123 / 143
122.友樹のその後
しおりを挟む
軍や警察との情報共有が終わった後、静羽の身体について念のため病院に行くよう勧められる。
楓真と楓は神社でのごたごたがあり、徹と空は商店街の準備があるため、亮と静羽、白羽の3人で病院へ様子を見に行くこととなった。
後で何か気付いた事があれば連絡をすると言い、迎えに来てくれた朴木に事情を説明し病院へと向かってもらう。
静羽の身に特に体に異変があるわけではなく、あの時に全て浸食を剥がし終わっているのだが、病院側としては状況の説明をして記録を取りたいのだろう。
変身を解いてからわかったのは、3人とも着物だったことだ。
病院に着き車を降りてから静羽はとある事に気付く。
「あれ…あれ??」
「どうした?」
「りょ…亮くん、こんなに私より身長大きかったっけ!?」
「あ…はは!実は入学した時から7cm伸びたんです。まだ伸びてるみたいで、ちょっと自分でも驚いてます」
「ちょうど成長期だな」
「す…すごい!男の子ってそんなに伸びるんだ!」
とはいえ静羽の同級生もそうだっただろうに…と思った白羽。
しかし静羽の余裕がなかった時に、そんな事を気付いたり考えたりする余裕がなかったのだと納得した。
時間外入口から病院に入ると人気は殆どない。
それもそのはずだ、時間外なのだから。
近くにいた看護師を呼び止め、状況を説明すると愛莉がいるだろうフロアへと案内してくれた。
そこへ行くと友樹と愛莉が一緒におり、近くには友樹の祖父母だろう人が座っていた。
姿を見つけて愛莉に声をかけると、今どうなっているかを教えてくれる。
「静羽さんのおかげで治療する機会ができました、ありがとうございます。治療も順調に進んでいます。おそらく完治するまでにはまだまだ時間も検査もあるでしょうが、生きていてこそです」
「ありがとう、お姉ちゃん。お姉ちゃんが助けてくれなかったら…パパもママも」
「ううん、私は私にできる事をしただけだよ。でもよかった、順調で」
そう話しているうちに祖父母も近くに寄ってきて静羽にお礼を言っている。
自分にできる事をやっただけだが、自分の力が誰かの役に立てたのだと嬉しそうだ。
看護師から連絡があったのかその場に担当医も姿を見せ、話をしたいと静羽に申し出た。
亮は愛莉と一緒に待っているとのことで、白羽と二人で案内された部屋へと赴く。
聞かれるのはもちろんメタルヒューマンとの事で、どうやってあの状況を作り出したのか、身体に異変は無いか等だ。
静羽が言う事を医師はメモしながら、疑問に思った事を細かく聞いてくるが、それに対し静羽も一生懸命に伝えようとしている。
医療の現場で治す方法としてのきっかけになるかもしれないと、医師も必死である。
もしシュプルにそういった治療の力があるのだとすれば、腕時計と同じく改良して人々が息絶える前に治療できるようにしたいのだ。
新たな脅威として出没したメタルヒューマンは、対策が急務で政府や軍、医療機関や教育機関も含めて協力をしていかなくてはならない。
説明をしながら、私に協力できる事ならいくらでもやると言う静羽に、白羽はいささか不安を覚えた。
静羽にしかできず、自分の身体を犠牲にして行うメタルヒューマンの治療は、いいやり方だとは言えない。
今はその方法でしか治療することはできない事も、今回はこうするしかなかった事も含めて、このやり方でずっとやっていくには無理がある。
「静羽、協力するのは構わないが…自分の身体を犠牲にしてやり続ける方法を変えるためにやってほしい」
「白羽くん…」
「一人で治療できるのは目の前にいる人間だけだ。日本中でメタルヒューマン化が起こったとしても、静羽一人では対応できないだろう」
「そう…だね、限界がある」
「それならシュプルを使って誰でも対応できるように改良するべきだ。それと、もし何か協力して実験が必要なら俺も付き添う」
君は?と医師に関係性を問われ、婚約者だと話すと医師も同行することに納得してくれたようだ。
一通りの説明と会話を済ませ、予定が決まり次第連絡すると医師に伝えられ二人は部屋を後にする。
するとさっきまで居た友樹と祖父母3人は帰宅したと亮と愛莉から告げられた。
今は連絡係として父方の祖父が病院に残ったようだ。
怖い思いをした後の友樹が、祖父母の家で少しでも癒されながら休める事を願った。
「大変な時代になっちまったもんだなぁ…昔はまだ、今みたいに魔物が暴れまわる回数も少なかったってのに…」
近くにいた友樹の祖父が独り言を言っている。
その独り言の時代から見たら今は異常だ。
原因が静羽の中にいるヒメカであるのは事実で、それと合わさってDIVA教の薬で余計に敵が増えている事も問題だ。
ヒメカが静羽の中にいるとしてもそれを証明する事は難しく、もしそれを周りが認識してしまったら静羽を始末するようにと言ってくるだろう。
静羽は身体こそ傷つきはするが、ヒメカを中に飼っているため死ぬ事はない。
うまく静羽の身体からヒメカ本体を引きずり出し、ヒメカの方を始末しなければ意味がないのだ。
引きずり出す方法も現時点では判明していない。
DIVA教は薬を作って何をしたいのか今は予想がつかないが、明らかに人間を標的としており今回の事で、いつどこでも人間がメタルヒューマン化する可能性がある事を世間は認識し始めるだろう。
メタルヒューマン化したとしても助かる方法があるのなら救いがあるが、現在それが確立されていないからこそ人々は恐怖する。
得体の知れない見えない物が、どこからともなくやってくるのは誰でも怖い。
「なんだかいろいろこれから忙しくなりそうですね…」
愛莉は友樹の祖父の独り言を聞いてそう思ったようだ。
もしかしたらこれ以上頻繁に魔物やメタルヒューマンが現れたとすれば、行事も定期的に行う事は難しくなるだろう。
そして今回見た魔物のメタルヒューマンの捕食によって、魔物が強化される事も判明してしまった。
という事は、同時に現れ対処しなくてはならない場面も増える。
「まだ分からない事も多い。こちらも体力や技術、そして精神面でも負けるわけにはいかない。何があっても対処できるよう、日々の鍛錬は怠るな」
「はい、もちろんです」
「僕も今日初めて変身して、現場にいた事で先輩達の凄さがよくわかりました。これからは一緒に戦って経験を積みたいと思います」
4人である程度話をしたところで亮や愛莉もそれぞれの家へと帰って行った。
「できるなら早めにみんなで集まって情報の整理をしよう。そしてこちらでもできる事がないか探すんだ」
「そうだね、政府や軍がある程度まとめたり支援してくれるとしても、まかせっきりにするわけにもいかないし」
「空さんがデータ取ってたみたいだし、実はこっそりサンプル回収とかしていそうだな…」
「そうだね、解析とか分析好きみたいだし、もしかしたら今日さっそく何か調べているかもしれないね」
――――――
「何調べてるんだ空?」
徹の言葉に振り替える空。
徹の部屋でピリーと一緒にパソコンのデータを見ながら、解析をしているらしい。
「実はね愛莉ちゃんにお願いして、友樹くんのご両親が運ばれる前に人体スキャンと人体の一部、爪の先端部分をサンプルとして切り取らせてもらったんだ。今それをデータ化してどういう成分で構成されてるかとか、何に反応するかをこれから調べていけるようにまとめてるの」
「そうか、じゃあ俺は商店街の人と打ち合わせしてくるよ」
「あ…私」
「気にするな、人類にとってそっちの分析のほうが重要だ。俺にはその能力はないから、こっちは俺にまかせとけ。どうしても必要なら呼ぶよ」
「うん、わかったまかせといて!」
楓真と楓は神社でのごたごたがあり、徹と空は商店街の準備があるため、亮と静羽、白羽の3人で病院へ様子を見に行くこととなった。
後で何か気付いた事があれば連絡をすると言い、迎えに来てくれた朴木に事情を説明し病院へと向かってもらう。
静羽の身に特に体に異変があるわけではなく、あの時に全て浸食を剥がし終わっているのだが、病院側としては状況の説明をして記録を取りたいのだろう。
変身を解いてからわかったのは、3人とも着物だったことだ。
病院に着き車を降りてから静羽はとある事に気付く。
「あれ…あれ??」
「どうした?」
「りょ…亮くん、こんなに私より身長大きかったっけ!?」
「あ…はは!実は入学した時から7cm伸びたんです。まだ伸びてるみたいで、ちょっと自分でも驚いてます」
「ちょうど成長期だな」
「す…すごい!男の子ってそんなに伸びるんだ!」
とはいえ静羽の同級生もそうだっただろうに…と思った白羽。
しかし静羽の余裕がなかった時に、そんな事を気付いたり考えたりする余裕がなかったのだと納得した。
時間外入口から病院に入ると人気は殆どない。
それもそのはずだ、時間外なのだから。
近くにいた看護師を呼び止め、状況を説明すると愛莉がいるだろうフロアへと案内してくれた。
そこへ行くと友樹と愛莉が一緒におり、近くには友樹の祖父母だろう人が座っていた。
姿を見つけて愛莉に声をかけると、今どうなっているかを教えてくれる。
「静羽さんのおかげで治療する機会ができました、ありがとうございます。治療も順調に進んでいます。おそらく完治するまでにはまだまだ時間も検査もあるでしょうが、生きていてこそです」
「ありがとう、お姉ちゃん。お姉ちゃんが助けてくれなかったら…パパもママも」
「ううん、私は私にできる事をしただけだよ。でもよかった、順調で」
そう話しているうちに祖父母も近くに寄ってきて静羽にお礼を言っている。
自分にできる事をやっただけだが、自分の力が誰かの役に立てたのだと嬉しそうだ。
看護師から連絡があったのかその場に担当医も姿を見せ、話をしたいと静羽に申し出た。
亮は愛莉と一緒に待っているとのことで、白羽と二人で案内された部屋へと赴く。
聞かれるのはもちろんメタルヒューマンとの事で、どうやってあの状況を作り出したのか、身体に異変は無いか等だ。
静羽が言う事を医師はメモしながら、疑問に思った事を細かく聞いてくるが、それに対し静羽も一生懸命に伝えようとしている。
医療の現場で治す方法としてのきっかけになるかもしれないと、医師も必死である。
もしシュプルにそういった治療の力があるのだとすれば、腕時計と同じく改良して人々が息絶える前に治療できるようにしたいのだ。
新たな脅威として出没したメタルヒューマンは、対策が急務で政府や軍、医療機関や教育機関も含めて協力をしていかなくてはならない。
説明をしながら、私に協力できる事ならいくらでもやると言う静羽に、白羽はいささか不安を覚えた。
静羽にしかできず、自分の身体を犠牲にして行うメタルヒューマンの治療は、いいやり方だとは言えない。
今はその方法でしか治療することはできない事も、今回はこうするしかなかった事も含めて、このやり方でずっとやっていくには無理がある。
「静羽、協力するのは構わないが…自分の身体を犠牲にしてやり続ける方法を変えるためにやってほしい」
「白羽くん…」
「一人で治療できるのは目の前にいる人間だけだ。日本中でメタルヒューマン化が起こったとしても、静羽一人では対応できないだろう」
「そう…だね、限界がある」
「それならシュプルを使って誰でも対応できるように改良するべきだ。それと、もし何か協力して実験が必要なら俺も付き添う」
君は?と医師に関係性を問われ、婚約者だと話すと医師も同行することに納得してくれたようだ。
一通りの説明と会話を済ませ、予定が決まり次第連絡すると医師に伝えられ二人は部屋を後にする。
するとさっきまで居た友樹と祖父母3人は帰宅したと亮と愛莉から告げられた。
今は連絡係として父方の祖父が病院に残ったようだ。
怖い思いをした後の友樹が、祖父母の家で少しでも癒されながら休める事を願った。
「大変な時代になっちまったもんだなぁ…昔はまだ、今みたいに魔物が暴れまわる回数も少なかったってのに…」
近くにいた友樹の祖父が独り言を言っている。
その独り言の時代から見たら今は異常だ。
原因が静羽の中にいるヒメカであるのは事実で、それと合わさってDIVA教の薬で余計に敵が増えている事も問題だ。
ヒメカが静羽の中にいるとしてもそれを証明する事は難しく、もしそれを周りが認識してしまったら静羽を始末するようにと言ってくるだろう。
静羽は身体こそ傷つきはするが、ヒメカを中に飼っているため死ぬ事はない。
うまく静羽の身体からヒメカ本体を引きずり出し、ヒメカの方を始末しなければ意味がないのだ。
引きずり出す方法も現時点では判明していない。
DIVA教は薬を作って何をしたいのか今は予想がつかないが、明らかに人間を標的としており今回の事で、いつどこでも人間がメタルヒューマン化する可能性がある事を世間は認識し始めるだろう。
メタルヒューマン化したとしても助かる方法があるのなら救いがあるが、現在それが確立されていないからこそ人々は恐怖する。
得体の知れない見えない物が、どこからともなくやってくるのは誰でも怖い。
「なんだかいろいろこれから忙しくなりそうですね…」
愛莉は友樹の祖父の独り言を聞いてそう思ったようだ。
もしかしたらこれ以上頻繁に魔物やメタルヒューマンが現れたとすれば、行事も定期的に行う事は難しくなるだろう。
そして今回見た魔物のメタルヒューマンの捕食によって、魔物が強化される事も判明してしまった。
という事は、同時に現れ対処しなくてはならない場面も増える。
「まだ分からない事も多い。こちらも体力や技術、そして精神面でも負けるわけにはいかない。何があっても対処できるよう、日々の鍛錬は怠るな」
「はい、もちろんです」
「僕も今日初めて変身して、現場にいた事で先輩達の凄さがよくわかりました。これからは一緒に戦って経験を積みたいと思います」
4人である程度話をしたところで亮や愛莉もそれぞれの家へと帰って行った。
「できるなら早めにみんなで集まって情報の整理をしよう。そしてこちらでもできる事がないか探すんだ」
「そうだね、政府や軍がある程度まとめたり支援してくれるとしても、まかせっきりにするわけにもいかないし」
「空さんがデータ取ってたみたいだし、実はこっそりサンプル回収とかしていそうだな…」
「そうだね、解析とか分析好きみたいだし、もしかしたら今日さっそく何か調べているかもしれないね」
――――――
「何調べてるんだ空?」
徹の言葉に振り替える空。
徹の部屋でピリーと一緒にパソコンのデータを見ながら、解析をしているらしい。
「実はね愛莉ちゃんにお願いして、友樹くんのご両親が運ばれる前に人体スキャンと人体の一部、爪の先端部分をサンプルとして切り取らせてもらったんだ。今それをデータ化してどういう成分で構成されてるかとか、何に反応するかをこれから調べていけるようにまとめてるの」
「そうか、じゃあ俺は商店街の人と打ち合わせしてくるよ」
「あ…私」
「気にするな、人類にとってそっちの分析のほうが重要だ。俺にはその能力はないから、こっちは俺にまかせとけ。どうしても必要なら呼ぶよ」
「うん、わかったまかせといて!」
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?


シチュボ(女性向け)
身喰らう白蛇
恋愛
自発さえしなければ好きに使用してください。
アドリブ、改変、なんでもOKです。
他人を害することだけはお止め下さい。
使用報告は無しで商用でも練習でもなんでもOKです。
Twitterやコメント欄等にリアクションあるとむせながら喜びます✌︎︎(´ °∀︎°`)✌︎︎ゲホゴホ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる