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そう、念を押された私は、特に断る理由もなかったので、その誘いを受けることにしたのです。
とはいえ、どんな話をされるか全くわからない状態だったため、不安を覚えないわけでもありませんでした。
(もしかして、別れようなんて言われたりして――いや、そんなの嫌だよ!
だって、私まだ何も伝えてないし、それに、あんな良い人そう簡単に見つかるわけないし……うぅ、
どうしよう……やっぱり、断った方が良かったのかな……)
そんなことを考えてる内に、目的の場所に着いてしまいました。
しかし、そこから先へ進むことができずにいたところ、突然背後から声を掛けられたので、
振り返るとそこには上司の姿がありました。
彼は私のことを心配そうな顔で見ていますが、何かあったのかと聞かれたものの、本当のことを言えるはずもなく、
咄嗟に言葉を濁すことしかできませんでした。
それでもなお、食い下がろうとする彼を納得させるために、最近体調が良くなくて寝不足であることを伝えると、
とりあえずは引き下がってくれたようでした。
そして、その代わりに提案された内容というのは、彼が使っている部屋を使うというものです。
その話を聞いた時、最初は何のことかわからなかったのですが、詳しく話を聞いていくうちに興味が湧いてきてしまい、
結局彼の提案を受け入れることにしました。
すると、話がまとまるやいなや、すぐに部屋へ連れ込まれてしまいました。
そして、あっという間に裸身に剥かれ、ベッドの上に寝かされてからも愛撫の手を緩めようとせず、
さらにクンニまでされると、たちまちイキそうになってしまい、最後は我慢できずに盛大にイッてしまいました。
「んっ、んふぅっ、だめぇ、イッちゃうぅぅ!」
お腹の奥を突かれる度に絶頂を迎え、その度に大量の潮を吹き出し、そのあまりの気持ち良さに意識を失いかけた次の瞬間、
彼は動きを止めると、ゆっくりと抜いていきました。
しかし、それと同時に栓を失った膣から噴き出すかのように勢いよく噴出した液体によって、シーツに大きな染みができていました。
その後もビクビクッと身体を震わせていると、彼の方へと引き寄せられ、優しく抱き締められた直後、耳元で囁かれたのです。
それじゃあ、そろそろ中に出してもいいよね?
そう言って、硬くなったモノをあてがうと、
「駄目ぇっ、それだけは絶対に許しませんよ!」
そんな私の抵抗も虚しく、一気に貫かれた瞬間、目の前が真っ白になって頭の中が痺れてしまったような感覚に陥ってしまいました。
しかも、それだけで終わらず、今度はピストン運動による快感に襲われた挙句、激しい動きに耐えられなくなった私は絶頂を迎えてしまい、
そのまま中出しされてしまいました。
その刺激の強さに腰が浮き上がり、お尻を突き出す格好になると、
「すごいよ、美羽ちゃんの中。うねうね動いて、搾り取ろうとしてくる」
まるで、そこだけ別の生き物になったみたいだ――などと口走っていますが、私にはそれに応える余裕などありません。
とはいえ、どんな話をされるか全くわからない状態だったため、不安を覚えないわけでもありませんでした。
(もしかして、別れようなんて言われたりして――いや、そんなの嫌だよ!
だって、私まだ何も伝えてないし、それに、あんな良い人そう簡単に見つかるわけないし……うぅ、
どうしよう……やっぱり、断った方が良かったのかな……)
そんなことを考えてる内に、目的の場所に着いてしまいました。
しかし、そこから先へ進むことができずにいたところ、突然背後から声を掛けられたので、
振り返るとそこには上司の姿がありました。
彼は私のことを心配そうな顔で見ていますが、何かあったのかと聞かれたものの、本当のことを言えるはずもなく、
咄嗟に言葉を濁すことしかできませんでした。
それでもなお、食い下がろうとする彼を納得させるために、最近体調が良くなくて寝不足であることを伝えると、
とりあえずは引き下がってくれたようでした。
そして、その代わりに提案された内容というのは、彼が使っている部屋を使うというものです。
その話を聞いた時、最初は何のことかわからなかったのですが、詳しく話を聞いていくうちに興味が湧いてきてしまい、
結局彼の提案を受け入れることにしました。
すると、話がまとまるやいなや、すぐに部屋へ連れ込まれてしまいました。
そして、あっという間に裸身に剥かれ、ベッドの上に寝かされてからも愛撫の手を緩めようとせず、
さらにクンニまでされると、たちまちイキそうになってしまい、最後は我慢できずに盛大にイッてしまいました。
「んっ、んふぅっ、だめぇ、イッちゃうぅぅ!」
お腹の奥を突かれる度に絶頂を迎え、その度に大量の潮を吹き出し、そのあまりの気持ち良さに意識を失いかけた次の瞬間、
彼は動きを止めると、ゆっくりと抜いていきました。
しかし、それと同時に栓を失った膣から噴き出すかのように勢いよく噴出した液体によって、シーツに大きな染みができていました。
その後もビクビクッと身体を震わせていると、彼の方へと引き寄せられ、優しく抱き締められた直後、耳元で囁かれたのです。
それじゃあ、そろそろ中に出してもいいよね?
そう言って、硬くなったモノをあてがうと、
「駄目ぇっ、それだけは絶対に許しませんよ!」
そんな私の抵抗も虚しく、一気に貫かれた瞬間、目の前が真っ白になって頭の中が痺れてしまったような感覚に陥ってしまいました。
しかも、それだけで終わらず、今度はピストン運動による快感に襲われた挙句、激しい動きに耐えられなくなった私は絶頂を迎えてしまい、
そのまま中出しされてしまいました。
その刺激の強さに腰が浮き上がり、お尻を突き出す格好になると、
「すごいよ、美羽ちゃんの中。うねうね動いて、搾り取ろうとしてくる」
まるで、そこだけ別の生き物になったみたいだ――などと口走っていますが、私にはそれに応える余裕などありません。
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