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3 貴方に神のお恵みを
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ケミネの森はアバリシアの北東、ジャドとの国境近くにある。
昔は魔物の巣窟として、アバリシアだけでなくジャドにも恐れられていたが、世界規模で魔法が衰退すると共に、なぜか魔物も姿を見せなくなり、自殺志願者や狂人以外も足を踏み入れるようになった。
そして、十年ほど前。アバリシアはこの森を貫く街道を造成した。広大な森を迂回せずに済む分、流通はよくなったが、それは同時に、ジャドの侵入を阻む天然の城壁を自ら崩してしまったことをも意味していた。
最終的に千人弱となった急造アバリシア軍は、空が白みはじめた頃に駐屯地を出立、その街道を休憩なしで行軍した。だが、人員の大部分は徒歩である。目的地である谷間の荒地に到着したときには、日はほぼ中天にあった。
幸か不幸か、天気はすこぶるよかった。正規軍に比べれば軽装の者が多い傭兵たちも、額から流れ落ちる汗を拭いながら、快晴の空を恨めしく見上げた。
セオもまたその一人だったが、前方に視線を戻せば、例の二人組――ランとクラウドが出発前と変わらぬ涼しげな風情で立っていた。
昨日の登録所での一件以降、彼らは傭兵たちから距離を置かれていた。おかげでセオは一度も見失うことなくここに到着できたが、やはり違和感しか覚えさせない二人組である。
特にクラウド。顔は美少女めいていても、一応傭兵らしい装備をしているランに対して、クラウドの出で立ちは旅装の神父そのものだ。場違い以外の何者でもない。軽々と右肩に担いでいる例の得物も、その上半分はいまだ粗布で覆われていた。何も知らない人間が見たなら、なぜ従軍神父が最前線にいるのかと首をひねるだろう。
しかし、二人とも体力は人並み以上にありそうだ。複雑な気分を味わいながら、セオは周囲と同じく、水筒の水をがぶ飲みした。
そもそも、セオがクラウドに絡んだのは、ランのような少年を戦場で死なせたくないと思ったからだ。
セオの故郷の村は、セオが出稼ぎをしている間に流行病で廃村になった。セオのたった一人の肉親だった弟も、その病で死んだ。生きていれば、ちょうどランくらいの年齢だった。
外見はランとはまったく違う。セオとも髪と目の色以外は似ていなかった。セオより温和で聡明で、少しだけ体が弱かった。
弟はそんな自分に劣等感を抱いていたが、セオは生きていてくれるだけでよかった。たまに村に帰ったとき、おかえりと笑ってくれるだけで。
ランにもランの事情があるのだろう。だが、この戦場はあまりにも絶望的すぎる。乱暴に口元を拭いながら、セオは大きく息を吐き出す。
今いるこの谷間は、ケミネの森へと至る数少ない入り口の一つであり、一度に三十人ほどしか並んで侵入できない。アバリシアの軍部は、ここならばジャドの戦列を狭めて応戦できると判断したようだ。
肉眼でかすかに見えるジャドの軍勢は、一見するとこちらと同規模のように思える。しかし、斥候によると三千人――こちらの三倍だ。戦列ははるかに長い。
アバリシアの敗北はほぼ確定している。セオたちが最優先で考えなければならないことは、ジャドが撤収するまで自分たちはどう生き残るかだけだ。
もしアバリシアが契約を破り、報酬の支払いを拒んだ場合には、アバリシア領内から勝手に〝徴収〟して国外に逃亡する。セオだけでなく、傭兵たちのほとんどはそういう腹づもりで参戦しているはずだ。
ランたちもそうなのかはわからない。だが、何としてでもランだけは、ここから生きて帰らせてやりたい。
顔見知りの傭兵たちには、あの神父に力負けしたのがそれほど悔しかったのかとからかわれたが、セオはランたちの近くにあった岩陰に身を潜め、そのときを待った。
***
雲の少ない青い空。まばらに緑の生えた荒野。そこに点在する薄汚れた人間たち。
ふいに雑音が消えた。と、進撃開始を告げる赤い光の玉が天空を駆け上り、パンと音を立てて弾け飛んだ。
あれは魔法だ。正確には、魔法使いが作った魔道具。
戦場で魔法が使われなくなって久しいのに、あれだけはいまだに生き残っている。セオは一度も会ったことがないが、この世界のどこかにはまだ魔法使いがいるのだろう。
「うおおおおお!」
武器や防具を持った傭兵たちが、獣じみた雄叫びを上げて走り出す。
今頃、騎馬隊は敵陣に向かって疾走しているだろう。続けて正規軍兵士。頭のいる傭兵団。
渡り傭兵であるセオたちは最後尾に配置されているが、ケミネの森の中には正規軍兵士たちが控えている。今はただひたすら前に突き進むしかない。セオも走り出しかけたが、ふと自分の前方にいるランに目を留めて、思わず足を止めてしまった。
恐怖で硬直してしまったのだろうか。ランは剣も抜かずにその場に立ちつくしていた。
初めて見たときにも思ったが、ランの身の丈には合わない長剣だ。あれでは鞘から抜くのにも苦労するだろう。
だが、そんなセオの懸念を、ランはたった一振りで払拭した。
(え……?)
悲鳴さえ上がらなかった。
ランの前方を走っていた男は、上半身と下半身が切り離されたことに気づかないまま、大地の上にくずおれた。
その男の近くにいた傭兵たちが、何があったのかと顔を向ける。その次の瞬間には、彼らも最初の男と同じ運命をたどっていた。
(敵を切る前に、味方を切った……?)
目の前の光景が信じられず、セオはランを凝視した。そして、さらに信じられないものを見てしまった。
ランは笑っていた。
それまでほとんど無表情だった赤毛の少年は、ようやく楽しみを見出したかのように、笑いながら長剣を振り回していた。
(ジャドの回し者だったのか? それとも、報酬の取り分を増やすため?)
理由はわからなかったが、これだけはセオにもわかった。
――あれは人を殺すために生まれた化け物。自分では絶対にかなわない。
ランの剣が旋回するたび、傭兵たちが肉塊となって吹き飛んでいく。
まるで舞踏のようだ。走っているようには見えないのに、あっというまにセオの視界から消えてしまった。
我知らず安堵の溜め息をついた、そのときセオはある事実に気がついた。
セオはランよりも後方にいたから切られなかった。ならば、セオより後方にいた傭兵たちも無事のはずだ。しかし、ランが傭兵たちを殺しはじめてから、セオを追い越していった者はいまだに一人もいないのだ。
(そういえば、あの元神父は?)
戦闘開始前にはランのそばにいたはずなのに、いつのまにかいなくなっている。
猛烈に嫌な予感がした。セオは初めて自分の背後を顧みて、すぐに言葉を失った。
大嵐にあった麦畑のように、死体の群れが荒れた大地を覆っていた。
その中でたった一人、濃青の外套をまとったあの男だけが、得物を持って立っている。
これまで粗布で隠されていたそれは、戦場ではありえないはずなのに、今のこの状況下では最もふさわしいもののように思えた。
――巨大な草刈り鎌。
何の説明もいらない。一目見ればわかる。
にこやかに微笑んでいるあの元神父は――クラウドは、まったくセオに気どられることなく、ランの後方にいた傭兵たちの命をあの大鎌で刈り取っていたのだ。
「おや。まだ生きていましたか」
クラウドは意外そうに声を張ると、器用に死体を避けてセオに歩み寄った。
鎌の刃にもクラウドにも血はついていない。だが、むせるような血の臭いが風に乗って流れてくる。
逃げなければ。そう思っているのに。セオは剣を持ったまま、金縛りにでもあっているかのように動けなかった。
「出遅れましたか。しかし、これも神のお導きです。あなたは僕が殺します」
「……なぜ……」
ようやく出せた声は、ひどく掠れていた。
「なぜ、ですか。あなたの疑問に答える義務は僕にはありませんが、とりあえず一つだけ。僕らが傭兵をしているのは、同じ傭兵のほうが殺しやすいからです」
何の屈託もなく、元神父はそう説明した。
「報酬は二の次です。敵だろうが味方だろうが、傭兵であれば殺します。ランの理由は少し複雑ですが、僕の理由は単純です」
にこりとクラウドが笑った。
そのあまりの無邪気さに、一瞬、今の状況を忘れたとき。
風が、セオの首を薙いでいた。
「人を殺すのが好きだから。ただそれだけです」
予備動作はいっさいなかった。
クラウドは右手一本であの鎌を一振りし、枯れ草以上にたやすくセオの首を刈った。
(馬鹿な)
空中から、セオは自分の体を見た。
首をなくしても、体は地上にしっかりと立っていた。
だが、クラウドの緑色の目は、地上に落ちていくセオの首のほうに向けられていた。
「あなたに神のお恵みを」
晴れやかにクラウドは笑い、セオの首が地上に落ちる前に真っ二つに切り裂いた。
意識が完全になくなる寸前、セオは弟の笑い声を聞いた。
――おかえり、兄さん。これからはずっと一緒だよ。
昔は魔物の巣窟として、アバリシアだけでなくジャドにも恐れられていたが、世界規模で魔法が衰退すると共に、なぜか魔物も姿を見せなくなり、自殺志願者や狂人以外も足を踏み入れるようになった。
そして、十年ほど前。アバリシアはこの森を貫く街道を造成した。広大な森を迂回せずに済む分、流通はよくなったが、それは同時に、ジャドの侵入を阻む天然の城壁を自ら崩してしまったことをも意味していた。
最終的に千人弱となった急造アバリシア軍は、空が白みはじめた頃に駐屯地を出立、その街道を休憩なしで行軍した。だが、人員の大部分は徒歩である。目的地である谷間の荒地に到着したときには、日はほぼ中天にあった。
幸か不幸か、天気はすこぶるよかった。正規軍に比べれば軽装の者が多い傭兵たちも、額から流れ落ちる汗を拭いながら、快晴の空を恨めしく見上げた。
セオもまたその一人だったが、前方に視線を戻せば、例の二人組――ランとクラウドが出発前と変わらぬ涼しげな風情で立っていた。
昨日の登録所での一件以降、彼らは傭兵たちから距離を置かれていた。おかげでセオは一度も見失うことなくここに到着できたが、やはり違和感しか覚えさせない二人組である。
特にクラウド。顔は美少女めいていても、一応傭兵らしい装備をしているランに対して、クラウドの出で立ちは旅装の神父そのものだ。場違い以外の何者でもない。軽々と右肩に担いでいる例の得物も、その上半分はいまだ粗布で覆われていた。何も知らない人間が見たなら、なぜ従軍神父が最前線にいるのかと首をひねるだろう。
しかし、二人とも体力は人並み以上にありそうだ。複雑な気分を味わいながら、セオは周囲と同じく、水筒の水をがぶ飲みした。
そもそも、セオがクラウドに絡んだのは、ランのような少年を戦場で死なせたくないと思ったからだ。
セオの故郷の村は、セオが出稼ぎをしている間に流行病で廃村になった。セオのたった一人の肉親だった弟も、その病で死んだ。生きていれば、ちょうどランくらいの年齢だった。
外見はランとはまったく違う。セオとも髪と目の色以外は似ていなかった。セオより温和で聡明で、少しだけ体が弱かった。
弟はそんな自分に劣等感を抱いていたが、セオは生きていてくれるだけでよかった。たまに村に帰ったとき、おかえりと笑ってくれるだけで。
ランにもランの事情があるのだろう。だが、この戦場はあまりにも絶望的すぎる。乱暴に口元を拭いながら、セオは大きく息を吐き出す。
今いるこの谷間は、ケミネの森へと至る数少ない入り口の一つであり、一度に三十人ほどしか並んで侵入できない。アバリシアの軍部は、ここならばジャドの戦列を狭めて応戦できると判断したようだ。
肉眼でかすかに見えるジャドの軍勢は、一見するとこちらと同規模のように思える。しかし、斥候によると三千人――こちらの三倍だ。戦列ははるかに長い。
アバリシアの敗北はほぼ確定している。セオたちが最優先で考えなければならないことは、ジャドが撤収するまで自分たちはどう生き残るかだけだ。
もしアバリシアが契約を破り、報酬の支払いを拒んだ場合には、アバリシア領内から勝手に〝徴収〟して国外に逃亡する。セオだけでなく、傭兵たちのほとんどはそういう腹づもりで参戦しているはずだ。
ランたちもそうなのかはわからない。だが、何としてでもランだけは、ここから生きて帰らせてやりたい。
顔見知りの傭兵たちには、あの神父に力負けしたのがそれほど悔しかったのかとからかわれたが、セオはランたちの近くにあった岩陰に身を潜め、そのときを待った。
***
雲の少ない青い空。まばらに緑の生えた荒野。そこに点在する薄汚れた人間たち。
ふいに雑音が消えた。と、進撃開始を告げる赤い光の玉が天空を駆け上り、パンと音を立てて弾け飛んだ。
あれは魔法だ。正確には、魔法使いが作った魔道具。
戦場で魔法が使われなくなって久しいのに、あれだけはいまだに生き残っている。セオは一度も会ったことがないが、この世界のどこかにはまだ魔法使いがいるのだろう。
「うおおおおお!」
武器や防具を持った傭兵たちが、獣じみた雄叫びを上げて走り出す。
今頃、騎馬隊は敵陣に向かって疾走しているだろう。続けて正規軍兵士。頭のいる傭兵団。
渡り傭兵であるセオたちは最後尾に配置されているが、ケミネの森の中には正規軍兵士たちが控えている。今はただひたすら前に突き進むしかない。セオも走り出しかけたが、ふと自分の前方にいるランに目を留めて、思わず足を止めてしまった。
恐怖で硬直してしまったのだろうか。ランは剣も抜かずにその場に立ちつくしていた。
初めて見たときにも思ったが、ランの身の丈には合わない長剣だ。あれでは鞘から抜くのにも苦労するだろう。
だが、そんなセオの懸念を、ランはたった一振りで払拭した。
(え……?)
悲鳴さえ上がらなかった。
ランの前方を走っていた男は、上半身と下半身が切り離されたことに気づかないまま、大地の上にくずおれた。
その男の近くにいた傭兵たちが、何があったのかと顔を向ける。その次の瞬間には、彼らも最初の男と同じ運命をたどっていた。
(敵を切る前に、味方を切った……?)
目の前の光景が信じられず、セオはランを凝視した。そして、さらに信じられないものを見てしまった。
ランは笑っていた。
それまでほとんど無表情だった赤毛の少年は、ようやく楽しみを見出したかのように、笑いながら長剣を振り回していた。
(ジャドの回し者だったのか? それとも、報酬の取り分を増やすため?)
理由はわからなかったが、これだけはセオにもわかった。
――あれは人を殺すために生まれた化け物。自分では絶対にかなわない。
ランの剣が旋回するたび、傭兵たちが肉塊となって吹き飛んでいく。
まるで舞踏のようだ。走っているようには見えないのに、あっというまにセオの視界から消えてしまった。
我知らず安堵の溜め息をついた、そのときセオはある事実に気がついた。
セオはランよりも後方にいたから切られなかった。ならば、セオより後方にいた傭兵たちも無事のはずだ。しかし、ランが傭兵たちを殺しはじめてから、セオを追い越していった者はいまだに一人もいないのだ。
(そういえば、あの元神父は?)
戦闘開始前にはランのそばにいたはずなのに、いつのまにかいなくなっている。
猛烈に嫌な予感がした。セオは初めて自分の背後を顧みて、すぐに言葉を失った。
大嵐にあった麦畑のように、死体の群れが荒れた大地を覆っていた。
その中でたった一人、濃青の外套をまとったあの男だけが、得物を持って立っている。
これまで粗布で隠されていたそれは、戦場ではありえないはずなのに、今のこの状況下では最もふさわしいもののように思えた。
――巨大な草刈り鎌。
何の説明もいらない。一目見ればわかる。
にこやかに微笑んでいるあの元神父は――クラウドは、まったくセオに気どられることなく、ランの後方にいた傭兵たちの命をあの大鎌で刈り取っていたのだ。
「おや。まだ生きていましたか」
クラウドは意外そうに声を張ると、器用に死体を避けてセオに歩み寄った。
鎌の刃にもクラウドにも血はついていない。だが、むせるような血の臭いが風に乗って流れてくる。
逃げなければ。そう思っているのに。セオは剣を持ったまま、金縛りにでもあっているかのように動けなかった。
「出遅れましたか。しかし、これも神のお導きです。あなたは僕が殺します」
「……なぜ……」
ようやく出せた声は、ひどく掠れていた。
「なぜ、ですか。あなたの疑問に答える義務は僕にはありませんが、とりあえず一つだけ。僕らが傭兵をしているのは、同じ傭兵のほうが殺しやすいからです」
何の屈託もなく、元神父はそう説明した。
「報酬は二の次です。敵だろうが味方だろうが、傭兵であれば殺します。ランの理由は少し複雑ですが、僕の理由は単純です」
にこりとクラウドが笑った。
そのあまりの無邪気さに、一瞬、今の状況を忘れたとき。
風が、セオの首を薙いでいた。
「人を殺すのが好きだから。ただそれだけです」
予備動作はいっさいなかった。
クラウドは右手一本であの鎌を一振りし、枯れ草以上にたやすくセオの首を刈った。
(馬鹿な)
空中から、セオは自分の体を見た。
首をなくしても、体は地上にしっかりと立っていた。
だが、クラウドの緑色の目は、地上に落ちていくセオの首のほうに向けられていた。
「あなたに神のお恵みを」
晴れやかにクラウドは笑い、セオの首が地上に落ちる前に真っ二つに切り裂いた。
意識が完全になくなる寸前、セオは弟の笑い声を聞いた。
――おかえり、兄さん。これからはずっと一緒だよ。
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