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11.再会
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勝手に居なくなってシラハとシエルは心配しているに違いない。
とはいえ操られるように連れていかれたので、どうしようも無かった。
ドアを出て街中を眺めるが、シズハは今自分かどこにいるかなど検討もつかなかった。
『どうしたら旦那様と合流できるかな…』
誰かに道を聞く?でも下手な人に声をかけて自分の顔を知られてしまったり、また何か事件に巻き込まれるのも避けたい。
『もしかしたら…急にいなくなって怒られたり…するかな…』
不安から色々な事を考え込んでしまう。
顔を左右にブンブンと振りながら、立ち止まっていても仕方ないので歩き出す事にした。
大きな広場に市場があり、その周辺にはお店も建ち並んでいたはずだ。
その場所がわかれば、シラハ達と合流出来るかもしれない。
どこか高い場所からなら広場を探せるだろうか?そう考え辺りを見回す。
あからさまにキョロキョロとしていたら目立つだろうと思いつつも、何か手がかりが欲しかった。
しかしその気持ちとは裏腹に、見えるのは住居や何かの施設と思われる建物だけで、何を目標にして歩けばいいのかすら分からなくなってしまう。
と、今まで歩いていた路地裏から少し人通りのある道に出た。
相変わらずどこかは分からないが、坂道になっているその道はどうやら近くの丘に繋がっているらしい。
シズハは迷わず高い方を目指した。
坂を登った先は階段になっていたためそのまま登ると、先にあったのは小さな噴水で、地元の人の休憩所として使われていそうな広場だった。
いくつかベンチも取り付けられ、シズハは歩き待って疲れた体力を、1度そこに座って回復する。
ベンチに座りながら街中を見ると、中心部と思われる場所が目視で確認でき、そこには大きな建物や市場があるのだろう空間があった。
目視できているとはいえ、この場所からすぐ行けるほど近い距離ではない。
加えて1つ問題が発生している。
日が傾いていて、もう1時間もしないうちにあたりは暗くなってしまうということだ。
暗くなってしまったら、せっかく場所が把握出来たとて、また道に迷ってしまうだろう。
『今日は…もう…ここから動かない方が良さそう…』
自分の持っている杖を照らす。
暗闇の中でも、もしかしたらシラハ達が自分を見つけてくれるかもしれないという期待を込めて。
どんどん暗くなっていく空に、不安も大きくなる。
さっきまで人のいた噴水周辺も、いつの間にか静かになっていた。
まだ救いなのは、噴水がある広場ということで少し街灯があることと、道を挟んですぐ民家やお店があるという事。
人の気配がする、それだけは少し心細さも緩和された。
「はぁ…」
小さく口から漏れだしたため息。
今日ここから動かずになんとか1晩やり過ごしたとしても、明日シラハ達に会える確証はない。
今のシズハには杖とブローチしか持ち合わせておらず、もちろん1文無しで食べ物や飲み物を買うこともできない。
そしてさらに不幸は続く。
ポツ…ポツ――
夕方頃までは晴れていた空から雨が降り始めた。
少し肌寒い感じもあったが、昼間買ってもらったローブのおかげかまだ何とかなっている。
『どこかで雨宿りしたほうがいいけど…』
近くにあったカフェの店先にシェードがあったため、そこに一時避難した。
避難したとはいえ椅子があるわけでもなく、いつやむか分からない雨を立って待たなければならない。
自分の心は今降っている雨と同じで泣いているかのようだった。
コツコツ…
雨に混じって足音のようなものが聞こえた。
シズハが顔を上げて見ると、噴水の向こうに人影が見える。
傘を持っているのは確認したが、噴水が邪魔してよく見えない。
『もしかして…シラハ様…』
シェードから外に出て、小走りに確認しに行ったシズハの淡い期待は、脆くも打ち砕かれた。
タバコを吸っている知らない男性。
違うと気づいた時には、その男性に気付かれないようそっと離れていた。
どこへ行くなんてわからないのに、勝手に足が動く。
『シラハ様…どこですか…シラハ様!』
闇雲に走っても分からなくなるだけなのに…。
1人は怖い…、心細い。
『早く…会いたい!』
「シ…ズハ?シズハ!」
聞き覚えのある声。
走った先に立っていたのは、街灯に照らされ雨に濡れながら、必死にシズハを探していたシラハだった。
「シ…ラハ…さまっ!」
駆け寄る2人は自然と抱きしめ合う。
シラハの腕の中で、シズハの目からは涙が溢れていた。
「探した…、無事でよかった」
「お会い…したかった…です」
「心細かっただろう…。怪我とか、体調悪いとかはないか?」
「はい…」
「色々聞きたいこともある。でも…まずは帰ろう。ここじゃ雨に濡れる。捕まって」
「わっ…?!」
抱きしめたシズハをそのままお姫様抱っこして、シラハはその場所からワープした。
目を開けて確認をした時には、すでにシエルの家の前に到着しており、家の中にはシエルの姿が確認出来た。
「は…初めてワープを体験しました…」
「シズハを見つけたら、直ぐに帰れるように地点登録しておいたんだ。中に入ったらすぐ身体を拭いて」
「はい」
中に入ると心配していたシエルが準備万端で待っていてくれた。
タオルを渡され風呂場に案内されると、直ぐに暖まるように言われる。
言われるがまま、シズハはお風呂に入り暖まった。
シズハと入れ替わりで今度はシラハがお風呂へ行く。
リビングへ向かうと、シエルから食事を用意してあるので食べるように言われ席についた。
「ありがとうございます…何から何まで。それに…ご心配をおかけして…すみませんでした」
その言葉を聞いてシエルは少しクスッと笑った。
シズハはシエルに食べるように促されたため、少しづつ食べながら会話は進む。
「私も心配しましたけど、シラハ様のほうがよっぽど取り乱して心配してましたよ。私はあんなに慌ててるシラハ様、初めて見ました」
「ごめんなさい…」
「シズハ様を責めてるわけじゃないんです、何か事情があったのだろうし。ただ、今までは淡々と言われた事を完璧にこなし、特に部下に対しても深入りはせず、その任務を一緒にやるから協力するだけの人だったはずなのに、今回のシズハ様の任務の時は別人なんですから」
「そう…なのですか」
「そうですよ。そもそもあんまり普段から他人に興味がなくて、任務じゃなかったら自分の事を優先して動く人なんですから。だから、シラハ様にも人間らしい所があって、何より任務とか関係なく、シズハ様のことは気にしてるんだなって思いました」
今回一緒に旅をしているシラハの姿しか見たことがないシズハにとって、シエルの言う姿が想像出来なかった。
今のシラハは、本来の姿ではないのだろうか。
任務だから自分に対しても優しく、目的地に着くまでは役目を全うするために取り繕っているのだろうか。
そう思ったが、それではシエルの言っていることと真逆になってしまう。
「ふふ…シズハ様、いいんですよあんまり考え込まなくて」
「えっ…あっ…私」
「顔に出ちゃってますから、わかりますよ。この任務がきっかけで2人は出会った。もしその過程で、シズハ様の気持ちに変化があったら、遠慮なくその気持ちに正直に生きてください。きっとシラハ様もシズハ様なら、その気持ちにこたえてくれるはずですから」
そんな話をしながら食事をしているうちに、シラハもお風呂から上がり食卓へ腰掛けた。
そして何かを思い出したように、シエルは両手を叩き2人に伝える。
「あっ、そうだ!今日はさすがにダブルベッドとはいかないですけど、2人が休む部屋ひとつにしておいたので、ゆっくり過ごしてくださいね!」
とはいえ操られるように連れていかれたので、どうしようも無かった。
ドアを出て街中を眺めるが、シズハは今自分かどこにいるかなど検討もつかなかった。
『どうしたら旦那様と合流できるかな…』
誰かに道を聞く?でも下手な人に声をかけて自分の顔を知られてしまったり、また何か事件に巻き込まれるのも避けたい。
『もしかしたら…急にいなくなって怒られたり…するかな…』
不安から色々な事を考え込んでしまう。
顔を左右にブンブンと振りながら、立ち止まっていても仕方ないので歩き出す事にした。
大きな広場に市場があり、その周辺にはお店も建ち並んでいたはずだ。
その場所がわかれば、シラハ達と合流出来るかもしれない。
どこか高い場所からなら広場を探せるだろうか?そう考え辺りを見回す。
あからさまにキョロキョロとしていたら目立つだろうと思いつつも、何か手がかりが欲しかった。
しかしその気持ちとは裏腹に、見えるのは住居や何かの施設と思われる建物だけで、何を目標にして歩けばいいのかすら分からなくなってしまう。
と、今まで歩いていた路地裏から少し人通りのある道に出た。
相変わらずどこかは分からないが、坂道になっているその道はどうやら近くの丘に繋がっているらしい。
シズハは迷わず高い方を目指した。
坂を登った先は階段になっていたためそのまま登ると、先にあったのは小さな噴水で、地元の人の休憩所として使われていそうな広場だった。
いくつかベンチも取り付けられ、シズハは歩き待って疲れた体力を、1度そこに座って回復する。
ベンチに座りながら街中を見ると、中心部と思われる場所が目視で確認でき、そこには大きな建物や市場があるのだろう空間があった。
目視できているとはいえ、この場所からすぐ行けるほど近い距離ではない。
加えて1つ問題が発生している。
日が傾いていて、もう1時間もしないうちにあたりは暗くなってしまうということだ。
暗くなってしまったら、せっかく場所が把握出来たとて、また道に迷ってしまうだろう。
『今日は…もう…ここから動かない方が良さそう…』
自分の持っている杖を照らす。
暗闇の中でも、もしかしたらシラハ達が自分を見つけてくれるかもしれないという期待を込めて。
どんどん暗くなっていく空に、不安も大きくなる。
さっきまで人のいた噴水周辺も、いつの間にか静かになっていた。
まだ救いなのは、噴水がある広場ということで少し街灯があることと、道を挟んですぐ民家やお店があるという事。
人の気配がする、それだけは少し心細さも緩和された。
「はぁ…」
小さく口から漏れだしたため息。
今日ここから動かずになんとか1晩やり過ごしたとしても、明日シラハ達に会える確証はない。
今のシズハには杖とブローチしか持ち合わせておらず、もちろん1文無しで食べ物や飲み物を買うこともできない。
そしてさらに不幸は続く。
ポツ…ポツ――
夕方頃までは晴れていた空から雨が降り始めた。
少し肌寒い感じもあったが、昼間買ってもらったローブのおかげかまだ何とかなっている。
『どこかで雨宿りしたほうがいいけど…』
近くにあったカフェの店先にシェードがあったため、そこに一時避難した。
避難したとはいえ椅子があるわけでもなく、いつやむか分からない雨を立って待たなければならない。
自分の心は今降っている雨と同じで泣いているかのようだった。
コツコツ…
雨に混じって足音のようなものが聞こえた。
シズハが顔を上げて見ると、噴水の向こうに人影が見える。
傘を持っているのは確認したが、噴水が邪魔してよく見えない。
『もしかして…シラハ様…』
シェードから外に出て、小走りに確認しに行ったシズハの淡い期待は、脆くも打ち砕かれた。
タバコを吸っている知らない男性。
違うと気づいた時には、その男性に気付かれないようそっと離れていた。
どこへ行くなんてわからないのに、勝手に足が動く。
『シラハ様…どこですか…シラハ様!』
闇雲に走っても分からなくなるだけなのに…。
1人は怖い…、心細い。
『早く…会いたい!』
「シ…ズハ?シズハ!」
聞き覚えのある声。
走った先に立っていたのは、街灯に照らされ雨に濡れながら、必死にシズハを探していたシラハだった。
「シ…ラハ…さまっ!」
駆け寄る2人は自然と抱きしめ合う。
シラハの腕の中で、シズハの目からは涙が溢れていた。
「探した…、無事でよかった」
「お会い…したかった…です」
「心細かっただろう…。怪我とか、体調悪いとかはないか?」
「はい…」
「色々聞きたいこともある。でも…まずは帰ろう。ここじゃ雨に濡れる。捕まって」
「わっ…?!」
抱きしめたシズハをそのままお姫様抱っこして、シラハはその場所からワープした。
目を開けて確認をした時には、すでにシエルの家の前に到着しており、家の中にはシエルの姿が確認出来た。
「は…初めてワープを体験しました…」
「シズハを見つけたら、直ぐに帰れるように地点登録しておいたんだ。中に入ったらすぐ身体を拭いて」
「はい」
中に入ると心配していたシエルが準備万端で待っていてくれた。
タオルを渡され風呂場に案内されると、直ぐに暖まるように言われる。
言われるがまま、シズハはお風呂に入り暖まった。
シズハと入れ替わりで今度はシラハがお風呂へ行く。
リビングへ向かうと、シエルから食事を用意してあるので食べるように言われ席についた。
「ありがとうございます…何から何まで。それに…ご心配をおかけして…すみませんでした」
その言葉を聞いてシエルは少しクスッと笑った。
シズハはシエルに食べるように促されたため、少しづつ食べながら会話は進む。
「私も心配しましたけど、シラハ様のほうがよっぽど取り乱して心配してましたよ。私はあんなに慌ててるシラハ様、初めて見ました」
「ごめんなさい…」
「シズハ様を責めてるわけじゃないんです、何か事情があったのだろうし。ただ、今までは淡々と言われた事を完璧にこなし、特に部下に対しても深入りはせず、その任務を一緒にやるから協力するだけの人だったはずなのに、今回のシズハ様の任務の時は別人なんですから」
「そう…なのですか」
「そうですよ。そもそもあんまり普段から他人に興味がなくて、任務じゃなかったら自分の事を優先して動く人なんですから。だから、シラハ様にも人間らしい所があって、何より任務とか関係なく、シズハ様のことは気にしてるんだなって思いました」
今回一緒に旅をしているシラハの姿しか見たことがないシズハにとって、シエルの言う姿が想像出来なかった。
今のシラハは、本来の姿ではないのだろうか。
任務だから自分に対しても優しく、目的地に着くまでは役目を全うするために取り繕っているのだろうか。
そう思ったが、それではシエルの言っていることと真逆になってしまう。
「ふふ…シズハ様、いいんですよあんまり考え込まなくて」
「えっ…あっ…私」
「顔に出ちゃってますから、わかりますよ。この任務がきっかけで2人は出会った。もしその過程で、シズハ様の気持ちに変化があったら、遠慮なくその気持ちに正直に生きてください。きっとシラハ様もシズハ様なら、その気持ちにこたえてくれるはずですから」
そんな話をしながら食事をしているうちに、シラハもお風呂から上がり食卓へ腰掛けた。
そして何かを思い出したように、シエルは両手を叩き2人に伝える。
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