以上侵入してくることはない。その前に 前戯を受けていたため 蜜壺はすでに濡れに濡れ切っており、いつ貫かれてもいい状態だった。しかし、王子は一向に挿入しようとしなかった。それだけでもアシェリアにとっては辛い事だった。
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「ねぇ…… アシェリア どうして僕と君の大事なところは繋がっていないんだろう」
そう聞かれてもアシェリアは何も答える事ができなかった。しかし王子はその理由を知っているはずだ。王子はアシェリアの唇を奪い、貪るように舌を入れて絡み合う。
その後ようやく離れる唇、二人の舌からは透明な糸が出来ていたが、それが切れると同時に王子は再びアシェリアの唇を奪った。
そして二人は舌を絡ませ合ったまま暫くの間見つめ合う。
唇が離れた直後、王子はアシェリアの耳に唇を寄せた。
「今すぐ繋がりたいが、時間が無いんだよ」と一言告げる。それだけ言うと王子はアシェリアの下腹部に触れて花弁の周りを擦る。
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