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121.全員共闘
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亮は切りに包まれ姿を変えていく。
白と紫をベースにした、聖歌隊と聖職者を混ぜたような衣装をしており、金色の飾りが高潔さを醸し出している。
そして手には少し分厚い本を武器として持ち、それを確認しながら詠唱するようだ。
初めて変身することが出来た亮は、誇らしげな顔をしてその場に降り立った。
「やっと…僕もお役に立てます」
そう言う亮の周りには様々な黒い音符と肩に一羽のフクロウが留まっていた。
顔が丸く目が黒い、ホホーと言う姿からエゾフクロウと推測される。
亮は歌を歌うのがメインとなるバッファーとなるため、周りを飛び亮のかわりに攻撃を仕掛ける役割を持つ。
亮のまわりに浮いている音符達は様々な音を発し、バリアを形成したり亮の歌声の調子に依存して増えたり減ったりする。
自分のやるべき事をやらねばならない、そう思った亮が胸に手を置き先程と同じように歌い始めた。
変身する前とは明らかに、魔力によって増強された歌のパワーは桁違いだった。
指まで見えている静羽の侵食はみるみるうちに剥がれていき、後は指先だけになる。
しかしそこで白羽達が考えた時間よりも早くバルログとガーゴイルの群れが到着し、白羽達に襲いかかった。
亮は臆する事無く音符達を駆使し、白羽や静羽だけでなく愛莉と治療されていた親子をバリアで護る。
その間もずっと亮は歌い続け、自分の歌声が魔物達に効果があるよう強い心を持ち続けた。
バリアを破ろうとガーゴイルは引っ掻いたり上に登ったりして攻撃を与えているが、それはビクともしない。
「亮あと少しだ、静羽の治療が終われば攻撃を仕掛ける!」
白羽の言葉に亮は歌いながら頷いた。
あと少しで侵食が剥がれる時に、白羽は静羽にとある提案をする。
「静羽、徹や楓真そして楓もすぐに着くとは思うが、これが治ったらせっかくの機会なら、あの呪文を使ってみないか?」
それは文化祭の後静羽が起きてから行ったペア登録の時に見た呪文の事だ。
せっかく登録をしたとしても、使わなければただの宝の持ち腐れである。
「うん、やってみたい」
そう静羽が返してすぐ、指の感覚が戻りいつもの様に手を動かせるようになった。
幸いな事に痛みや後遺症も現段階では見られない。
「うん、大丈夫しっかり剥がれたみたい。ありがとう、行けるよ」
「亮、出るぞ」
掛け声を聞いた亮がバリアを自分と愛莉達に張り直す。
瞬間、外に出た2人は呪文を唱えた。
【Zusammen fliegen!】
身体が霧に包まれ姿が変わっていく。
白と黒をベースに、飾りの色はお互いの瞳の色が採用された軍服を着ており、お互いの片目はリンクさせ同じ色に光っている。
武器は変わらずいつも通りのようだ。
この状態になった事で、お互いの位置や考えている事がより分かりやすくなった。
口にこそ出しはしなかったが、白羽は自分の魔力がいつもよりも強まっている事を感じ取った。
自然と身体が動き、2人が攻撃を始める。
素早く移動しどの攻撃を敵に当て、どのルートを使ってどんな技を出すか、何も言わずとも手に取るようにわかった。
タイミングが合えばより効率化され、技の威力も高まる。
そんな2人を歌いながらも見ていた亮は、自分が映画を見ているような気持ちになった。
バルログの周りにいたガーゴイルはどんどん駆逐され消えていく。
後ろで見ていたバルログの顔にも怒りが満ち溢れているようだ。
「グオオオオォッ!」
雄たけびと共にバルログの体中が炎に包まれ、風を切る音が振り回される大剣から聞こえる。
周りに燃えるものはないというのに、白羽と静羽が避けた後の地面には炎が燃えて残った。
白羽も静羽もタイミングを見計らいながら殴りかかろうとするが、バルログもそれを察知し攻撃を防いでいる。
気を抜けば一瞬が命取りになるだろう。
そしてバルログの周りを覆っている炎がとても邪魔だ。
あの炎のせいで攻撃ダメージが半減しており、あれをどうにか剥がさなければと考えていた矢先、バルログの身体がさらに強化された。
炎につつまれているというのに、身体が一部メタル化しアーマーのように装備されている。
「くそっ!さっき喰ったメタルヒューマンか!!」
徹が共有してくれた情報で、バルログが捕食をしていたのはわかっていた。
ただそれによってどういう効果があるのかは知らず、白羽達は目の前で今その効果があるかを理解する。
「やべーなあいつ…」
徹が合流し強化された姿を見て驚いている。
楓真もすぐそこまで来ており、姿が見えていた。
「ふっ…全員集合したなら…俺らも全力で戦おうじゃないか!!」
「そうこなくちゃな!」
そこにいた全員の心が一つになり、決意を固ると背後にそれぞれの守護神が現れる。
楓真:イザナギ、楓:イザナミ、徹:雷神、愛莉:アスクレピオス、そして白羽:タナトス。
変身歴が浅い亮と空にはおらず、静羽の場合は神の子の生まれ変わりなので今後守護神がつくかどうか不明である。
再度バルログが雄たけびを上げ武器を振り回し攻撃してきた。
それだけでなく、手から火炎放射を放ちその場を火の海にしてしまう。
背後にあった森にも引火すると、それは激しく燃え上がり木々がバチバチと音を立てている。
幸い戦っているこちら側は、服に引火するほど魔力が低いわけではないので大丈夫だが、このままでは境内のほうに火が向かっていってしまう。
「静羽ちゃんちょっと手伝って!」
そう言ったのは徹で攻撃を白羽や楓真と楓にまかせ、海のほうへ行きたいと言ってくる。
何か案があるようだ。
静羽はなんとなくそれだけで何をしたいのかを察し、徹に合わせ海へ向かう。
「準備はいい?」
「おう!頼む!」
【海よ!竜となりてバルログを襲撃せよ!】
【雷よ、水と一体なれ!出でよ、水雷竜!!】
徹と静羽の技が合わさり、水の竜の上に徹がサーファーのように乗ると同時に雷を水に融合させた。
翼のない長い竜が海の水を用いてまとまり勢いよくバルログにぶつかり、バルログを纏っていた炎が下火になる。
そしてそのまま森の方へと進み、バルログが引火させた火事を消していく。
早急な対応をしなければ、火が広がってしまうのがわかっていたからだ。
【奴を逃がすな!イザナミ、魂を捕えよ!】
【幻覚を見ながら眠るがいい!イザナギ、幻覚夢!】
炎がきえかけているバルログは楓によって魂を掴まれ、楓真によって現実と夢の堺がわからなくなり、幻覚を見るようになった。
バルログは自分の身に何が起きているわからず、その場で動けなくなる。
「白羽!今だ!」
【お前との戦闘で死んだ奴らは戻ってこない…、それも含めて…お前も俺が弔ってやろう…。永遠に眠るがいい…!タナトス、冥界の鎮魂歌!】
苦しんでいるバルログを白羽から出された棺が覆い喰らう。
閉じ込められたバルログはなすすべなく、その中で息を引き取った。
その棺はタナトスが回収し、連れて帰るようだ。
戦闘が終わって辺りを見渡すと、森の中の日は下火にはなっているものの、もう少し消火活動が必要だろう。
あと一人メタルヒューマンがいたはずだが暴れまわっている様子が感じられない事から、死んだのだろうOBか軍の隊員のどちらかが倒したと思われる。
白羽達の戦闘が終わった事がわかったのか、近くに来ていた救助隊と消防隊が活動を開始した。
いつものように愛莉が手当てについて説明をし、男の子を一人にするわけにもいかないと言うことで付き添うようだ。
あとで連絡し合流することを伝え、愛莉は救助隊と一緒に去って行った。
警察や軍も後から白羽達に駆け寄り、状況の説明を求められる。
その日は状況説明のため初詣などする余裕なく、夕方までその場所で皆が待機することとなった。
白と紫をベースにした、聖歌隊と聖職者を混ぜたような衣装をしており、金色の飾りが高潔さを醸し出している。
そして手には少し分厚い本を武器として持ち、それを確認しながら詠唱するようだ。
初めて変身することが出来た亮は、誇らしげな顔をしてその場に降り立った。
「やっと…僕もお役に立てます」
そう言う亮の周りには様々な黒い音符と肩に一羽のフクロウが留まっていた。
顔が丸く目が黒い、ホホーと言う姿からエゾフクロウと推測される。
亮は歌を歌うのがメインとなるバッファーとなるため、周りを飛び亮のかわりに攻撃を仕掛ける役割を持つ。
亮のまわりに浮いている音符達は様々な音を発し、バリアを形成したり亮の歌声の調子に依存して増えたり減ったりする。
自分のやるべき事をやらねばならない、そう思った亮が胸に手を置き先程と同じように歌い始めた。
変身する前とは明らかに、魔力によって増強された歌のパワーは桁違いだった。
指まで見えている静羽の侵食はみるみるうちに剥がれていき、後は指先だけになる。
しかしそこで白羽達が考えた時間よりも早くバルログとガーゴイルの群れが到着し、白羽達に襲いかかった。
亮は臆する事無く音符達を駆使し、白羽や静羽だけでなく愛莉と治療されていた親子をバリアで護る。
その間もずっと亮は歌い続け、自分の歌声が魔物達に効果があるよう強い心を持ち続けた。
バリアを破ろうとガーゴイルは引っ掻いたり上に登ったりして攻撃を与えているが、それはビクともしない。
「亮あと少しだ、静羽の治療が終われば攻撃を仕掛ける!」
白羽の言葉に亮は歌いながら頷いた。
あと少しで侵食が剥がれる時に、白羽は静羽にとある提案をする。
「静羽、徹や楓真そして楓もすぐに着くとは思うが、これが治ったらせっかくの機会なら、あの呪文を使ってみないか?」
それは文化祭の後静羽が起きてから行ったペア登録の時に見た呪文の事だ。
せっかく登録をしたとしても、使わなければただの宝の持ち腐れである。
「うん、やってみたい」
そう静羽が返してすぐ、指の感覚が戻りいつもの様に手を動かせるようになった。
幸いな事に痛みや後遺症も現段階では見られない。
「うん、大丈夫しっかり剥がれたみたい。ありがとう、行けるよ」
「亮、出るぞ」
掛け声を聞いた亮がバリアを自分と愛莉達に張り直す。
瞬間、外に出た2人は呪文を唱えた。
【Zusammen fliegen!】
身体が霧に包まれ姿が変わっていく。
白と黒をベースに、飾りの色はお互いの瞳の色が採用された軍服を着ており、お互いの片目はリンクさせ同じ色に光っている。
武器は変わらずいつも通りのようだ。
この状態になった事で、お互いの位置や考えている事がより分かりやすくなった。
口にこそ出しはしなかったが、白羽は自分の魔力がいつもよりも強まっている事を感じ取った。
自然と身体が動き、2人が攻撃を始める。
素早く移動しどの攻撃を敵に当て、どのルートを使ってどんな技を出すか、何も言わずとも手に取るようにわかった。
タイミングが合えばより効率化され、技の威力も高まる。
そんな2人を歌いながらも見ていた亮は、自分が映画を見ているような気持ちになった。
バルログの周りにいたガーゴイルはどんどん駆逐され消えていく。
後ろで見ていたバルログの顔にも怒りが満ち溢れているようだ。
「グオオオオォッ!」
雄たけびと共にバルログの体中が炎に包まれ、風を切る音が振り回される大剣から聞こえる。
周りに燃えるものはないというのに、白羽と静羽が避けた後の地面には炎が燃えて残った。
白羽も静羽もタイミングを見計らいながら殴りかかろうとするが、バルログもそれを察知し攻撃を防いでいる。
気を抜けば一瞬が命取りになるだろう。
そしてバルログの周りを覆っている炎がとても邪魔だ。
あの炎のせいで攻撃ダメージが半減しており、あれをどうにか剥がさなければと考えていた矢先、バルログの身体がさらに強化された。
炎につつまれているというのに、身体が一部メタル化しアーマーのように装備されている。
「くそっ!さっき喰ったメタルヒューマンか!!」
徹が共有してくれた情報で、バルログが捕食をしていたのはわかっていた。
ただそれによってどういう効果があるのかは知らず、白羽達は目の前で今その効果があるかを理解する。
「やべーなあいつ…」
徹が合流し強化された姿を見て驚いている。
楓真もすぐそこまで来ており、姿が見えていた。
「ふっ…全員集合したなら…俺らも全力で戦おうじゃないか!!」
「そうこなくちゃな!」
そこにいた全員の心が一つになり、決意を固ると背後にそれぞれの守護神が現れる。
楓真:イザナギ、楓:イザナミ、徹:雷神、愛莉:アスクレピオス、そして白羽:タナトス。
変身歴が浅い亮と空にはおらず、静羽の場合は神の子の生まれ変わりなので今後守護神がつくかどうか不明である。
再度バルログが雄たけびを上げ武器を振り回し攻撃してきた。
それだけでなく、手から火炎放射を放ちその場を火の海にしてしまう。
背後にあった森にも引火すると、それは激しく燃え上がり木々がバチバチと音を立てている。
幸い戦っているこちら側は、服に引火するほど魔力が低いわけではないので大丈夫だが、このままでは境内のほうに火が向かっていってしまう。
「静羽ちゃんちょっと手伝って!」
そう言ったのは徹で攻撃を白羽や楓真と楓にまかせ、海のほうへ行きたいと言ってくる。
何か案があるようだ。
静羽はなんとなくそれだけで何をしたいのかを察し、徹に合わせ海へ向かう。
「準備はいい?」
「おう!頼む!」
【海よ!竜となりてバルログを襲撃せよ!】
【雷よ、水と一体なれ!出でよ、水雷竜!!】
徹と静羽の技が合わさり、水の竜の上に徹がサーファーのように乗ると同時に雷を水に融合させた。
翼のない長い竜が海の水を用いてまとまり勢いよくバルログにぶつかり、バルログを纏っていた炎が下火になる。
そしてそのまま森の方へと進み、バルログが引火させた火事を消していく。
早急な対応をしなければ、火が広がってしまうのがわかっていたからだ。
【奴を逃がすな!イザナミ、魂を捕えよ!】
【幻覚を見ながら眠るがいい!イザナギ、幻覚夢!】
炎がきえかけているバルログは楓によって魂を掴まれ、楓真によって現実と夢の堺がわからなくなり、幻覚を見るようになった。
バルログは自分の身に何が起きているわからず、その場で動けなくなる。
「白羽!今だ!」
【お前との戦闘で死んだ奴らは戻ってこない…、それも含めて…お前も俺が弔ってやろう…。永遠に眠るがいい…!タナトス、冥界の鎮魂歌!】
苦しんでいるバルログを白羽から出された棺が覆い喰らう。
閉じ込められたバルログはなすすべなく、その中で息を引き取った。
その棺はタナトスが回収し、連れて帰るようだ。
戦闘が終わって辺りを見渡すと、森の中の日は下火にはなっているものの、もう少し消火活動が必要だろう。
あと一人メタルヒューマンがいたはずだが暴れまわっている様子が感じられない事から、死んだのだろうOBか軍の隊員のどちらかが倒したと思われる。
白羽達の戦闘が終わった事がわかったのか、近くに来ていた救助隊と消防隊が活動を開始した。
いつものように愛莉が手当てについて説明をし、男の子を一人にするわけにもいかないと言うことで付き添うようだ。
あとで連絡し合流することを伝え、愛莉は救助隊と一緒に去って行った。
警察や軍も後から白羽達に駆け寄り、状況の説明を求められる。
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