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こうして、朝から何度も達せられた私は、息も絶え絶えになりながらも、それでも彼を求め続けていましたが、そこで突然、電話が鳴り響きます。
(もしかして、会社に何かあったんじゃ)
そう心配して電話に出ようとする彼を制止して、代わりに出た上で話を終えたら、どうやら問題がないことが判明したようですので、
ホッとした私は、蓮さんにこう言うのです。
「蓮さん、私達って婚約しているのに仕事や愛し合ってばかりでデートを全然してませんね。
なので、デートしたいです」
「うん、確かにそうだね。よし、じゃあ、どこか行くかい?」
そう言った彼に連れられてやってきました、ここは某大型テーマパークですね。
今日は平日ですからあまり混んでいないみたいなので助かりました(苦笑)ですが、彼はとても楽しそうだと思う反面、
何だか無理をしているようで少し心配にもなります。
本当は嫌でも言い出せないのでしょう、だからこそ気分転換にでもなればと思って提案したのですけど、
予想通り楽しそうですし安心しました。
「楽しいですか?」
と聞いてみたら、笑顔で応えてくれたのを見て安心する一方、何か悩みがあるのなら教えてほしいと思います。
「ねぇ、貴方さえ良ければ今度、一緒にお墓参りに行きませんか?」
と言った私がそう言うと、彼が悲しそうな表情を浮かべました。
きっと、嫌なことを思い出させたのかもしれないと思った私が謝罪の言葉を口にしたら、首を横に振って否定した彼が言います。
「……大丈夫だよ、もう平気だから気にしないでいいよ」
そう言うなり、優しく抱きしめられた私が戸惑いながらも大人しくしていると、すぐに離れてしまった彼が先に歩き始めましたが、
しばらく進んだところで立ち止まって振り返った彼が手招きしてくるものですから、それに釣られるように歩き出した私が
追いつく頃には手を握ってきた彼が指を絡めながら手を繋ぎ直してきます。
しかも、俗にいう恋人繋ぎと言われるやつですね!
恥ずかしいという気持ちはあるものの嬉しいと思ってしまうあたり、すっかり彼に染められてしまったんだなぁと思いつつも幸せを感じていた。
ある日のこと、私がトイレから出てくると同時に彼がやってきて急に抱きしめてきたので驚いた私はそのまま身を委ねることにしたのですが、
いつまで経っても動こうとしない彼に困惑していると、耳元で囁くようにこう言われたんですよね!
それを聞いた途端に恥ずかしくなった私は咄嗟に否定しようと口を開きかけたところ、強引にキスをされてしまい何も言えなくなってしまった上、
そのまま流されそうになった所で我に返って慌てて止めた私を残念そうな顔で見た後でようやく解放してくれたかと思ったのですが、
次の瞬間には抱きかかえられてしまっていたせいでパニックに陥っている間に到着してしまっていたらしく、
あっという間にベッドルームに連れ込まれてしまっていたのですが、
「やっと二人きりになれたね?」
という彼の言葉を聞いただけで濡れてしまっていることに気付いた時、それを悟ったらしい彼から指摘されてしまいます。
恥ずかしくて顔を反らしていたものの、ゆっくりと押し倒されていく最中、ずっと見つめ合っていたことに気付いてしまうものの、
やっぱり恥ずかしくなって視線を逸らしてしまうと、クスクスと笑った彼が優しい手付きで頭を撫でてくれる一方で服を脱がしてくれると、
自身も服を脱ぎ始めるのが見えたために見惚れてしまっていた隙を狙ったかのように口付けてきた彼と熱いベーゼを交わしていると、
不意に身体を撫で回されるようになって驚きの声を発した私の乳房を揉みしだいてきた挙げ句、
敏感な突起を摘んでコリコリ弄られるせいで身を捩ることしかできない私に微笑みかけた彼が、
「どうしたんだい? そんな顔をして。そんなにここがいいのかい? それともここかな? ふふっ」
などと悪戯っぽく言いながら突起を責め立ててくるだけでなく、太腿を撫で回すばかりか花弁にまで手を伸ばそうとしたものだから、
慌てた私は必死に拒絶しようとしたのだけど、そんな私にはお構いなしといった様子で触れてくるばかりか割れ目をなぞった指先が陰核を探り当てると、
そこに軽く触れてはすぐに離れていってしまったことで拍子抜けしてしまったことが災いしたせいでしょうか。
(もしかして、会社に何かあったんじゃ)
そう心配して電話に出ようとする彼を制止して、代わりに出た上で話を終えたら、どうやら問題がないことが判明したようですので、
ホッとした私は、蓮さんにこう言うのです。
「蓮さん、私達って婚約しているのに仕事や愛し合ってばかりでデートを全然してませんね。
なので、デートしたいです」
「うん、確かにそうだね。よし、じゃあ、どこか行くかい?」
そう言った彼に連れられてやってきました、ここは某大型テーマパークですね。
今日は平日ですからあまり混んでいないみたいなので助かりました(苦笑)ですが、彼はとても楽しそうだと思う反面、
何だか無理をしているようで少し心配にもなります。
本当は嫌でも言い出せないのでしょう、だからこそ気分転換にでもなればと思って提案したのですけど、
予想通り楽しそうですし安心しました。
「楽しいですか?」
と聞いてみたら、笑顔で応えてくれたのを見て安心する一方、何か悩みがあるのなら教えてほしいと思います。
「ねぇ、貴方さえ良ければ今度、一緒にお墓参りに行きませんか?」
と言った私がそう言うと、彼が悲しそうな表情を浮かべました。
きっと、嫌なことを思い出させたのかもしれないと思った私が謝罪の言葉を口にしたら、首を横に振って否定した彼が言います。
「……大丈夫だよ、もう平気だから気にしないでいいよ」
そう言うなり、優しく抱きしめられた私が戸惑いながらも大人しくしていると、すぐに離れてしまった彼が先に歩き始めましたが、
しばらく進んだところで立ち止まって振り返った彼が手招きしてくるものですから、それに釣られるように歩き出した私が
追いつく頃には手を握ってきた彼が指を絡めながら手を繋ぎ直してきます。
しかも、俗にいう恋人繋ぎと言われるやつですね!
恥ずかしいという気持ちはあるものの嬉しいと思ってしまうあたり、すっかり彼に染められてしまったんだなぁと思いつつも幸せを感じていた。
ある日のこと、私がトイレから出てくると同時に彼がやってきて急に抱きしめてきたので驚いた私はそのまま身を委ねることにしたのですが、
いつまで経っても動こうとしない彼に困惑していると、耳元で囁くようにこう言われたんですよね!
それを聞いた途端に恥ずかしくなった私は咄嗟に否定しようと口を開きかけたところ、強引にキスをされてしまい何も言えなくなってしまった上、
そのまま流されそうになった所で我に返って慌てて止めた私を残念そうな顔で見た後でようやく解放してくれたかと思ったのですが、
次の瞬間には抱きかかえられてしまっていたせいでパニックに陥っている間に到着してしまっていたらしく、
あっという間にベッドルームに連れ込まれてしまっていたのですが、
「やっと二人きりになれたね?」
という彼の言葉を聞いただけで濡れてしまっていることに気付いた時、それを悟ったらしい彼から指摘されてしまいます。
恥ずかしくて顔を反らしていたものの、ゆっくりと押し倒されていく最中、ずっと見つめ合っていたことに気付いてしまうものの、
やっぱり恥ずかしくなって視線を逸らしてしまうと、クスクスと笑った彼が優しい手付きで頭を撫でてくれる一方で服を脱がしてくれると、
自身も服を脱ぎ始めるのが見えたために見惚れてしまっていた隙を狙ったかのように口付けてきた彼と熱いベーゼを交わしていると、
不意に身体を撫で回されるようになって驚きの声を発した私の乳房を揉みしだいてきた挙げ句、
敏感な突起を摘んでコリコリ弄られるせいで身を捩ることしかできない私に微笑みかけた彼が、
「どうしたんだい? そんな顔をして。そんなにここがいいのかい? それともここかな? ふふっ」
などと悪戯っぽく言いながら突起を責め立ててくるだけでなく、太腿を撫で回すばかりか花弁にまで手を伸ばそうとしたものだから、
慌てた私は必死に拒絶しようとしたのだけど、そんな私にはお構いなしといった様子で触れてくるばかりか割れ目をなぞった指先が陰核を探り当てると、
そこに軽く触れてはすぐに離れていってしまったことで拍子抜けしてしまったことが災いしたせいでしょうか。
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