王子様が私の全てを奪っていく

一ノ瀬 彩音

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そこでアシェリアは剣を構える。次の瞬間には互いの身体が触れ合っていた。アシェリアはバッデスド王子を斬り付けると火柱を立てる。それからアシェリアは炎に焼かれる王子を見ながら笑うのである。
それから数日後の王宮にて。アシェリアは庭園の散策を行っていた。
(相変わらず豪華絢爛な場所ね)
と思っていると遠くの方からは誰かの声。アシェリアは耳を澄ませる。どうやらどこかの部屋の中から聞こえてくるようだ。一体なんの話をしているのかと思い、部屋の近くに向かうと微かに女性の鳴き声。聞き覚えのある声にアシェリアは嫌な予感を覚えて扉の前に立つ。どうしたものかと悩んだが結局、ノックをしてみた方が良いかと結論を出すとそのまま扉を開けてしまった。
すると中には衣服が乱され、裸体のまま鎖で拘束されているアシェリアの母の姿があった。どう考えてもその女性は王妃であり母であることが解ったのだけど、状況が理解できずに立ち尽くすだけになってしまう。すると突如としてアシェリアは後ろから抱きつかれると羽交い絞めにされてしまう。抵抗を試みてもなかなか外せない腕。やがて別の方からも男性と思われる手が伸びてきて、両方の手足を押さえられ動けなくなってしまう。
その間に服を脱がされていくと、遂には下着を剥ぎ取られてしまう始末。アシェリアは恐怖に支配されていく。助けなければと思う気持ちはあるものの、それが実行出来ない事に歯痒くて悔し涙を浮かべる事しかできなかった。だが、次に見た光景に愕然としてしまう。アシェリアの目には男性が口に含み吸っている何かが見える。あれは母の乳だと気が付くまでに時間は掛らなかった。
つまり母は何をされていたかといえば、この男性の相手をさせられていた事が明らかになったのである。それから程なくして男性はアシェリアの目の前にまで近寄ってくると乳房を鷲掴みにすると強引に揉まれ、先端の突起を弄繰り回された挙句に散々と玩具のように扱われた後で体内に大量の精を注ぎ込まれる羽目になってしまったのだから堪らない。それを見たアシェリアの精神は完全に崩壊を始めてしまい呆然自失の状態で床に崩れ落ちたのである。
暫くして、意識を取り戻したものの今の自分の姿を確認すると先程 目にした姿が現実にあったものだと知った時 アシェリアは心に大きな傷を付けられてしまいショックのあまり精神的に病んでしまいそうになる。そこに現れたのは他でもない。
そんな時にバッデスド王子は姿を見せた。彼はアシェリアの姿を目に入れると抱き寄せると唇を奪いにかかる。拒もうとしても離れなかった。舌を絡ませてきたり唾液を流し込んできたりする行為により息苦しくなるとアシェリアは逃れようとするのだがバッデスド王子はしっかりと押さえつけており、中々離してくれそうにはなかった。そんな事をしていると次第に力が抜けていき、解放されるとバッデスド王子はアシェリアを押し倒して上に覆い被さってきた。そして着衣を全て破り捨て、産まれたままの状態となってしまう。そして、アシェリアは今にも泣きそうな顔になると必死に許しを請うように言葉を発する。
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