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133.いざ、ドイツへ
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最終チェックを終え、朴木の運転する車に必要な物を乗せる。
徹や楓真達とは現地集合だ。
行く場所が海外という事もあって、今日はさすがに冬月達も見送りに来てくれるようだ。
「まさか小雪が海外へ行くとは思ってもみなかったのう」
止まっていた冬月達の時間が進んでいるという事を、本人達もひしひしと実感している。
「いんたーねっととやらで見たのだが、日本も成長しているが、海外も昔の建物を残しつつ発展しているらしい」
「建物の構造や人々の暮らし方も日本とは全然違うと書いてあった」
「興味深いな、機会があれば私も行ってみたいものだ」
その言葉を聞いた美津子も、いつかみんなで旅行をしようと提案してくれた。
とくに宝石組はホテルの部屋を用意しなくても、ケースの中に部屋があるのでホテルも必要ない。
移動する時も必要がなければ外に出てこなくていいので、人間としてカウントされないのだ。
「留守の間、美津子おばあちゃんと朴木さんの事お願いね」
「まかせてくれ!」
広い空港の駐車場に車を停め入口へ向かう。
入った先では既に楓真と楓が待っていた。
「早いな、二人とも」
「飛行機に乗るのに遅れるなんてことはやりたくなかった」
「トラブルがあった時に困るからね、楓と話し合って十分な時間を確保したうえで出発したんだ。それにしても…さすがにお見送りで勢ぞろいだね」
ロビーで大人数で待っていると邪魔になるため近くにある待機用の椅子に座り、全員が揃うまで雑談をしつつ過ごす。
白羽達の後に徹と空、そして少し遅れて貴紀と小雪が到着した。
全員が揃ったことを見計らって白羽が購入しておいたチケットを皆に渡す。
富山から東京へ行く飛行機はすぐ着くのでエコノミークラスだが、東京からデュセルフへの飛行はプレミアムエコノミークラスとグレードがアップしている。
さすがにビジネスクラスになると難しいが、長距離の旅でも少しは楽に過ごせるようにと白羽が皆のために用意してくれた。
エコノミークラスよりも座席は広く食事も値段に合わせて変化し、待機場所も普通の場所とは異なる。
気持ち的にも落ち着いて時間まで過ごす事が出来るだろう。
そして登場手続きや検査を終え、見送りに来てくれた皆に行ってきますを言うと7人は飛行機へと乗り込んだ。
初めて乗り込む飛行機に、不安を抱きながらもなんとか自分の気持ちを落ち着かせようとしている静羽。
その手には以前軍那の時にも活躍した白羽のぬいぐるみ。
今はもう本人に触れる事ができるが、なんとなく安心するので大事な時は一緒らしい。
座席に座りキャビンアテンダントや指示通りにシートベルトを締めると、時間になり飛行機が動き出した。
凄い音と共に走り出し離陸ていくその時静羽の身体は震えており、その不安を鎮めるように隣にいる白羽が手を握っている。
離陸して少ししてから身体の震えは止まったようだが、東京につくまでの間席から動くことはなく、着陸する時にはまた震えが再び起きてしまったようだ。
そんな静羽に対して白羽も特に何も言う事はなく、本人が落ち着くまで手を離す事はない。
一度飛行機を降り、今度はドイツ行きの飛行機に乗り換えなくてはならない。
緊張していたため足元がふらつく静羽を支えながら白羽も皆と一緒に降りた。
「大丈夫か…?」
「うん…怖かった…けど、白羽くんがいたから…。一人じゃ絶対に無理だった…」
「次に乗る飛行機は長距離だから、ある程度したら身体が慣れてくれるといいんだが…。もし必要で機内を移動するとなったら、一緒にいこう」
「ありがとう…迷惑かけてごめんね」
「いいさ、気にするな」
一度プレミアムエコノミークラスが使えるラウンジに移動し、休憩をして搭乗時間まで待機する。
徹や空は初めての飛行機にテンションが上がっており、二人で楽しそうにおしゃべりをしている。
プレミアムエコノミークラスだと席が広い事と、食事のグレードも上がるため機内食も楽しみにしているようだ。
「白羽、空港って耳栓売ってるかな?ちょっと耳が痛くて…」
「あるぞ、空港の薬局に売ってるはずだから買ってくるといい」
「わかった、楓真と行ってくる」
「私もほしいかも!」
「じゃあみんなの分とりあえずそれぞれ買ってくるね。必要になるかもしれないし、持ってても損はしないよね」
「俺は持ってるから大丈夫だ、皆の分を頼む」
「わかった」
「楓、ありがとう」
買い物や手続きを済ませると、いよいよ今度はデュセルフ行きの飛行機に乗り込む。
やはりエコノミーとは違い余裕のある座席と空間の良さに皆も気に入ってくれているようだ。
白羽から長時間飛行はずっと座っているとエコノミークラス症候群になると言われ、一定時間ごとに動くよう注意があった。
飛行機の中で動くと言ってもある程度制限はあるが、大事な事である。
案の定静羽はまた離陸時にカタカタと震えていたが、富山から東京に一度移動して飛行機を体験したことで、震えが止まる時間も少し短くなったようだ。
そして最初の飛行機では周りを気にする余裕もなかったが、長時間のフライトという事もあり白羽に促され、雲の上の景色を見る事ができた。
長い旅の途中で皆が何をしているのかを見れるようになったが、楓真や楓、白羽は本を読んだり何か勉強したりしているらしい。
徹はゲームをしているようで、空は横で何かPCを触っており、貴紀は相変わらず過去の記録と解読をしているようだ。
機内で大声で皆で話すわけにもいかないので皆で雑談をしたい時や連絡を取りたい時は、空が今回のために開発した機内でも使えるチャットアプリを使って連絡を取ることになっている。
同じ飛行機に乗っている仲間であれば、飛行機の回線を邪魔することはなく安全に利用できる。
12時間も飛行機にのっているとやれる事も限られるため、隣の席はまだしも他の席の人とコンタクトを取りたい時は便利な機能だ。
寝たり食事をしたり皆で話をしているうちに、時間は過ぎやっとデュセルフの空港に飛行機は着陸した。
地に足をつけられたことで皆も無事に着いたことに安堵したようだ。
手続きを済ませ、皆で少し軽く体をストレッチしてから外に出る。
すると明らかに待っていましたというメイドと執事が4人、こちらに向かって歩いてきた。
「なんで今回は私服じゃなくてメイドと執事衣装着てるんだ…」
「わかりやすいかと思いましたので、目立つ事も想定済みであえてこの衣装でお迎えさせていただきました」
「白羽様、お久しぶりでございます」
「シエル、スカリーナ、カロッソ及びディスフィア、今回私達が皆さまの通訳及びお世話をさせていただきます、皆様よろしくお願い致します」
「では早速お荷物をお運びしますので、どうぞこちらへ」
迎えてくれたメイドと執事の名前を確認しながら、皆も荷物を預けつつ担当してくれる人と自己紹介をした。
白羽・静羽はシエル、徹・空はスカリーナ、楓真・楓はディスフィア、貴紀・小雪はカロッソが担当する。
4人とも日本語はペラペラと話すことができ、コミュニケーションも問題ない。
まずは荷物を置きにいくため、白羽の父が経営するホテルに移動する。
空港からは車で約20分くらい移動すれば着くようだ。
「見えたぞ、あのホテルだ」
「わぁ…大きい」
チェックインはシエルたちが済ませてくれ、皆はそれぞれ同じ階の部屋に案内される。
もちろん一般客が泊まるような安価な客室ではなく、スイートに近い部屋だ。
部屋はベッドルームとリビングダイニングルームが別々になっており、温泉に惚れた白羽の父らしくお風呂もトイレ別で用意されている。
「何かあれば遠慮なくお申し付けください」
徹や楓真達とは現地集合だ。
行く場所が海外という事もあって、今日はさすがに冬月達も見送りに来てくれるようだ。
「まさか小雪が海外へ行くとは思ってもみなかったのう」
止まっていた冬月達の時間が進んでいるという事を、本人達もひしひしと実感している。
「いんたーねっととやらで見たのだが、日本も成長しているが、海外も昔の建物を残しつつ発展しているらしい」
「建物の構造や人々の暮らし方も日本とは全然違うと書いてあった」
「興味深いな、機会があれば私も行ってみたいものだ」
その言葉を聞いた美津子も、いつかみんなで旅行をしようと提案してくれた。
とくに宝石組はホテルの部屋を用意しなくても、ケースの中に部屋があるのでホテルも必要ない。
移動する時も必要がなければ外に出てこなくていいので、人間としてカウントされないのだ。
「留守の間、美津子おばあちゃんと朴木さんの事お願いね」
「まかせてくれ!」
広い空港の駐車場に車を停め入口へ向かう。
入った先では既に楓真と楓が待っていた。
「早いな、二人とも」
「飛行機に乗るのに遅れるなんてことはやりたくなかった」
「トラブルがあった時に困るからね、楓と話し合って十分な時間を確保したうえで出発したんだ。それにしても…さすがにお見送りで勢ぞろいだね」
ロビーで大人数で待っていると邪魔になるため近くにある待機用の椅子に座り、全員が揃うまで雑談をしつつ過ごす。
白羽達の後に徹と空、そして少し遅れて貴紀と小雪が到着した。
全員が揃ったことを見計らって白羽が購入しておいたチケットを皆に渡す。
富山から東京へ行く飛行機はすぐ着くのでエコノミークラスだが、東京からデュセルフへの飛行はプレミアムエコノミークラスとグレードがアップしている。
さすがにビジネスクラスになると難しいが、長距離の旅でも少しは楽に過ごせるようにと白羽が皆のために用意してくれた。
エコノミークラスよりも座席は広く食事も値段に合わせて変化し、待機場所も普通の場所とは異なる。
気持ち的にも落ち着いて時間まで過ごす事が出来るだろう。
そして登場手続きや検査を終え、見送りに来てくれた皆に行ってきますを言うと7人は飛行機へと乗り込んだ。
初めて乗り込む飛行機に、不安を抱きながらもなんとか自分の気持ちを落ち着かせようとしている静羽。
その手には以前軍那の時にも活躍した白羽のぬいぐるみ。
今はもう本人に触れる事ができるが、なんとなく安心するので大事な時は一緒らしい。
座席に座りキャビンアテンダントや指示通りにシートベルトを締めると、時間になり飛行機が動き出した。
凄い音と共に走り出し離陸ていくその時静羽の身体は震えており、その不安を鎮めるように隣にいる白羽が手を握っている。
離陸して少ししてから身体の震えは止まったようだが、東京につくまでの間席から動くことはなく、着陸する時にはまた震えが再び起きてしまったようだ。
そんな静羽に対して白羽も特に何も言う事はなく、本人が落ち着くまで手を離す事はない。
一度飛行機を降り、今度はドイツ行きの飛行機に乗り換えなくてはならない。
緊張していたため足元がふらつく静羽を支えながら白羽も皆と一緒に降りた。
「大丈夫か…?」
「うん…怖かった…けど、白羽くんがいたから…。一人じゃ絶対に無理だった…」
「次に乗る飛行機は長距離だから、ある程度したら身体が慣れてくれるといいんだが…。もし必要で機内を移動するとなったら、一緒にいこう」
「ありがとう…迷惑かけてごめんね」
「いいさ、気にするな」
一度プレミアムエコノミークラスが使えるラウンジに移動し、休憩をして搭乗時間まで待機する。
徹や空は初めての飛行機にテンションが上がっており、二人で楽しそうにおしゃべりをしている。
プレミアムエコノミークラスだと席が広い事と、食事のグレードも上がるため機内食も楽しみにしているようだ。
「白羽、空港って耳栓売ってるかな?ちょっと耳が痛くて…」
「あるぞ、空港の薬局に売ってるはずだから買ってくるといい」
「わかった、楓真と行ってくる」
「私もほしいかも!」
「じゃあみんなの分とりあえずそれぞれ買ってくるね。必要になるかもしれないし、持ってても損はしないよね」
「俺は持ってるから大丈夫だ、皆の分を頼む」
「わかった」
「楓、ありがとう」
買い物や手続きを済ませると、いよいよ今度はデュセルフ行きの飛行機に乗り込む。
やはりエコノミーとは違い余裕のある座席と空間の良さに皆も気に入ってくれているようだ。
白羽から長時間飛行はずっと座っているとエコノミークラス症候群になると言われ、一定時間ごとに動くよう注意があった。
飛行機の中で動くと言ってもある程度制限はあるが、大事な事である。
案の定静羽はまた離陸時にカタカタと震えていたが、富山から東京に一度移動して飛行機を体験したことで、震えが止まる時間も少し短くなったようだ。
そして最初の飛行機では周りを気にする余裕もなかったが、長時間のフライトという事もあり白羽に促され、雲の上の景色を見る事ができた。
長い旅の途中で皆が何をしているのかを見れるようになったが、楓真や楓、白羽は本を読んだり何か勉強したりしているらしい。
徹はゲームをしているようで、空は横で何かPCを触っており、貴紀は相変わらず過去の記録と解読をしているようだ。
機内で大声で皆で話すわけにもいかないので皆で雑談をしたい時や連絡を取りたい時は、空が今回のために開発した機内でも使えるチャットアプリを使って連絡を取ることになっている。
同じ飛行機に乗っている仲間であれば、飛行機の回線を邪魔することはなく安全に利用できる。
12時間も飛行機にのっているとやれる事も限られるため、隣の席はまだしも他の席の人とコンタクトを取りたい時は便利な機能だ。
寝たり食事をしたり皆で話をしているうちに、時間は過ぎやっとデュセルフの空港に飛行機は着陸した。
地に足をつけられたことで皆も無事に着いたことに安堵したようだ。
手続きを済ませ、皆で少し軽く体をストレッチしてから外に出る。
すると明らかに待っていましたというメイドと執事が4人、こちらに向かって歩いてきた。
「なんで今回は私服じゃなくてメイドと執事衣装着てるんだ…」
「わかりやすいかと思いましたので、目立つ事も想定済みであえてこの衣装でお迎えさせていただきました」
「白羽様、お久しぶりでございます」
「シエル、スカリーナ、カロッソ及びディスフィア、今回私達が皆さまの通訳及びお世話をさせていただきます、皆様よろしくお願い致します」
「では早速お荷物をお運びしますので、どうぞこちらへ」
迎えてくれたメイドと執事の名前を確認しながら、皆も荷物を預けつつ担当してくれる人と自己紹介をした。
白羽・静羽はシエル、徹・空はスカリーナ、楓真・楓はディスフィア、貴紀・小雪はカロッソが担当する。
4人とも日本語はペラペラと話すことができ、コミュニケーションも問題ない。
まずは荷物を置きにいくため、白羽の父が経営するホテルに移動する。
空港からは車で約20分くらい移動すれば着くようだ。
「見えたぞ、あのホテルだ」
「わぁ…大きい」
チェックインはシエルたちが済ませてくれ、皆はそれぞれ同じ階の部屋に案内される。
もちろん一般客が泊まるような安価な客室ではなく、スイートに近い部屋だ。
部屋はベッドルームとリビングダイニングルームが別々になっており、温泉に惚れた白羽の父らしくお風呂もトイレ別で用意されている。
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