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134.白羽の実家
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ウェルカムドリンクや置かれているチーズを食べる。
日本のものとはやはり少し味の感覚が違うように感じた。
現実とはかけ離れた部屋を堪能しながらも、飛行機での長旅のせいで皆も疲れている事から、身体の調節もあり今日は一日ホテルでゆっくりと過ごす事にした。
何かあれば空が用意してくれたアプリで連絡を取ればいいし、誰が起きているかもわかりやすい。
同じフロアに専用ラウンジもあるため、一緒にカードゲームでもしたければそこに集まればいいのだ。
「身体が慣れてきたら、少し外もお散歩したいなぁ」
「それなら近くに公園がございますから、後でご案内いたしますね」
いつもなら静羽は自分がメイドとして仕事をしているため、接待される感覚が不思議だった。
他に何かあればドアの前におりますのでお呼びくださいとシエルは言い残し部屋を出て行く。
「すごいね…本当に日本語ペラペラで…日本で生活してたんですかって言いたくなるくらい上手…」
「実際研修は行ってるはずだ、自然と話せるようになるまで何回かあるらしいし」
「私も…ドイツにきたりしたら、ドイツ語覚えられるようになるのかな…」
「日常的に使うものだったら出来るようにはなると思うぞ。ただ、俺はドイツでまた暮らす予定はないからどの程度必要になるかは分からないが」
「白羽くんが本当に御曹司なんだなって思い知らされてる…」
「まぁ…自分が特別な存在だとは思った事がないが…、恵まれているとは思う。呪いの事があったとは言え、日本で生活する事に関しては何も困らなかった。俺がこうやって今ここに居れるのは、沢山の人の支えがあったからだ。それは忘れちゃいけないと思ってる」
「そうだね…、私も今ここに居れるのはたくさんの人の支えがあったから…感謝だね」
「静羽は沢山辛い思いをしてきたんだ。それが少しでも軽減されてこれからの未来で幸せになれるならそれでいい」
「白羽くん…、うん…ありがとう。私は白羽くんと一緒にいる時が一番…幸せって感じるよ」
そんな会話をしつつ、夕方くらいにはドイツに来たのだという実感もなんとなくわき、皆と公園へ散歩したり夕食を食べてその日は終わった。
次の日、いよいよ白羽の実家へと移動する。
ホテルから目と鼻の先にあるが敷地が広いため車で移動する。
昨日寝る前に皆で散歩した一般的な公園よりも広い敷地に噴水やプール、離れや石像、様々な木々や花が植えられており、そこから見えるお屋敷は何部屋あるのか分からない程立派な建物だ。
灰色よりは白よりの外壁に青い屋根、ヨーロッパでよくみられる装飾、玄関付近に車が近付くとそこには執事とメイドが両サイドに並び、白羽達を出迎えてくれた。
「おかえりなさいませ、白羽様。そしてご友人の方々、お待ちしておりました」
アニメやドラマで見た事のある光景をいざ実際に目の当たりにしてみると圧巻で、申し訳なささえ感じる。
案内され出入り口のドアが開く。
吹き抜けになっている天井からは見事なシャンデリアが吊るされており、それを反射させる控えめな噴水がとても綺麗だ。
「やぁ、いらっしゃい、ようこそクレーエ家へ」
白羽の両親にも出迎えられ一行はそれぞれ自己紹介を済ませると、ここからは白羽と静羽、それ以外のメンバーで別行動となる。
徹や楓真達のメンバーは客間への案内、そしてお屋敷の見学ツアーをしてくるようだ。
その間白羽と静羽は白羽側の親戚と顔合わせとなる。
別行動となった皆と別れ、白羽と静羽は大きなパーティが行われるようなホールへと案内される。
部屋に入ると同時に大きな声が聞こえてきた。
「ああ!!きたきた!!」
「白羽ちゃん!あなた呪いが解けたって!?」
年配の男女が一斉に二人のほうに近付いてくる。
静羽にとってはどういう間柄なのかまだ知らず、ドイツ語なので何を言っているのかはわからなかったが、白羽の事を心配していたというのは見て取れた。
「本当に大丈夫なのか…?」
「ちょっと触ってみてもいいかしら…」
「どうぞ」
白羽が差し出す手を、そっと触れる女性。
「あぁ…、あぁ…本当だ…よかった、よかったね白羽ちゃん。昔あなたが倒れた時から皆心配していたんだ…」
「よく頑張ったな…よかったよかった」
「ありがとう、俺が今こうやって触れられるようになったのも、そこにいる静羽のおかげだよ」
白羽が自分の名前を言った事がわかった静羽は、白羽とのアイコンタクトで近寄る。
「静羽、こちら父の父親、俺から見たら祖父と祖母。ソフィアさんとレオンさん。で、その後ろにいるのが父の姉夫婦クララおばさんとルイスおじさん、そしていとこの兄弟ルカとノアだ」
「えっと…桜川静羽と申します、よろしく…お願いします」
静羽の日本語をドイツ語になおして親戚に伝えてる白羽。
名前と自分の呪いを解いてくれたのがこの静羽であると伝えると、周りにいた親戚は静羽をとりかこみ手を取るとdankeと繰り返し言っている。
静羽もその意味がありがとうと言うことは知っていたので、呪いを解いてくれた事に関して感謝されているのはわかった。
立ち話もなんだからと、用意されていた長テーブルに皆で座りお茶をしながら話をする。
隣に通訳できてくれたシエルが、静羽に会話の内容を伝えてくれている。
そもそもの出会いやその後の呪いの発動の時の事、白羽が日本に行く時の事や今の学校での生活、そして呪いの原因となった人物とその時の様子等。
静羽についても質問され、過去の事や家族のことも聞かれた。
白羽は話せる範囲で必要な事を伝える。
現在両親が行方不明であり、一緒に暮らしていた祖母も他界していると。
学園で再会してからは色々あって、今はメイドとして美津子の家で一緒に暮らしている事。
こんな環境でも本人は一生懸命頑張っており、実際戦闘力も高く学園でも一目置かれていることや、だからこそ自分の呪いも解けたのだろうと。
他にも要素が複雑に絡み合って、乗り越えなくては行けない壁も課題もあるし皆には言えない事もあるが、いずれそれも二人で解決していこうと思っていると。
「だから…少し早いと言われることは承知で、先日…静羽と婚約した。結婚式の予定とか入籍日はまだ決まっていないが、だから今日こうやって皆に紹介したかったんだ」
「まぁ!素敵!」
「社会経験とかそういうのは一旦置いといて、ここに来るまでも二人はいろいろあったんだろ?いいんじゃないか?」
「苦労しているならその分幸せになってほしいわねぇ」
「おめでとう」
案外婚約していることを親戚もすんなりと受け入れてくれたようだ…ただ一人を除いては。
紹介も終わったところで、他に質問もなければ友人たちのところに戻ると伝え、静羽と白羽は客間へと向かった。
すると徹や楓真達も屋敷のツアーを終え帰ってきたところのようで合流する。
「白羽のご実家本当に大きいね」
「もうお屋敷の中が見れただけで幸せだよぉ!」
「お風呂が大きかった」
皆それぞれ楽しんできたようで感想を言っている。
それを聞いた静羽も、私も少し行きたかったなぁと言っていると、あとで俺が直々に案内すると白羽に言われ、嬉しそうに目を輝かせている。
そんな中、白羽の名前を呼びながら迫ってくる人影があった。
「白羽あぁぁ!!」
突然殴りかかってくるのを人影を分かっていたかのように、白羽は自分の後ろに静羽を隠すと、素早くルカの拳を受け止める。
「お前…相変わらずだな…」
「なぜ…なぜ結婚などするのだ!!」
「なぜってお前なぁ…さっき理由は話しただろう…」
「俺は納得していないぞ!!」
「ルカの許可が必要だったとは知らなかったな…」
白羽とルカのやりとりはドイツ語のため何を言っているのかは、通訳によって淡々と告げられる。
「残された俺はどうなる!」
「いや…知らんが…」
「俺の気持ちも知らないで!」
「知っててもどうにもならんだろうが…」
何故こんなにルカが訳の分からない事を言っているかと言うと、実はいとこでありながらもルカは白羽に対して恋心があるからである。
前にもこうやって取っ組み合いをしていた事があるとシエルが言っていた。
なんとなく何かを察した楓真が二人の間に入り、ルカの手を掴んだ。
「ちょっと…白羽困らせるのやめてくれる?」
日本のものとはやはり少し味の感覚が違うように感じた。
現実とはかけ離れた部屋を堪能しながらも、飛行機での長旅のせいで皆も疲れている事から、身体の調節もあり今日は一日ホテルでゆっくりと過ごす事にした。
何かあれば空が用意してくれたアプリで連絡を取ればいいし、誰が起きているかもわかりやすい。
同じフロアに専用ラウンジもあるため、一緒にカードゲームでもしたければそこに集まればいいのだ。
「身体が慣れてきたら、少し外もお散歩したいなぁ」
「それなら近くに公園がございますから、後でご案内いたしますね」
いつもなら静羽は自分がメイドとして仕事をしているため、接待される感覚が不思議だった。
他に何かあればドアの前におりますのでお呼びくださいとシエルは言い残し部屋を出て行く。
「すごいね…本当に日本語ペラペラで…日本で生活してたんですかって言いたくなるくらい上手…」
「実際研修は行ってるはずだ、自然と話せるようになるまで何回かあるらしいし」
「私も…ドイツにきたりしたら、ドイツ語覚えられるようになるのかな…」
「日常的に使うものだったら出来るようにはなると思うぞ。ただ、俺はドイツでまた暮らす予定はないからどの程度必要になるかは分からないが」
「白羽くんが本当に御曹司なんだなって思い知らされてる…」
「まぁ…自分が特別な存在だとは思った事がないが…、恵まれているとは思う。呪いの事があったとは言え、日本で生活する事に関しては何も困らなかった。俺がこうやって今ここに居れるのは、沢山の人の支えがあったからだ。それは忘れちゃいけないと思ってる」
「そうだね…、私も今ここに居れるのはたくさんの人の支えがあったから…感謝だね」
「静羽は沢山辛い思いをしてきたんだ。それが少しでも軽減されてこれからの未来で幸せになれるならそれでいい」
「白羽くん…、うん…ありがとう。私は白羽くんと一緒にいる時が一番…幸せって感じるよ」
そんな会話をしつつ、夕方くらいにはドイツに来たのだという実感もなんとなくわき、皆と公園へ散歩したり夕食を食べてその日は終わった。
次の日、いよいよ白羽の実家へと移動する。
ホテルから目と鼻の先にあるが敷地が広いため車で移動する。
昨日寝る前に皆で散歩した一般的な公園よりも広い敷地に噴水やプール、離れや石像、様々な木々や花が植えられており、そこから見えるお屋敷は何部屋あるのか分からない程立派な建物だ。
灰色よりは白よりの外壁に青い屋根、ヨーロッパでよくみられる装飾、玄関付近に車が近付くとそこには執事とメイドが両サイドに並び、白羽達を出迎えてくれた。
「おかえりなさいませ、白羽様。そしてご友人の方々、お待ちしておりました」
アニメやドラマで見た事のある光景をいざ実際に目の当たりにしてみると圧巻で、申し訳なささえ感じる。
案内され出入り口のドアが開く。
吹き抜けになっている天井からは見事なシャンデリアが吊るされており、それを反射させる控えめな噴水がとても綺麗だ。
「やぁ、いらっしゃい、ようこそクレーエ家へ」
白羽の両親にも出迎えられ一行はそれぞれ自己紹介を済ませると、ここからは白羽と静羽、それ以外のメンバーで別行動となる。
徹や楓真達のメンバーは客間への案内、そしてお屋敷の見学ツアーをしてくるようだ。
その間白羽と静羽は白羽側の親戚と顔合わせとなる。
別行動となった皆と別れ、白羽と静羽は大きなパーティが行われるようなホールへと案内される。
部屋に入ると同時に大きな声が聞こえてきた。
「ああ!!きたきた!!」
「白羽ちゃん!あなた呪いが解けたって!?」
年配の男女が一斉に二人のほうに近付いてくる。
静羽にとってはどういう間柄なのかまだ知らず、ドイツ語なので何を言っているのかはわからなかったが、白羽の事を心配していたというのは見て取れた。
「本当に大丈夫なのか…?」
「ちょっと触ってみてもいいかしら…」
「どうぞ」
白羽が差し出す手を、そっと触れる女性。
「あぁ…、あぁ…本当だ…よかった、よかったね白羽ちゃん。昔あなたが倒れた時から皆心配していたんだ…」
「よく頑張ったな…よかったよかった」
「ありがとう、俺が今こうやって触れられるようになったのも、そこにいる静羽のおかげだよ」
白羽が自分の名前を言った事がわかった静羽は、白羽とのアイコンタクトで近寄る。
「静羽、こちら父の父親、俺から見たら祖父と祖母。ソフィアさんとレオンさん。で、その後ろにいるのが父の姉夫婦クララおばさんとルイスおじさん、そしていとこの兄弟ルカとノアだ」
「えっと…桜川静羽と申します、よろしく…お願いします」
静羽の日本語をドイツ語になおして親戚に伝えてる白羽。
名前と自分の呪いを解いてくれたのがこの静羽であると伝えると、周りにいた親戚は静羽をとりかこみ手を取るとdankeと繰り返し言っている。
静羽もその意味がありがとうと言うことは知っていたので、呪いを解いてくれた事に関して感謝されているのはわかった。
立ち話もなんだからと、用意されていた長テーブルに皆で座りお茶をしながら話をする。
隣に通訳できてくれたシエルが、静羽に会話の内容を伝えてくれている。
そもそもの出会いやその後の呪いの発動の時の事、白羽が日本に行く時の事や今の学校での生活、そして呪いの原因となった人物とその時の様子等。
静羽についても質問され、過去の事や家族のことも聞かれた。
白羽は話せる範囲で必要な事を伝える。
現在両親が行方不明であり、一緒に暮らしていた祖母も他界していると。
学園で再会してからは色々あって、今はメイドとして美津子の家で一緒に暮らしている事。
こんな環境でも本人は一生懸命頑張っており、実際戦闘力も高く学園でも一目置かれていることや、だからこそ自分の呪いも解けたのだろうと。
他にも要素が複雑に絡み合って、乗り越えなくては行けない壁も課題もあるし皆には言えない事もあるが、いずれそれも二人で解決していこうと思っていると。
「だから…少し早いと言われることは承知で、先日…静羽と婚約した。結婚式の予定とか入籍日はまだ決まっていないが、だから今日こうやって皆に紹介したかったんだ」
「まぁ!素敵!」
「社会経験とかそういうのは一旦置いといて、ここに来るまでも二人はいろいろあったんだろ?いいんじゃないか?」
「苦労しているならその分幸せになってほしいわねぇ」
「おめでとう」
案外婚約していることを親戚もすんなりと受け入れてくれたようだ…ただ一人を除いては。
紹介も終わったところで、他に質問もなければ友人たちのところに戻ると伝え、静羽と白羽は客間へと向かった。
すると徹や楓真達も屋敷のツアーを終え帰ってきたところのようで合流する。
「白羽のご実家本当に大きいね」
「もうお屋敷の中が見れただけで幸せだよぉ!」
「お風呂が大きかった」
皆それぞれ楽しんできたようで感想を言っている。
それを聞いた静羽も、私も少し行きたかったなぁと言っていると、あとで俺が直々に案内すると白羽に言われ、嬉しそうに目を輝かせている。
そんな中、白羽の名前を呼びながら迫ってくる人影があった。
「白羽あぁぁ!!」
突然殴りかかってくるのを人影を分かっていたかのように、白羽は自分の後ろに静羽を隠すと、素早くルカの拳を受け止める。
「お前…相変わらずだな…」
「なぜ…なぜ結婚などするのだ!!」
「なぜってお前なぁ…さっき理由は話しただろう…」
「俺は納得していないぞ!!」
「ルカの許可が必要だったとは知らなかったな…」
白羽とルカのやりとりはドイツ語のため何を言っているのかは、通訳によって淡々と告げられる。
「残された俺はどうなる!」
「いや…知らんが…」
「俺の気持ちも知らないで!」
「知っててもどうにもならんだろうが…」
何故こんなにルカが訳の分からない事を言っているかと言うと、実はいとこでありながらもルカは白羽に対して恋心があるからである。
前にもこうやって取っ組み合いをしていた事があるとシエルが言っていた。
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