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ニンゲンマメ
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ある日の夕食のことよ。
「ぼく!コレ好きだなぁ。 ニンゲンマメ!」
「ニンゲンマメ?」
キッチンにいるお姉ちゃんが、食卓を覗いているわ。
「ああ、インゲン豆ね。」
「ニンゲンマメ?」
ユウがみどり色の棒状の食べものを箸でつまんで訊いているわ。
「イ・ン・ゲ・ン・マ・メ!
虹のにじゃなくて、いちごのいよ!!」
「?? インゲンマメ?」
「そうよ。インゲン豆。 人を豆にして食べないでね。」
「うん! わかった。」
この人たち、人間だと思ってたけど、ひょとして違うのかしら?
それより、お兄ちゃんがさっきから爆笑してて、うるさいわ。
笑ってないで、わたしにアジのフライを分けてちょうだい!
もちろん、衣と骨は取ってね。
「ぼく!コレ好きだなぁ。 ニンゲンマメ!」
「ニンゲンマメ?」
キッチンにいるお姉ちゃんが、食卓を覗いているわ。
「ああ、インゲン豆ね。」
「ニンゲンマメ?」
ユウがみどり色の棒状の食べものを箸でつまんで訊いているわ。
「イ・ン・ゲ・ン・マ・メ!
虹のにじゃなくて、いちごのいよ!!」
「?? インゲンマメ?」
「そうよ。インゲン豆。 人を豆にして食べないでね。」
「うん! わかった。」
この人たち、人間だと思ってたけど、ひょとして違うのかしら?
それより、お兄ちゃんがさっきから爆笑してて、うるさいわ。
笑ってないで、わたしにアジのフライを分けてちょうだい!
もちろん、衣と骨は取ってね。
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