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113.ファーストキス
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初めて白羽の口から聞いた、自分に対する好きという気持ち。
感極まって込み上げてくる涙を静羽はなんとか堪えた。
「私も…あの時から、白羽くんが大好き」
その言葉を聞いて、白羽も嬉しかったのか微笑む。
そして自分のポケットから何かを取り出し静羽に見せた。
「これ…は?」
白羽は中央から横向きに開く箱を開けて見せる。
「静羽…正式に彼女…いや、婚約者になってほしい」
「えっ…」
箱の中に入っていたのは白羽が選んでくれた、お揃いの指輪で、シルバーの本体にそれぞれ赤と青の色の宝石が埋め込まれている。
彼女ではなく婚約者、それは彼女よりも1つ上の存在だ。
「わ…、私…彼女って…言われると思ってて…」
「もうお互いの事は、一緒に暮らしてるしある程度は分かってるだろう?」
「…そうだけど…ビックリ…してて…。本当に…私でいいの…?」
「あぁ……受け取ってほしい」
「うん…、えっと…よろしく…お願い…します?」
クスッと笑った白羽が指輪を取り、静羽の左手を掴む。
スっと薬指に指輪を通し、ゆっくりと奥へ押し込んだ。
ジャストサイズの指輪、薬指にはめられた指輪で光っているのは赤色の宝石だ。
「私の指にぴったり…!」
「ごめん、まだ静羽が寝ていた時期に…指のサイズを勝手に測った…」
「あぁ…!だからぴったりなんだね…。凄く嬉しい、白羽くんの瞳の色と同じ色の宝石の指輪…」
「俺のも…はめてくれる?」
「うん」
ぎこちない手つきで白羽の左手を取る。
渡された指輪を左手に通し奥へ。
途中、関節部分で少し引っ掛かりはしたが、無事に奥まではめ終わった。
白羽からのありがとうを聞いた後、静羽は自分の薬指をまた見返す。
夢ではないだろうか?本当に自分の薬指に指輪がはめられている。
「なんか…ちょっとまだ実感がわかなくて…、でも自分の薬指見たらちゃんと指輪があって…、凄く…嬉しいけど頭が追いついてないの…。私…白羽くんの1番になれたって…こと?」
「静羽のいう1番がナンバーワンなのだとしたら、それは違う」
「……えっ…」
「ナンバーワンは替えがきく、他になれる人がいるんだ。でも俺にとって静羽はOnly one、他に替えなんていない」
「……あ……う」
こんな時どんな言葉を返せばいいのだろう。
身体の内側から湧き上がる喜びに言葉を失い、我慢していた嬉し涙が溢れ出す。
親の道具でしかなく捨てられ、学校でいじめにもあい、一緒に暮らしていた祖母も他界し1人になりながら、自分が生きていることに価値を見いだせず、何度も挫けそうになって、それでも白羽の事を思い出して頑張り続けた日々。
やっと生きていてよかったと、報われた気持ちになった。
何より大好きでたまらない白羽から、心を癒してくれる最高の言葉をもらった。
「わ…たし…今まで…、生きてて…よかった…」
泣いていて途切れ途切れにしか出せない言葉。
そんな静羽を、白羽は優しく包み込むように抱きしめた。
「大丈夫だ…気の済むまで泣けばいい」
白羽の腕に抱かれながら一頻り泣くと、持ってきたタオルで顔を拭き、近くにあったベンチに2人で座って気持ちを整えた。
その間も白羽はずっと腰に手を回して抱きしめる形になっており、今までで1番距離が近い。
「少しは落ち着いた?」
「うん…ありがとう。まだ…夢みたい、白羽くんとこうなれたらいいなって…ずっと思ってたから」
「夢だったらどうする?」
「たとえ夢だったとしても、私は白羽くんの事ずっと待ってるよ。だって、迎えに来てくれるって約束したから」
そう言いながら左手を前に出し、目をキラキラさせながら指輪を眺める。
これは夢ではない。
白羽が本当にくれた婚約指輪であり、愛の証。
クリスマスの光に反射するシルバーがとても美しい。
「気に入ってくれたみたいでよかった」
「当たり前だよ!白羽くんがくれたものは何だって嬉しい。でもこの指輪は特別…今日の日も、凄く特別だよ」
そう言いながら見上げた白羽が真剣な表情で静羽を見つめ返した。
咄嗟に恥ずかしさが込み上げて静羽は視線を逸らす。
こんなに近くで見つめられた事なんてない。
『どうしよう…こんなに近いと顔をまともになんて見れないよ…心臓…バクバクする…』
静羽が顔を逸らしてしまった事に対して、白羽も理解はしている。
自分も静羽を見つめる事も、この手で抱いていることも、近くで触れれる事も、全てが愛おしいのだから。
心臓もバクバクしているのは、静羽だけではないのだ。
「静羽…」
耳元で名前を呼ばれ、身体がピクッと反応する。
「俺のほう…見て」
頭がパニックだ。
今白羽の顔を見てしまったら倒れるんじゃないだろうか…。
そう思いながらも、静羽はゆっくりと真っ赤になった顔を上げ、困った表情をして見上げた。
「大丈夫…静羽だけじゃない、俺だって…慣れてない」
そう言いながら白羽は2人のおでこが軽く当たる距離まで近付く。
「これからずっと…一緒にいるんだから、2人で慣れよう?」
「きゅ…急には無理だよおぉ…。う…うぅ…恥ずかしい…。でも…白羽くんも、一緒なんだよね…」
「そうだ、めちゃくちゃ今心臓バクバクしてる」
白羽が静羽の手を取り握る。
指を絡めてギュッとしながら、何も言わず少しずつ近付いていく顔と顔。
吐息が聞こえ、ふっと肌に風があたる。
周りの音なんて何も聞こえなくなり、お互いのことしか認識出来なくなった瞬間、2人の温度が交差した。
「……んっ」
しっとりとした柔らかい唇が重なる。
優しくて甘い、大好きな人とのファーストキス。
何秒かなんて数えられるはずの無いその時間は、一瞬で過ぎていった。
唇が離れた後もう一度、おでこをこつんとくっつける距離に白羽がいる。
今までにない最高に甘いひと時に、静羽の顔はとろんと溶けているようだった。
「キス…甘い…好き」
こんな時に語彙力などあったものじゃない。
でも今はそれしか考えられず、自然と口から漏れるように言葉を吐く。
至近距離でキスが好きなんて言われたら、さすがの白羽も冷静ではいられない。
「…静羽…、好きだ」
「…んっ!ふ…、んんっ…ん!」
離した唇がまた元に戻る。
今度は上に重ねるだけでなく、何度もお互いの唇の感触を覚えるように、時に優しく…時に吸い付いて。
今までの恋人として過ごしたかった時間を、呪いという縛りで出来なかった事を、取り戻すように。
お互いに満足するまで口づけをすると、無言のまま抱き合って時を過ごす。
どのくらいこの場所にいただろう。
気付けば人の声も人気も疎らになってきているようだった。
「ずっとここにいるわけにもいかないし、一回りした後カフェで飲み物買って帰ろう」
「……うん」
長い間居座ったベンチから立ち、二人は歩き出した。
公園内に見える人はほぼカップルのような状態で、自分達もそのカップルの中の一つだと思うと不思議だ。
綺麗なツリーを眺め、周りに落ちるレインボーカラーに照らされた水流を通り過ぎて公園内にあるカフェに入ると、二人で飲み物を注文しお店を後にした。
荷物を取りに駅に戻り路面電車に乗り込むと、来た時と同じように2人で電車の中を過ごす。
でも来た時と違うのは、2人ともお揃いの指輪を付けていることと、もっと距離が近くなったということ。
最寄り駅から家へ戻り、静羽の家の玄関まで白羽は送ってくれた。
「今日はありがとう、とっても楽しかった。きっと今日の事一生忘れないと思う」
「俺も楽しかった、また二人で出かけよう。今日はもう遅い…だから、おやすみ」
そう言いながら去ろうとした白羽に…
「待って…!」
静羽が抱きつく。
「まだ…行かない…で」
感極まって込み上げてくる涙を静羽はなんとか堪えた。
「私も…あの時から、白羽くんが大好き」
その言葉を聞いて、白羽も嬉しかったのか微笑む。
そして自分のポケットから何かを取り出し静羽に見せた。
「これ…は?」
白羽は中央から横向きに開く箱を開けて見せる。
「静羽…正式に彼女…いや、婚約者になってほしい」
「えっ…」
箱の中に入っていたのは白羽が選んでくれた、お揃いの指輪で、シルバーの本体にそれぞれ赤と青の色の宝石が埋め込まれている。
彼女ではなく婚約者、それは彼女よりも1つ上の存在だ。
「わ…、私…彼女って…言われると思ってて…」
「もうお互いの事は、一緒に暮らしてるしある程度は分かってるだろう?」
「…そうだけど…ビックリ…してて…。本当に…私でいいの…?」
「あぁ……受け取ってほしい」
「うん…、えっと…よろしく…お願い…します?」
クスッと笑った白羽が指輪を取り、静羽の左手を掴む。
スっと薬指に指輪を通し、ゆっくりと奥へ押し込んだ。
ジャストサイズの指輪、薬指にはめられた指輪で光っているのは赤色の宝石だ。
「私の指にぴったり…!」
「ごめん、まだ静羽が寝ていた時期に…指のサイズを勝手に測った…」
「あぁ…!だからぴったりなんだね…。凄く嬉しい、白羽くんの瞳の色と同じ色の宝石の指輪…」
「俺のも…はめてくれる?」
「うん」
ぎこちない手つきで白羽の左手を取る。
渡された指輪を左手に通し奥へ。
途中、関節部分で少し引っ掛かりはしたが、無事に奥まではめ終わった。
白羽からのありがとうを聞いた後、静羽は自分の薬指をまた見返す。
夢ではないだろうか?本当に自分の薬指に指輪がはめられている。
「なんか…ちょっとまだ実感がわかなくて…、でも自分の薬指見たらちゃんと指輪があって…、凄く…嬉しいけど頭が追いついてないの…。私…白羽くんの1番になれたって…こと?」
「静羽のいう1番がナンバーワンなのだとしたら、それは違う」
「……えっ…」
「ナンバーワンは替えがきく、他になれる人がいるんだ。でも俺にとって静羽はOnly one、他に替えなんていない」
「……あ……う」
こんな時どんな言葉を返せばいいのだろう。
身体の内側から湧き上がる喜びに言葉を失い、我慢していた嬉し涙が溢れ出す。
親の道具でしかなく捨てられ、学校でいじめにもあい、一緒に暮らしていた祖母も他界し1人になりながら、自分が生きていることに価値を見いだせず、何度も挫けそうになって、それでも白羽の事を思い出して頑張り続けた日々。
やっと生きていてよかったと、報われた気持ちになった。
何より大好きでたまらない白羽から、心を癒してくれる最高の言葉をもらった。
「わ…たし…今まで…、生きてて…よかった…」
泣いていて途切れ途切れにしか出せない言葉。
そんな静羽を、白羽は優しく包み込むように抱きしめた。
「大丈夫だ…気の済むまで泣けばいい」
白羽の腕に抱かれながら一頻り泣くと、持ってきたタオルで顔を拭き、近くにあったベンチに2人で座って気持ちを整えた。
その間も白羽はずっと腰に手を回して抱きしめる形になっており、今までで1番距離が近い。
「少しは落ち着いた?」
「うん…ありがとう。まだ…夢みたい、白羽くんとこうなれたらいいなって…ずっと思ってたから」
「夢だったらどうする?」
「たとえ夢だったとしても、私は白羽くんの事ずっと待ってるよ。だって、迎えに来てくれるって約束したから」
そう言いながら左手を前に出し、目をキラキラさせながら指輪を眺める。
これは夢ではない。
白羽が本当にくれた婚約指輪であり、愛の証。
クリスマスの光に反射するシルバーがとても美しい。
「気に入ってくれたみたいでよかった」
「当たり前だよ!白羽くんがくれたものは何だって嬉しい。でもこの指輪は特別…今日の日も、凄く特別だよ」
そう言いながら見上げた白羽が真剣な表情で静羽を見つめ返した。
咄嗟に恥ずかしさが込み上げて静羽は視線を逸らす。
こんなに近くで見つめられた事なんてない。
『どうしよう…こんなに近いと顔をまともになんて見れないよ…心臓…バクバクする…』
静羽が顔を逸らしてしまった事に対して、白羽も理解はしている。
自分も静羽を見つめる事も、この手で抱いていることも、近くで触れれる事も、全てが愛おしいのだから。
心臓もバクバクしているのは、静羽だけではないのだ。
「静羽…」
耳元で名前を呼ばれ、身体がピクッと反応する。
「俺のほう…見て」
頭がパニックだ。
今白羽の顔を見てしまったら倒れるんじゃないだろうか…。
そう思いながらも、静羽はゆっくりと真っ赤になった顔を上げ、困った表情をして見上げた。
「大丈夫…静羽だけじゃない、俺だって…慣れてない」
そう言いながら白羽は2人のおでこが軽く当たる距離まで近付く。
「これからずっと…一緒にいるんだから、2人で慣れよう?」
「きゅ…急には無理だよおぉ…。う…うぅ…恥ずかしい…。でも…白羽くんも、一緒なんだよね…」
「そうだ、めちゃくちゃ今心臓バクバクしてる」
白羽が静羽の手を取り握る。
指を絡めてギュッとしながら、何も言わず少しずつ近付いていく顔と顔。
吐息が聞こえ、ふっと肌に風があたる。
周りの音なんて何も聞こえなくなり、お互いのことしか認識出来なくなった瞬間、2人の温度が交差した。
「……んっ」
しっとりとした柔らかい唇が重なる。
優しくて甘い、大好きな人とのファーストキス。
何秒かなんて数えられるはずの無いその時間は、一瞬で過ぎていった。
唇が離れた後もう一度、おでこをこつんとくっつける距離に白羽がいる。
今までにない最高に甘いひと時に、静羽の顔はとろんと溶けているようだった。
「キス…甘い…好き」
こんな時に語彙力などあったものじゃない。
でも今はそれしか考えられず、自然と口から漏れるように言葉を吐く。
至近距離でキスが好きなんて言われたら、さすがの白羽も冷静ではいられない。
「…静羽…、好きだ」
「…んっ!ふ…、んんっ…ん!」
離した唇がまた元に戻る。
今度は上に重ねるだけでなく、何度もお互いの唇の感触を覚えるように、時に優しく…時に吸い付いて。
今までの恋人として過ごしたかった時間を、呪いという縛りで出来なかった事を、取り戻すように。
お互いに満足するまで口づけをすると、無言のまま抱き合って時を過ごす。
どのくらいこの場所にいただろう。
気付けば人の声も人気も疎らになってきているようだった。
「ずっとここにいるわけにもいかないし、一回りした後カフェで飲み物買って帰ろう」
「……うん」
長い間居座ったベンチから立ち、二人は歩き出した。
公園内に見える人はほぼカップルのような状態で、自分達もそのカップルの中の一つだと思うと不思議だ。
綺麗なツリーを眺め、周りに落ちるレインボーカラーに照らされた水流を通り過ぎて公園内にあるカフェに入ると、二人で飲み物を注文しお店を後にした。
荷物を取りに駅に戻り路面電車に乗り込むと、来た時と同じように2人で電車の中を過ごす。
でも来た時と違うのは、2人ともお揃いの指輪を付けていることと、もっと距離が近くなったということ。
最寄り駅から家へ戻り、静羽の家の玄関まで白羽は送ってくれた。
「今日はありがとう、とっても楽しかった。きっと今日の事一生忘れないと思う」
「俺も楽しかった、また二人で出かけよう。今日はもう遅い…だから、おやすみ」
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