SWEET TIME

⓻

凛から離れようとすると、まだ力が入らず立ち上がれなかった。

そんな俺をみて凛は俺を姫抱きにすると人気のない1番近いトイレに向かった。

そこで俺はまた気づくのだ。

「…凛、気持ち良くなってないっ！！」

まぁ、気づいたのは凛のリンが勃ってるからなんだけど。

そう言うと凛は苦笑いして、トイレに入り俺を綺麗にしてくれた。

後ろから抱きしめるような形になって、さっきよりも熱を持った凛を感じた。

「…凛にも気持ちよくなって欲しい」

鏡越しに目があってそう言えば、項にジュッと吸い付いて接吻痕を残した。

「…じゃ、放課後俺んち来てよ。ここで、俺のこと気持ちよくして？」

そう言って後孔あたりをトントンとした。

まだ知らない奥がキュンとなった気がした。

「…俺、凛が初めてだから、その…優しくしてね」

「仰せのままに、お姫様」


Fin