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「何かあったのかい?」
するとアシェリアは言った。
「ごめんなさい、貴方に甘えてばかりで、こんな私じゃ嫌われちゃうよね」
バッデスド王子は慌ててアシェリアの頭の後ろに手を回してから額を合わせる。
それから彼は口を開く。
「君の気持ちが聞けて良かった。僕の方こそすまなかった。君に頼ってばかりな上に
寂しい思いをさせていたなんて。だから僕は決めたんだ。これからは出来る限り傍にいる。
それにこの前も言ったと思うけど、僕にはアシェリアだけだって」
それからバッデスド王子は一旦身体をどけると、
「ねぇ今日はどうするの?」
とアシェリアは口を開きバッデスド王子を見つめる。
するとバッデスド王子は
「とりあえず、いつものように楽しもっか」
と告げてアシェリアの胸元に顔を埋めて擦れ合わせた。
「私の事だけ見ててほしいな」
「勿論だよ、君は世界でただ一人の女性なんだから」
そう言ってバッデスド王子はアシェリアに抱きつくと強く抱きしめてから お互いの舌を絡め合わせる。
しばらくしてから バッデスド王子はアシェリアに覆い被さると抱き締めた状態で
彼女の頬に顔をすり寄せながら耳元で甘く囁きかけた。
アシェリアは彼の言葉に応えるように抱きしめ返すと唇を触れ合わせて舌を絡め合う。
しばらくしてバッデスド王子はアシェリアの首筋に吸い付くとキスマークをつけた。
それを見たアシェリアは思わず
「あのね、もし誰かがコレ見たら嫉妬してくれないかなって」
と言うとバッデスド王子は
「へー? 君は他の男に見せつけて喜ぶような性格だった?」
と意地悪そうに笑っていた。
そして バッデスド王子はアシェリアを押し倒すと上書きするかの如くキスマークを付ける。
「ふぅ……満足した。そろそろ戻ろ、一緒に」
と言ってアシェリアの手を引いて寝室に戻った。
それからしばらくした後、入浴を終えた二人が寝室に戻るとバッデスド王子は
そのままアシェリアに抱きついてベッドへと押し倒した。
その際に彼の口から洩れた白い液体がアシェリアの顔を汚す。それは昨晩出したものなのだ。
バッデスド王子はアシェリアに口付けを行い、舌を絡ませてから口腔内を犯して
掻き混ぜるようにして責め立てつつ乳房を掴みあげる。
そして、アシェリアが苦しそうにしている様子を見るとようやく顔を放した。
「大丈夫か」
と聞くとアシェリアは答える。
「問題ありませんわ」
と。そして彼女は続けて言う。
「今はまだ良いかもしれませんけれど、いつか飽きられて捨てられるのではないかと考えると怖いんですわ。
わたくしの身体はいつまで保つのか、心は壊れる寸前なのかと」
それを聞いていたバッデスド王子はアシェリアを抱き寄せると口付けを行う。
そして唇を開放して バッデスド王子はこう語り掛けた。
「なら、余計に一人にするわけないだろう」
と、
「そんなことをしたら死んじまうか。それともこの城から出るつもりか?
許さないぜ、俺以外の奴に靡くんじゃない。お前は俺の物だってわからせてやるよ」
バッデスド王子はアシェリアの豊満な乳房に顔を埋めると甘い匂いを堪能する。
するとアシェリアは甘い声で呟いた。
「でも、今はこうして慰めてくださいますのですね」
彼女はバッデスド王子の頭を撫でると耳元で甘い言葉を囁いて口づけをする。
バッデスド王子はアシェリアを押し倒すと腰を掴んで持ち上げ、臀部を浮かせて貫いた。
するとアシェリアは言った。
「ごめんなさい、貴方に甘えてばかりで、こんな私じゃ嫌われちゃうよね」
バッデスド王子は慌ててアシェリアの頭の後ろに手を回してから額を合わせる。
それから彼は口を開く。
「君の気持ちが聞けて良かった。僕の方こそすまなかった。君に頼ってばかりな上に
寂しい思いをさせていたなんて。だから僕は決めたんだ。これからは出来る限り傍にいる。
それにこの前も言ったと思うけど、僕にはアシェリアだけだって」
それからバッデスド王子は一旦身体をどけると、
「ねぇ今日はどうするの?」
とアシェリアは口を開きバッデスド王子を見つめる。
するとバッデスド王子は
「とりあえず、いつものように楽しもっか」
と告げてアシェリアの胸元に顔を埋めて擦れ合わせた。
「私の事だけ見ててほしいな」
「勿論だよ、君は世界でただ一人の女性なんだから」
そう言ってバッデスド王子はアシェリアに抱きつくと強く抱きしめてから お互いの舌を絡め合わせる。
しばらくしてから バッデスド王子はアシェリアに覆い被さると抱き締めた状態で
彼女の頬に顔をすり寄せながら耳元で甘く囁きかけた。
アシェリアは彼の言葉に応えるように抱きしめ返すと唇を触れ合わせて舌を絡め合う。
しばらくしてバッデスド王子はアシェリアの首筋に吸い付くとキスマークをつけた。
それを見たアシェリアは思わず
「あのね、もし誰かがコレ見たら嫉妬してくれないかなって」
と言うとバッデスド王子は
「へー? 君は他の男に見せつけて喜ぶような性格だった?」
と意地悪そうに笑っていた。
そして バッデスド王子はアシェリアを押し倒すと上書きするかの如くキスマークを付ける。
「ふぅ……満足した。そろそろ戻ろ、一緒に」
と言ってアシェリアの手を引いて寝室に戻った。
それからしばらくした後、入浴を終えた二人が寝室に戻るとバッデスド王子は
そのままアシェリアに抱きついてベッドへと押し倒した。
その際に彼の口から洩れた白い液体がアシェリアの顔を汚す。それは昨晩出したものなのだ。
バッデスド王子はアシェリアに口付けを行い、舌を絡ませてから口腔内を犯して
掻き混ぜるようにして責め立てつつ乳房を掴みあげる。
そして、アシェリアが苦しそうにしている様子を見るとようやく顔を放した。
「大丈夫か」
と聞くとアシェリアは答える。
「問題ありませんわ」
と。そして彼女は続けて言う。
「今はまだ良いかもしれませんけれど、いつか飽きられて捨てられるのではないかと考えると怖いんですわ。
わたくしの身体はいつまで保つのか、心は壊れる寸前なのかと」
それを聞いていたバッデスド王子はアシェリアを抱き寄せると口付けを行う。
そして唇を開放して バッデスド王子はこう語り掛けた。
「なら、余計に一人にするわけないだろう」
と、
「そんなことをしたら死んじまうか。それともこの城から出るつもりか?
許さないぜ、俺以外の奴に靡くんじゃない。お前は俺の物だってわからせてやるよ」
バッデスド王子はアシェリアの豊満な乳房に顔を埋めると甘い匂いを堪能する。
するとアシェリアは甘い声で呟いた。
「でも、今はこうして慰めてくださいますのですね」
彼女はバッデスド王子の頭を撫でると耳元で甘い言葉を囁いて口づけをする。
バッデスド王子はアシェリアを押し倒すと腰を掴んで持ち上げ、臀部を浮かせて貫いた。
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