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かと言って、この燻った熱をそのままに止められるわけがない。
「ぁ、っン"、もイクッ、」
響さんがやってくれるのを思い出して先端を触ると俺はすぐに吐精した。
すぐにシャワーで流された自慰の痕跡。
だけど、いつも響さんにイジってもらってる後ろがウズウズしてしまって、俺はソコにも手を這わせてみた。
“…李凰、もうココ、ヒクヒクしてるよ?”
“早く欲しいって言ってるみたい”
頭の中で響さんの声がリフレインして響さんがいるような感覚までしてくる。
「ぁっあ、響さ…も、だめ、」
響さんを想像して自分の指をナカに挿入してみる。
ゆっくり指を出し入れして見るものの、気持ちいいと感じる場所には届かなくて切なくなる。
俺はだいぶ前に響さんにやってもらった玩具があるのを思い出し、急いで風呂場を後にした。
響さんがいつも来ているスウェットを着て、家の中を歩く。
「アレ、どこにしまったんだろう…」
いつも一緒に寝ている寝室のクローゼットを見たけどない。
他の部屋も見て、残すところは俺の部屋だけ。
そっとドアを開けると、使われていない机や棚には埃除けがしてあった。
俺が響さんのところに転がり込んで、一番最初に当てられたこの部屋は、ほぼ使ったことがない。
名目上だけが俺の部屋。
ガサガサとクローゼットを漁ったけど、ここにも無くて捨てちゃったのかな、と思う。
なんせ、俺がアレを買ったことに響さんはだいぶ怒ってたからな~。
そう思ってるとその時のお仕置き、を思い出してまた熱が籠る。
「も、いいや」
俺は諦めて、そのままこの部屋にあるシングルのベッドに横たわる時にベッド下に引き出しがついてるのがわかった。
俺は直感的にココにあるかも、と思う。
だって、こんなところ知ってる本人じゃないと全然気づけない。
俺はそっと開けると、案の定俺のお目当てであるソレが終われていた。
「…あった、」
無造作に取り出したソレをみると普通に綺麗。
俺はソレを舌で舐めて、濡らす。
俺にはもうローションを取りに行くとかそんなことはしたくなかった。
スウェットの下と下着を脱いで、後孔にあてがう。
何度か擦ってからナカに挿れていく。
「…んっ、んん!」
「響さ、」
…確か俺がコレを買ったって知られた日、ものすごい勢いで怒られて。
“いいかい、李凰。李凰の事をヨくしていいのは、俺だけだ。それが李凰自身の手だったとしても、許さないよ”
そう言っていた、その目は今までにもその時1回しか見たことがないぐらいガチ、だった。
今更思い出しても、遅いけど。
「…響さんが、悪いんだ、女の人のところ、行くからっ」
俺は誰に言うわけでもなく1人で口にして、また手を動かした。
向きのせいか、俺がただ下手なだけか、いつも響さんが抉ってくる前立腺にうまく当てられない。
「…っひ、ン"、ここ、じゃな、」
「…、」
俺は前立腺を諦めて、奥を目指して押してみる。
今度はまだ頭が飛びきってないせいか、奥に挿れるのが怖くて挿れたいのに入らない。
…コレたてて、俺が座位で挿れればいいのでは?
これまた、初めて座位でシたとき、自分の体重で奥まで入ったのを思い出した。
俺の身体は玩具で責められていても響さんを覚えてる。
「…ン"、」
ヨロヨロと体を起こして、玩具を立てると俺はその上に座る位置についた。
縁にピト、と這わせて先だけをそっと挿れてみる。
……このまま、降りれば、、、
そう思って、座ろうとした瞬間。
「ぁ、っン"、もイクッ、」
響さんがやってくれるのを思い出して先端を触ると俺はすぐに吐精した。
すぐにシャワーで流された自慰の痕跡。
だけど、いつも響さんにイジってもらってる後ろがウズウズしてしまって、俺はソコにも手を這わせてみた。
“…李凰、もうココ、ヒクヒクしてるよ?”
“早く欲しいって言ってるみたい”
頭の中で響さんの声がリフレインして響さんがいるような感覚までしてくる。
「ぁっあ、響さ…も、だめ、」
響さんを想像して自分の指をナカに挿入してみる。
ゆっくり指を出し入れして見るものの、気持ちいいと感じる場所には届かなくて切なくなる。
俺はだいぶ前に響さんにやってもらった玩具があるのを思い出し、急いで風呂場を後にした。
響さんがいつも来ているスウェットを着て、家の中を歩く。
「アレ、どこにしまったんだろう…」
いつも一緒に寝ている寝室のクローゼットを見たけどない。
他の部屋も見て、残すところは俺の部屋だけ。
そっとドアを開けると、使われていない机や棚には埃除けがしてあった。
俺が響さんのところに転がり込んで、一番最初に当てられたこの部屋は、ほぼ使ったことがない。
名目上だけが俺の部屋。
ガサガサとクローゼットを漁ったけど、ここにも無くて捨てちゃったのかな、と思う。
なんせ、俺がアレを買ったことに響さんはだいぶ怒ってたからな~。
そう思ってるとその時のお仕置き、を思い出してまた熱が籠る。
「も、いいや」
俺は諦めて、そのままこの部屋にあるシングルのベッドに横たわる時にベッド下に引き出しがついてるのがわかった。
俺は直感的にココにあるかも、と思う。
だって、こんなところ知ってる本人じゃないと全然気づけない。
俺はそっと開けると、案の定俺のお目当てであるソレが終われていた。
「…あった、」
無造作に取り出したソレをみると普通に綺麗。
俺はソレを舌で舐めて、濡らす。
俺にはもうローションを取りに行くとかそんなことはしたくなかった。
スウェットの下と下着を脱いで、後孔にあてがう。
何度か擦ってからナカに挿れていく。
「…んっ、んん!」
「響さ、」
…確か俺がコレを買ったって知られた日、ものすごい勢いで怒られて。
“いいかい、李凰。李凰の事をヨくしていいのは、俺だけだ。それが李凰自身の手だったとしても、許さないよ”
そう言っていた、その目は今までにもその時1回しか見たことがないぐらいガチ、だった。
今更思い出しても、遅いけど。
「…響さんが、悪いんだ、女の人のところ、行くからっ」
俺は誰に言うわけでもなく1人で口にして、また手を動かした。
向きのせいか、俺がただ下手なだけか、いつも響さんが抉ってくる前立腺にうまく当てられない。
「…っひ、ン"、ここ、じゃな、」
「…、」
俺は前立腺を諦めて、奥を目指して押してみる。
今度はまだ頭が飛びきってないせいか、奥に挿れるのが怖くて挿れたいのに入らない。
…コレたてて、俺が座位で挿れればいいのでは?
これまた、初めて座位でシたとき、自分の体重で奥まで入ったのを思い出した。
俺の身体は玩具で責められていても響さんを覚えてる。
「…ン"、」
ヨロヨロと体を起こして、玩具を立てると俺はその上に座る位置についた。
縁にピト、と這わせて先だけをそっと挿れてみる。
……このまま、降りれば、、、
そう思って、座ろうとした瞬間。
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