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103.共存
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清忠は歌う。
戦う2人と自分を鼓舞するために。
強くあれ 私の望む未来のために
個性的 他人と違うこと
私には私しかない物がある
変わってる 人はそう言うけれど
私にはそれが自慢なの
人から言われて 変わる自分なんて自分じゃない
大好きなものを 存分に楽しみたいじゃない
強くあれ 私の望む未来のために
美しくあれ 何事にも負けない心を持って
挑戦しろ 挑む事をやめたら終わり
前を向け それが自分の信じる道ならば
清忠の声は遠くまで響くような綺麗な声だ。
男性と言う力強さを活かしつつも、聞いている人を清々しい気持ちにさせてくれる。
その歌声を聞いたひなたと美月も、身体が軽く動きやすくなったようだ。
人であった男のクモは一回り大きくなっており、様々な攻撃が繰り出される。
前のめりになりながら殴るモーションや、お尻から吐き出される糸、足による連続攻撃を避けながら美月とひなたは応戦する。
ゴスロリのフリルがたくさんついた服でさえ、戦闘能力は衰えることはない。
それはそうだ、普段から2人ともそう言う服を着て出かけることが趣味なのだから。
自分の好きなデザインの服を着て戦う事は、戦っている本人達にとってプラスしかない。
繰り出される攻撃で土煙が上がる。
それを避けるように飛び上がった美月が反撃した。
素早く動き回り紐をくくりつけていく、そして最終的にひとまとめにしようと引っ張ると、脚が縮こまり内側にまとまった。
そこへやってきて武器を突き刺し、今度はひなたが火属性の魔法を放つ。
【白き炎で焼き尽くせ!Incandescent burst!!】
ひなたから放たれた炎は美月の紐を通してクモへと流れていった。
焦げ目がつくように焼けた身体が黒くなっていく。
一時的に動きが止まったが、どうやらクモは脱皮のようなしぐさを見せ、新しい身体に生まれ変わろうとしていた。
『いけない…このまま新しい身体になっては面倒くさくなるわ…』
【剣よ、その刃を雷を纏いて切り刻め!雷刃の舞!】
清忠の持っていた蛇腹剣が伸びクモへ向かって巻き付いて行ったかと思うと、雷と共に身体を切り刻み分裂させる。
そしてその状態になったクモは力を失い、メタルの液体の状態になると地面に落ち蒸発した。
――――――
御前試合の会場では激しい戦いが続いていた。
幾度もミルカから放たれた毒を吸わないように静羽も避けてはいるが、かすった程度の霧が蓄積されじわじわと静羽の身体を浸食していく。
『身体が…熱い。これは…なんの毒?』
幾度となく繰り返された攻撃に、最初は余裕があった静羽も次第に動きが鈍くなり始めていた。
ハァハァと肩でする呼吸と熱くなる体温で、次にミルカから繰り出された、蔓の攻撃を避けるのが一瞬遅れる。
それをミルカは見逃さなかった。
足に巻きついた蔓が静羽の肌にくい込み、傷をあたえながら引っ張られて地面に伏せる。
直ぐにその状況から蔓を切り距離をとるが、その距離を取った先で身体の異変に耐えられなくなり倒れた。
その状況を見ていた白羽も、必死に声をかけ中に入ろうとしているが、その声は届く事はない。
『清忠のところはまだか…!?くそ…』
滲み出る苛立ちの表情。
あの時無理にでも止めておくべきだったのではないか…と、自分を責めても仕方がない。
だが視線の先で、自分の大切な人が嬲られているのをただ見ているだけしか出来ないなど、白羽は苦痛で耐えられなかった。
フィールドの真ん中で横たわっている静羽は、ミルカに刃を向けられ今にも最後の一撃をくらいそうな状態だ。
静羽の意識は朦朧としていて、横たわったところから眺めるミルカの姿もぼやけている。
「あんた…本当、目障りだった。でもようやく…これであんたを消せる…」
「白羽…くんは、そんなこと…しても…喜んだり…し…ゔあっ!」
まだ言うか…と言うように、ミルカは静羽をだまらせるためにもう一度傷を与えた。
「最後に言い残したことはある?それだけ聞いてあげるわ…」
「白羽くんは…あなたにとって…何…?」
その質問を聞いてミルカは不敵に微笑む。
そして恐ろしい顔でこう言った。
「そうね…あなたがいなくなったら、タイミングを見計らって、もっと私に逆らえないように制限を増やすわ。私の大事な部屋に閉じ込めて…、私の言う事だけ聞けるように、私なしでは生きられないように…、そして二人で楽しむの。二人と言う世界を…今まで邪魔が入った分…全て。きっと白羽くんも私に溺れ、私以外の人になど見向きもしなくなる…。あぁ…なんて幸せな世界なの…。白羽くんは…私の全て、私のもの、誰にも渡さない…。だから私と白羽くんの世界にあんたはいらない…。私と白羽くんの幸せのために…死んで」
白羽の気持ちなど考えてもいない言葉。
狂った考えと、今で実行してきた行い、そして何よりも白羽ではなく自分の事を優先し、一人の人間としてすら扱わないだろう言葉に、静羽はとうとう自分の中で何かが切れる音がした。
「死ね」
ミルカの言葉と共に振り下ろされる刃。
その刃は突き刺すように躊躇なく静羽の身体を目掛けて降りてくる。
――ガキンッ!――
静羽の心臓の部分を狙ったその刃が何かに当たった音がした。
三叉槍はその時点で刃の部分が折れる。
と同時に何かに気付いたミルカは軽快に飛び跳ねて下がった。
倒れていた静羽がゆっくりとゆらりとしながら起き上がる。
「もう…茶番は…終わりです。覚悟は…よろしいですか」
辺りの天気が一変し嵐が起こる。
日が遮られ暗くなった会場内でも尚、起き上がった静羽の目は開いた状態で瞬きもなく光っていた。
それと同時に身体からも淡い光を放ち、微かに静羽ではない透明だが存在がわかる追加の4枚の羽と違うシルエットの衣装がうっすらと見える。
髪も黒から白へとグラデーションになっており、顔は無表情になっていた。
そして静羽から発せられる魔力の威圧感は凄まじく、魔力がある人であれば瞬時に、この人には勝てないという絶望感が押し寄せるほどだった。
『これは…まさか…』
白羽もミルカも静羽の状態に心当たりがあった。
Diva angel、そしてヒメカと言う存在だ。
静羽のWorldの力とヒメカのDiva angelの力、2つが共存しており、溢れ出る魔力が会場全体を埋めつくしている。
そして、時を同じくして解除された清忠の功績により、中に入れなかっただろうバリアが割れる。
それにより外に出られるようになった事に気付いた会場内の人は、外へと逃げ脱出して行った。
『くっ…この魔力…動けない。動けないだけじゃない…思考も鈍る…。なんて馬鹿げた力…、これでもまだ…本人じゃ…ない…なんて』
動けないミルカの前にゆっくりと移動する静羽。
無表情のまま、片膝をつけて屈んでいるミルカを上から見下ろしている。
「どうして…片膝をついているの…?」
冷静な声で、冷たく問うその質問は今のミルカにとっては屈辱だろう。
さっきまで威勢よく死ねと言っていた本人が、立場が逆転し見下ろされているのだから。
「…今まで…ずっと…我慢してきた分…、私じゃなくて…白羽くんの分…一発…殴らせてもらうね」
目を細めた静羽はゆっくりと手を上げ、そして…
――ドンッ!――
「がぁっ!!」
勢いよく吹っ飛ばされていくミルカ。
壁に激突し、壁が凹む。
自分の魔力を使って、衝撃を吸収しようと体制をとったにも関わらず。
その衝撃でミルカは吐血し、壁から地面へとドサッと音を立てながら落ちた。
「本当なら…私があなたを…殺してもいいのかもしれないけど…、私はあなたじゃないから…」
「静羽!」
バリアが割れ中に入って来た白羽をゆっくりと顔を向け眺める静羽。
「はやく…病院につれていかないと…、死んじゃうよ。たぶん…全身いろんな骨が逝ってると思うから…」
ぽつぽつといつもの静羽の声とは思えないない冷たい声でそう言われた白羽は、九条に連絡し救急車の手配を頼んだ。
それを見届けた静羽は白羽にゆっくりと話す。
「このまま…地下に行く。ついてきて…、呪い…解く」
戦う2人と自分を鼓舞するために。
強くあれ 私の望む未来のために
個性的 他人と違うこと
私には私しかない物がある
変わってる 人はそう言うけれど
私にはそれが自慢なの
人から言われて 変わる自分なんて自分じゃない
大好きなものを 存分に楽しみたいじゃない
強くあれ 私の望む未来のために
美しくあれ 何事にも負けない心を持って
挑戦しろ 挑む事をやめたら終わり
前を向け それが自分の信じる道ならば
清忠の声は遠くまで響くような綺麗な声だ。
男性と言う力強さを活かしつつも、聞いている人を清々しい気持ちにさせてくれる。
その歌声を聞いたひなたと美月も、身体が軽く動きやすくなったようだ。
人であった男のクモは一回り大きくなっており、様々な攻撃が繰り出される。
前のめりになりながら殴るモーションや、お尻から吐き出される糸、足による連続攻撃を避けながら美月とひなたは応戦する。
ゴスロリのフリルがたくさんついた服でさえ、戦闘能力は衰えることはない。
それはそうだ、普段から2人ともそう言う服を着て出かけることが趣味なのだから。
自分の好きなデザインの服を着て戦う事は、戦っている本人達にとってプラスしかない。
繰り出される攻撃で土煙が上がる。
それを避けるように飛び上がった美月が反撃した。
素早く動き回り紐をくくりつけていく、そして最終的にひとまとめにしようと引っ張ると、脚が縮こまり内側にまとまった。
そこへやってきて武器を突き刺し、今度はひなたが火属性の魔法を放つ。
【白き炎で焼き尽くせ!Incandescent burst!!】
ひなたから放たれた炎は美月の紐を通してクモへと流れていった。
焦げ目がつくように焼けた身体が黒くなっていく。
一時的に動きが止まったが、どうやらクモは脱皮のようなしぐさを見せ、新しい身体に生まれ変わろうとしていた。
『いけない…このまま新しい身体になっては面倒くさくなるわ…』
【剣よ、その刃を雷を纏いて切り刻め!雷刃の舞!】
清忠の持っていた蛇腹剣が伸びクモへ向かって巻き付いて行ったかと思うと、雷と共に身体を切り刻み分裂させる。
そしてその状態になったクモは力を失い、メタルの液体の状態になると地面に落ち蒸発した。
――――――
御前試合の会場では激しい戦いが続いていた。
幾度もミルカから放たれた毒を吸わないように静羽も避けてはいるが、かすった程度の霧が蓄積されじわじわと静羽の身体を浸食していく。
『身体が…熱い。これは…なんの毒?』
幾度となく繰り返された攻撃に、最初は余裕があった静羽も次第に動きが鈍くなり始めていた。
ハァハァと肩でする呼吸と熱くなる体温で、次にミルカから繰り出された、蔓の攻撃を避けるのが一瞬遅れる。
それをミルカは見逃さなかった。
足に巻きついた蔓が静羽の肌にくい込み、傷をあたえながら引っ張られて地面に伏せる。
直ぐにその状況から蔓を切り距離をとるが、その距離を取った先で身体の異変に耐えられなくなり倒れた。
その状況を見ていた白羽も、必死に声をかけ中に入ろうとしているが、その声は届く事はない。
『清忠のところはまだか…!?くそ…』
滲み出る苛立ちの表情。
あの時無理にでも止めておくべきだったのではないか…と、自分を責めても仕方がない。
だが視線の先で、自分の大切な人が嬲られているのをただ見ているだけしか出来ないなど、白羽は苦痛で耐えられなかった。
フィールドの真ん中で横たわっている静羽は、ミルカに刃を向けられ今にも最後の一撃をくらいそうな状態だ。
静羽の意識は朦朧としていて、横たわったところから眺めるミルカの姿もぼやけている。
「あんた…本当、目障りだった。でもようやく…これであんたを消せる…」
「白羽…くんは、そんなこと…しても…喜んだり…し…ゔあっ!」
まだ言うか…と言うように、ミルカは静羽をだまらせるためにもう一度傷を与えた。
「最後に言い残したことはある?それだけ聞いてあげるわ…」
「白羽くんは…あなたにとって…何…?」
その質問を聞いてミルカは不敵に微笑む。
そして恐ろしい顔でこう言った。
「そうね…あなたがいなくなったら、タイミングを見計らって、もっと私に逆らえないように制限を増やすわ。私の大事な部屋に閉じ込めて…、私の言う事だけ聞けるように、私なしでは生きられないように…、そして二人で楽しむの。二人と言う世界を…今まで邪魔が入った分…全て。きっと白羽くんも私に溺れ、私以外の人になど見向きもしなくなる…。あぁ…なんて幸せな世界なの…。白羽くんは…私の全て、私のもの、誰にも渡さない…。だから私と白羽くんの世界にあんたはいらない…。私と白羽くんの幸せのために…死んで」
白羽の気持ちなど考えてもいない言葉。
狂った考えと、今で実行してきた行い、そして何よりも白羽ではなく自分の事を優先し、一人の人間としてすら扱わないだろう言葉に、静羽はとうとう自分の中で何かが切れる音がした。
「死ね」
ミルカの言葉と共に振り下ろされる刃。
その刃は突き刺すように躊躇なく静羽の身体を目掛けて降りてくる。
――ガキンッ!――
静羽の心臓の部分を狙ったその刃が何かに当たった音がした。
三叉槍はその時点で刃の部分が折れる。
と同時に何かに気付いたミルカは軽快に飛び跳ねて下がった。
倒れていた静羽がゆっくりとゆらりとしながら起き上がる。
「もう…茶番は…終わりです。覚悟は…よろしいですか」
辺りの天気が一変し嵐が起こる。
日が遮られ暗くなった会場内でも尚、起き上がった静羽の目は開いた状態で瞬きもなく光っていた。
それと同時に身体からも淡い光を放ち、微かに静羽ではない透明だが存在がわかる追加の4枚の羽と違うシルエットの衣装がうっすらと見える。
髪も黒から白へとグラデーションになっており、顔は無表情になっていた。
そして静羽から発せられる魔力の威圧感は凄まじく、魔力がある人であれば瞬時に、この人には勝てないという絶望感が押し寄せるほどだった。
『これは…まさか…』
白羽もミルカも静羽の状態に心当たりがあった。
Diva angel、そしてヒメカと言う存在だ。
静羽のWorldの力とヒメカのDiva angelの力、2つが共存しており、溢れ出る魔力が会場全体を埋めつくしている。
そして、時を同じくして解除された清忠の功績により、中に入れなかっただろうバリアが割れる。
それにより外に出られるようになった事に気付いた会場内の人は、外へと逃げ脱出して行った。
『くっ…この魔力…動けない。動けないだけじゃない…思考も鈍る…。なんて馬鹿げた力…、これでもまだ…本人じゃ…ない…なんて』
動けないミルカの前にゆっくりと移動する静羽。
無表情のまま、片膝をつけて屈んでいるミルカを上から見下ろしている。
「どうして…片膝をついているの…?」
冷静な声で、冷たく問うその質問は今のミルカにとっては屈辱だろう。
さっきまで威勢よく死ねと言っていた本人が、立場が逆転し見下ろされているのだから。
「…今まで…ずっと…我慢してきた分…、私じゃなくて…白羽くんの分…一発…殴らせてもらうね」
目を細めた静羽はゆっくりと手を上げ、そして…
――ドンッ!――
「がぁっ!!」
勢いよく吹っ飛ばされていくミルカ。
壁に激突し、壁が凹む。
自分の魔力を使って、衝撃を吸収しようと体制をとったにも関わらず。
その衝撃でミルカは吐血し、壁から地面へとドサッと音を立てながら落ちた。
「本当なら…私があなたを…殺してもいいのかもしれないけど…、私はあなたじゃないから…」
「静羽!」
バリアが割れ中に入って来た白羽をゆっくりと顔を向け眺める静羽。
「はやく…病院につれていかないと…、死んじゃうよ。たぶん…全身いろんな骨が逝ってると思うから…」
ぽつぽつといつもの静羽の声とは思えないない冷たい声でそう言われた白羽は、九条に連絡し救急車の手配を頼んだ。
それを見届けた静羽は白羽にゆっくりと話す。
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