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「よしよし、良い子だな、ほらもっと甘えてもいいよ、君は可愛いんだから僕の側から離れちゃダメだからね」
そう言うと頬にキスをしてくれる、嬉しくて、ついつい笑顔になってしまうわ、ふふっ、だって大好きな人にこんなにも大事にしてもらってるんだから当然でしょ?
私だってあなたが一番大切だからずっと一緒に居て欲しいって願っているのよ、だけどそんなこと言うと恥ずかしがっちゃうだろうし、
恥ずかしい思いをさせたくないので言わないでおくわね。
「で、蓮さん、私を何処へ連れてってくれるの?」
と尋ねれば、微笑みながらこちらの手を握り、そっと指を撫でてきたりする彼は、余裕のある表情を浮かべており、
それが悔しくて対抗するように私も指を絡ませて強く握り締めることにする。
そうやって握りあったまま私達は街を歩いているわけなんだけれども、蓮さんと触れ合っているだけで何だかドキドキしてくるのよね。
しかも周りにいる人達の視線が気にならないと言えば嘘になるけど、それ以上に彼が愛しすぎてどうしようもないのよねぇ、えへへ♪
「ねえ、何処に連れて行ってくれるのかしら?」
と尋ねてみたら、こちらを振り向いて見つめてきて、それから微笑みかけながらこう言ったんです。
「そうだね、まずは服屋に行ってみようか」
なんて言われたので、私は喜んでついていくことにしたんだけど、その途中で気になるお店を見つけたんだよね。
そこは女性用の下着を取り扱っている店で、どうやらオーダーメイドできるらしく、デザインなども自由に選べるらしいんだけれど、
実際に見てみると種類が多くてどれにするか迷っちゃいそうだわ。
だから蓮さんに相談することにしました。
どうしましょう、どのデザインが良いと思いますかって聞いてみたら、真剣に考えてくれているみたいで、しばらく悩んでいたみたいだけど、
やがて一つの商品を指差したの。
それを見た私は、思わず赤面してしまいそうになるくらいに大胆なものだったため、驚きのあまり固まってしまったんですが、
蓮さんはそんな私のことを見つめながらこう言ってきたのです。
そして、耳元で囁かれたことで更に顔が熱くなるのを感じた私が頷くと、そのまま試着室へと連れて行かれてしまいました。
そこで着替えることになったのですが、改めて鏡に映った自分の姿を見ることになると恥ずかしさが込み上げてきちゃって、
なかなか脱ぐことができませんでしたが、いつまでも待たせるわけにはいきませんよね。
そう言うと頬にキスをしてくれる、嬉しくて、ついつい笑顔になってしまうわ、ふふっ、だって大好きな人にこんなにも大事にしてもらってるんだから当然でしょ?
私だってあなたが一番大切だからずっと一緒に居て欲しいって願っているのよ、だけどそんなこと言うと恥ずかしがっちゃうだろうし、
恥ずかしい思いをさせたくないので言わないでおくわね。
「で、蓮さん、私を何処へ連れてってくれるの?」
と尋ねれば、微笑みながらこちらの手を握り、そっと指を撫でてきたりする彼は、余裕のある表情を浮かべており、
それが悔しくて対抗するように私も指を絡ませて強く握り締めることにする。
そうやって握りあったまま私達は街を歩いているわけなんだけれども、蓮さんと触れ合っているだけで何だかドキドキしてくるのよね。
しかも周りにいる人達の視線が気にならないと言えば嘘になるけど、それ以上に彼が愛しすぎてどうしようもないのよねぇ、えへへ♪
「ねえ、何処に連れて行ってくれるのかしら?」
と尋ねてみたら、こちらを振り向いて見つめてきて、それから微笑みかけながらこう言ったんです。
「そうだね、まずは服屋に行ってみようか」
なんて言われたので、私は喜んでついていくことにしたんだけど、その途中で気になるお店を見つけたんだよね。
そこは女性用の下着を取り扱っている店で、どうやらオーダーメイドできるらしく、デザインなども自由に選べるらしいんだけれど、
実際に見てみると種類が多くてどれにするか迷っちゃいそうだわ。
だから蓮さんに相談することにしました。
どうしましょう、どのデザインが良いと思いますかって聞いてみたら、真剣に考えてくれているみたいで、しばらく悩んでいたみたいだけど、
やがて一つの商品を指差したの。
それを見た私は、思わず赤面してしまいそうになるくらいに大胆なものだったため、驚きのあまり固まってしまったんですが、
蓮さんはそんな私のことを見つめながらこう言ってきたのです。
そして、耳元で囁かれたことで更に顔が熱くなるのを感じた私が頷くと、そのまま試着室へと連れて行かれてしまいました。
そこで着替えることになったのですが、改めて鏡に映った自分の姿を見ることになると恥ずかしさが込み上げてきちゃって、
なかなか脱ぐことができませんでしたが、いつまでも待たせるわけにはいきませんよね。
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