大富豪とシンデレラ ~おひとりさま生活を満喫していたら、大企業の御曹司に拾われました。でも、溺愛されすぎて、毎日ドキドキしています~

一ノ瀬 彩音

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実は今年に入ってから何度か誘われたことがあったんだけど、 その度に断っていたんです。
なぜなら、私には彼氏がいるということになっているので、あまり目立ちたくなかったんですよ。
だけど、最近は社内でも噂になっているようで、そのせいか知らない男の人たちから声を掛けられることが多くなってきましたし、
その中にはしつこい人もいたので、本当に困り果てていたところなんです。

そんなこともあって、本当は断りたかったのですが、立場上そうもいかないため、渋々引き受けることにしたのですが、正直憂鬱でした。
それでも仕事なんだからしっかりやらないといけないと思い直し、気合を入れ直して会場へ向かうことにしました。
そこで受付をして中へ入っていくと同時に一斉に視線が集まった気がしたけど、気のせいだと思ってやり過ごすことにしました。

それから指定されたテーブルについて相手を待っている間に、飲み物を選んでいると、ふいに声をかけられて振り向いてみると、
そこにいたのは見覚えのある人でした。

「やぁ、久しぶりだね」
そこにいたのは会社の同僚であり、同期入社でもある宮瀬さんだったのですが、まさか同じパーティーに参加しているとは思っておらず、
とても驚いてしまったものの、それ以上に驚いたことは彼女の格好だったと思います。

何しろ露出度の高いドレスを着ていただけでなく、谷間を強調するようなデザインになっていて目のやり場に困るほどだったからなのですが、
それだけではなく乳房もかなり大きく膨らんでいるのがわかったことで思わず凝視してしまったら、彼女は顔を赤らめながら胸元を隠すような仕草をしたので、
つい笑ってしまいそうになった時、ふと彼女と目が合った途端、突然抱き寄せられてしまいました。

それもまるで見せつけるかの如く私の乳房を揉み始めたものだから抵抗しようとするも、何故か身体に力が入らず、
思うように動けずにいる間にされるがままとなっていき、それに気を良くしたのか更に行為はエスカレートしていき、
いつの間にかブラの中に手を差し込まれて直接触られたかと思うと今度は突起を摘まれてしまい、
変な声が出そうになるのを必死で堪えていると、今度はショーツの中へと手を入れられ、割れ目に沿って指を動かされていき、
ついに耐え切れなくなった私が声を上げようとしたその時、不意に唇が塞がれたことで何も言うことができず、そのまま絶頂を迎えてしまうのだった――。

(どうして? どうしてこんなことになったの?)
頭の中でいくら問いかけても答えは出ないままでいたのだけれど、それよりも今の状況の方がもっと重要だと思うんですよね。
何故なら、今は誰もいない空き部屋で服を脱がされてしまっている状態なので、いつ誰に見られるかわからない状況なのに、
目の前にいる相手がやめてくれないからで、それどころか執拗に乳房を揉まれている上に敏感な部分を弄られ続けたおかげで
身体中に快感が走り続けているせいでまともに考えることすらできないほどになってしまっていたからです。
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